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2009-12-25 23:37 | カテゴリ:DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)-
 
随分間が開いてしまった朧です。
最終話直前(今日の夜中に放送)ですが、とりあえずまとめて3話分。
気になった点を簡単に感想をば。

最終話については、明日まとめたいと思います。


第09話 「出会いはある日突然に…」

一期の懐かしい二人(三人?(笑))が再び。
久良沢探偵事務所は相変わらずな様子ですなー。
つか、探偵のあのライター!
公式のファンブック読んだんで、あれが本編で使われたのを見て
ニヤリ(笑)

着替えたコスプレ姿は蘇芳の女の子の部分を隠し、その流れのままに
ラストの「紫苑」呼びと、衝撃の言葉…
視聴者目線では蘇芳の存在自体への疑問はありましたが、本人は愕然
でしょうし。

黒はとうとう髪を切り髭をそり、二年前の姿となって。
でもコートも仮面も無いという点ではまだ、元通りでもなくて。
黒、李、BK201又は黒の死神。
今回未咲さんから「李君」呼びされていましたし、相変わらず彼の
アイデンティティが多いですねぇ。
にしてもホント、タラシスキルまで回復している様子…
あの瞬間絶対「李君モード」だった筈なのに…見たかったー!(笑)

三鷹文書。
そこに書かれた「大きな災厄」を回避する為に暗躍…ですか。
一瞬見えたあの姿のアンバーは、あの時の彼女なのでしょうかねぇ。
そしてマダムは、ここにどう絡んでくるのか…
今回蘇芳を母親に会わせたのは、この事実を突きつける為だったと
思うんですが、彼女の狙いが未だ見えません。

葉月さんは、神社ではなく何だか裏の世界の一族の人だったらしく。
(つかお祖父さんの髪型に吹いた(爆))
「合理的思考」によって情など消えた筈なのに、揺れ動く心に戸惑う
様子が良かったですねぇ。


第10話 「偽りの街角に君の微笑みを…」

起承転結の「結」開始ですが、むしろ猫回…?
いや、まさか猫の本体が見られるとは思ってもみず。
猫と蘇芳の母親が2度も接点があったとはなぁ。
つか1度目はフツーに人間だった頃ですし(変態なオジ様だった!!)、
2度目は正に自分の体を喪った時なんですね。
モスクワの時から、あの猫の体をずっと使っていたとは。
にしても足首…足首って!!(爆笑)
足首で人を見分けられるってどんだけ変態なの!
折角の素敵なオジ様なのに台無しだよ!(笑)
あと、彼は外国人(ヨーロッパ系?)だったんですねぇ。
留学生だったとは…成程それで日本に適応していたんですねぇ。
テレビの前のあの姿は正に「日本のお父さん」的だったんで(笑)

「内緒だよ…」
ドール同士で何か特別な繋がり(ネットワーク)があるんでしょうか?
ジュライやマダムの双子などの方が、三号機間(元天文部?)のあの
ドール達よりも優位性がある様な気もするんですが。

え~と、未咲さんはホント、報われないなぁ…(汗)
蘇芳&ジュライを拾ったのは偶然の幸運だったし、ふつーに会話して
折角ちゃんとした黒とも再会出来たのに、あっさり殺されかけて、
しかもその庇ってもらった理由も「肉まん」って…(苦笑)
頑張れ、未咲~
あ、それとこの時の、黒にガシッと抱きつく蘇芳が可愛かった!
前のニカとのシーンが思い浮かんで、その体格の差に萌えたv
しかも黒も、触るな!じゃなくて抱きつかれたまましゃべっているし…
恋する乙女は全力ですv

耀子は…黒はやっぱりマジで尋問してました(汗)
でも聞き出して最後に、頬を撫ぜて…何落としてんのー?!
こんな時までタラシスキル…(沈)
にしてもあんな風に残虐に殺されるとは…葉月の黒への憎悪を
植えつける為、でしょうか?
誰がやったのか…マダムはしなさそうだし…
そろそろ出番をという意味ではCIAをプッシュしてみたり。

「未来の記憶を持つ老婆」…星見様、ですか。
ここで「未来の記憶」でアンバーと星見様がプッシュとは…
三鷹文書はアンバーの関係と思われていますが、星見様も関係して
いる様子。
というか「三鷹」文書って、国立天文台があったのが確か三鷹
だった筈…そこから、とか?
ドール独特の繋がりを感じる最近からすると、星見様もまた
「プログラムしていないのに話す」というイレギュラーな存在で。
ドール全てがリンクしていて、その情報をただひたすらに星見様が
バックアップとして保存しているんじゃなかろうか…とか?
彼女、今何処にいるんでしょうかねぇ。
やはり三号機間が押さえているんでしょうか?

「葉月様を…お守りしなければ…ッ」
「止めないと…葉月さんが…ッ!」
葉月が何らかの形でこの予言の出来事に関わっている様子。
「災厄」が起こったら、葉月の身が危険…とか?
黒に相似する様な彼女が何やら重要な模様。
そして「様」付けとかは、生田関係でも…とかなのでしょうか?

蘇芳の記憶、生じる齟齬。
蘇芳は8年前に死んでいる…
母親から語られたのは、まさに衝撃的な「真実」。
まさか蘇芳死亡が8年も前だったとは…てっきりあの2年前に
何かあったのかと思ったんですが、ミスリードされましたなぁ。
だとすると二度に亘る戸籍改竄のうち一度は「蘇芳の復活」時ですね。

猫と遭遇時に母親が妊娠中(臨月?)…って事は、ゲートが現れたのと
蘇芳&紫苑が生まれたのは同じ年なんですねぇ。
そして、あの水族館の思い出も偽り。
やはりMEで…って事でしょうか?
存在しない記憶を作り出して植えつける事も可能なんですねぇ。

そういえば蘇芳の母親ですが、ゲートが現れていないのに前もって
「東京で危険な事が起こる」事を知っていた様子。
博士からの情報でしょうか…?
そうなると、ゲート出現前から何らかの情報を得ていた者達が後に
「組織」を創った…とかっていう可能性もあるんですよねぇ。
もしや組織はこの「災厄回避」を目的にしているんでしょうか?

あと、紫苑は二年前ではなくもっと前(蘇芳死亡以前)から契約者
だったと。
あの時の母親の微妙な態度からすると、紫苑に対して隔意か何かが
あったみたいに思えるんですが、でも前回の空港での感動の再会の
様子を見ると、そういうのを感じなかったんですよねぇ。
彼女も何か複雑な胸中なんでしょうか?解説プリーズ~

「あの子は痛みを知らなくちゃいけないんだ。」
って言う紫苑。
何やらやつれていますが…能力使った事での対価に関係?
にしても此処で「月」とは…成程。
EDのあのイメージも正に、ですねぇ。
その月が「オレンジ」ですか…
「月」というと銀色から銀を思い浮かべるんですが、
「オレンジ」とは、むしろ蘇芳&紫苑の姉弟のイメージですねぇ。
そして「月が出てしまった」と哀しそうなマダム。
…「災厄」を招こうとしていたワケではないみたい。

「俺はお前の事しか知らない…
 コピーも何も、俺にとっての『蘇芳』はお前だ……『蘇芳』」
うわぁぁぁん黒カッコイイ~!
蘇芳のアイデンティティの同定。
他者からの認識を持って自己を確立する…可愛いなぁ蘇芳!
黒がニット帽被っているのは「蘇芳の知る黒」の要素の表れ?
(服装その他が(仮面を除いて)組織の黒、黒の死神=BK201だから)
猫はまさかのタイミングで(笑)話を振られてしどろもどろだし、
ジュライは抱っこされているし。
蘇芳も黒の前で黒呼びは初めてですねぇ、可愛い~v
この一連のシーンが好きです。

「…だが、不完全だからこそ蘇芳はお前に恋をした。」
って大人二人で乙女の恋心をあっさり言うなよ(笑)
でもこの猫の台詞に何かトキメいた。

「本音の所は、どうして戻ってきた?
 蘇芳に妹の姿でも重ねたか。」
「俺は蘇芳に、俺自身を見ていたのかもしれない。
 無知で揺らされ、不完全で揺らされ…
 …だが、俺も蘇芳も、これ以上揺れている時間はない。」
この会話、こんな風に内面さらして話す様な事って殆ど無かったので
何か、イイ意味で予想外でした。
特に黒は自分の想いを言葉にするのはホント珍しいよなぁ。
「無知」とか「不完全」とか、一期の頃から「分からない」中で
戦っていた黒の本心ですねぇ。

って何か凄いのが出た――!!
ゲートの中、あの白い花はもしかして一期1クールEDの銀と共に
描かれていた白い花と同じでしょうか…?
何だか凄い存在ですが、彼女がイザナミ(≠銀)なのでしょうか?


第11話 「水底は渇き、月は満ちる…」

「もうすぐ、会えるね。」
イザナミ(多分)の言葉ですが、彼女が会うのはイザナギ?
でも銀が会いたいのは黒なんじゃないかなぁと思ったり。
とりあえず、イザナミの持つ「契約者を殺す」能力とは、やはり
「契約者の能力を暴走させて死に至らしめる」でOKかと。
死屍累々の中笑みを浮かべながら歩く姿は…怖いなぁ。

最後の晩餐?(怖ッ(半泣))
とにかくこの穏やかな食事風景はホント、和みます。
初めは黒が蘇芳の前にお金落してほったらかし、だったからなぁ…
何か感無量だ(苦笑)
「ほら、黒はスープやってスープ!
 これはボクが担当するから!」
照れたりもじもじしたり料理が作れると分かると嬉々としてやったり…
蘇芳が乙女で可愛い!
ってペリメリですか…わざわざ生地を寝かしていた辺り、しっかり
蘇芳の事を思って用意していたんですね黒?(笑)

今明かされる、蘇芳と紫苑の真実。
紫苑は生まれた時から契約者で、彼の能力はコピーする事。
だが、コピーされたものは、必ず何処か一箇所が異なっている。
2年前のあの流星の夜、蘇芳は存在せず、あの時何らかの影響が
あってか紫苑は自身のコピーを行い、その結果作られたのが蘇芳。
男である紫苑の性別だけが異なる「女の紫苑」。
それ故に「蘇芳」として、記憶を与えて「生き返らせた」のだと。
あの水族館の思い出は、紫苑からのプレゼントだと言う父ですが、
「プレゼントなんかじゃないよ…」
と言う蘇芳。
この思い出が現実と一番異なるのは、紫苑なんですよねぇ。
紫苑は普通の子供らしい喜怒哀楽に溢れていて、蘇芳と仲が良くて、
母親が双子共に等しく接している。
どこか緊張のような物があった現実とは異なる、幸せな家庭の姿。
…こんな日常こそが、紫苑の望みだったんでしょうか?

「あら、案外やるじゃない…あの兵法好き。」
って事は、CIAが参戦ですねぇ。
ケータイのデータを破壊して、いよいよ彼女も参戦ですかね?
(そういえばこのシーン、朧はそうは見なかったんですけどマダムが
 「電撃系の能力で破壊した」って思った人もいたそうで…
 確かに、彼女自身は契約者か否かが不明で、分からないですねぇ。)

「モモンガが喋ってる!?」
とか、蘇芳を未だに紫苑(男)だと思っていた鎮目。
…はははは…ホントに変態ですね(苦笑)

マダム参戦…って何このカッコ?!
どこからこのカッコで現れたんだろう…(滝汗)
未咲さん、このマダムの格好はスルーですか…?
そして、マダムの武器はシュレーダー博士の品。
何やら対契約者兵器(小型版)みたいですが…三号機関とは別口なの
でしょうか?

蘇芳VS鎮目
まさかこのバトルになるとは…
そして、「どんなものでも武器になる」と黒の教えの通りに、
砂や小石を投げつけての逆転は良かったですねぇ。

「お前はずっと…『私の蘇芳』だ。」
↑でしょうかねぇ、父である博士の言葉。
とは言え、何だか良くない感じがするのはやはり「私の物」と言った
8年前の事件の日のあのイメージがあるからでしょうか?
所有物的なニュアンスが滲んでいるよな感じで、微妙ですなぁ。

「遅かったじゃなぁい?――CIA…」
ってホントにやっと参戦だよジョン・スミスさん。
あと1話だよ(苦笑)
にしてもココでCIA…アメリカは自国の威信復活をかけて、
イザナミとイザナギのこの戦いに介入ですか。
所で鎮目さん、スパイだったんですかねぇ?
ミスタースミスと既知の様な感じでしたが…

黒VS葉月
この二人、ブラックVSブラック、みたいに鏡写しの様ですねぇ。
葉月は耀子の仇!と全力で殺しにかかっていますし、黒危ないです!

「ハァイ、リカルド♪」
「その呼び方は止めろ…君とはもう恋人でもなんでもない。」
………は?
恋人ぉッ?!
一番吃驚したよ!
てっきり未咲さんの事かと思ったから、不意打ちですよ!
まさかの、猫、マダムの元恋人、しかもリカルドらしいし。
こんなに猫の事が描かれるとは思ってもみなかったなぁ(笑)

「二人の気持ちが繋がったんだね…」
「此処はゲートだもの…
 願い事が、何でも叶う場所…」
「でも、何かを喪う場所…」
双子のドールの言葉を背後に、蘇芳と紫苑の再会。
「紫苑に会いたい」という願いの対価に、蘇芳が喪うものとは一体…?



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