2009-03-06 23:02 | カテゴリ:機動戦士ガンダム00 2nd season
 
ミスター・ブシドーの正体はグラハム・エーカーだったんですね!(棒)
…と、皆さんに習ってお約束をまず(笑)


主に女性陣の立ち居地というか、スタンスが明示された今回。
留美、ネーナ、ルイス、ピーリス、そしてマリナ。(あとライル(沙慈も?)と)
変わった者、変わらない者、変われなかった者。

「憎しみの連鎖」に囚われるか、断ち切るか。

そして、そんな彼女達のうち、それぞれの選んだ道の結果がいくつか。
特に、留美、ネーナで明確にBAD ENDが描かれていました。
(つまり、HAPPY ENDになる為の反面教師…というか)

「憎しみの連鎖」に囚われては、願う未来は得られない。
他者を憎み、傷つけ、殺そうとしたならば、同じものが自らに返ってくると。


残り4話。
ダブルオーの物語が、どんな終着点を迎える事となるのか。
…現時点では具体的なビジョンが見えないのですが(苦笑)、
楽しみにしております。

最近、刹那が一人、革新の道を走り始めている感じが
妙に不安な感じもするんですよ。
願わくば、刹那達がその後の世界を見ていけるラストである事を
祈って…(切実)


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詳しくは、後程。
今回は各キャラ、それぞれ毎に。
主に、それぞれのキャラにとっての「憎しみ」がキーワード、ですかね。


●留美

明確に描かれた、BAD ENDその1。

「質問ばかりしていないで、少しは自分で考えなさい!
 貴方がそんなだから、私が王家の頭首にさせられたのよッ!!
 お兄様に当主としての器が無かったから、私の人生は歪んだ…
 だから私は、世界の変革を望んだの!
 地位や名誉、資産すら引き換えにしても…
 ――そぅ、私は人生をやり直し、私だけの未来を手に入れる!!」

望むものを得ようと暗躍し、イノベイターになりたがってもいた彼女は、
「普通の女の子」で居たかった、という、「普通の願い」を抱いていた。
とは言えそれを叶える為に、「自分」ではなく、「自分以外=世界」の「変革」を
求めてしまった、憎しみを向けてしまった、その時点で作中否なんですよね。

「貴方達とは行けないのよ。
 求めているものが、違うんだから…」

そんな彼女のスタンスは、最期まで変わる事が無かった。
変わる事が出来なかった。
それが明確に、「変革」の体現者たる「刹那とは違う」というこの台詞、
そしてここで共に行くのではなく、その手を取らなかったという行動で
描かれていましたねぇ。

「ソレスタルビーイングも、イノベイターも、お兄様の命も捧げて、
 変革は達成される…!
 私はその先にある、素晴らしい未来を――」

他者を犠牲にして自らの願いを叶えようとした留美。
彼女もまた、世界の歪みとして世界にはじかれたのですね。


●ネーナ

BAD ENDその2。

「私、アンタが大ッ嫌い!
 さようなら、お嬢様ッ!」

「私は生きる為なら何でもやるの。
 私が幸せになる為ならね!
 ――そうよ、イノベイターに従ってるのもその為。
 にぃにぃズの仇だって討っちゃいないんだから。
 その時が来たら、盛大に喉元食いちぎってやるからッ!!」

イノベイター達と似た意味で彼女もまた、「悪意ある子供」というか。
他者への思いやりとかそういう感情が欠落していたネーナ。
彼女らトリニティ三兄妹達が一体誰に何故造られたのか…というのは
結局分かりませんでしたが。
(リボンズ?にしては彼女達は人工イノベイターでも無いみたいですし)
(リボンズ≧人工イノベイター>トリニティ三兄妹>超兵>人間、なのかなぁ?)
(脳量子波使い度的に?)
(とすると、純粋種の刹那とか後天的イノベイターのルイスとかは一体…)
(あ~…分からん!!)
彼女もまた留美と同様、刹那達との接点もあったにもかかわらず、
変わる事が出来ず、悪意をぶつけ続ける「歪み」となってしまった。

過去自分の行った事がそのままに、自らに返って来たと。
「憎しみの連鎖」に囚われてしまった、と。

にしても、紫ハロがリボンズの端末になるって…
あれめっちゃ怖かったんですけど!(怖)
…トレミーのハロ達は大丈夫…なんですよね?!

あと、討たれた後、紫ハロが見えたんですが…無事(?)、なんですかね?
木星探査の件といいオレンジハロの「兄サン」発言といい、
紫ハロ、何気に気になっているんですが。


●ルイス

…↑2人と同じ路を辿りつつある彼女。
ひたすらに作中否の方向へと突き進むルイス。

「あれだ…あのガンダムだ!
 ママと、パパを殺した……あの時のガンダムぅぅぅッ!!」

怖い…怖いよ…!(ガクブル)
今回女の子達が怖すぎるよぅ!(半泣)

「うふッうふ、うふふふッ…やったよ、ママ、パパ…
 仇を討ったよ、ガンダムを倒したよ!
 あはッあははは!あははははははッ!
 …ママ……?パパ…?何処?
 私、やったよ?やったんだから…だから、褒めてよ…
 『良くやった』って……言って………ッ
 ぅぁああぁあぁぁぁ―――――ッ!!!」

声優さんって凄い、ですよねぇ。
5年前の「明るくてわがままな女の子」だった声。
応えのない事への不安げな、泣きそうな声。
そして現実に対する、絶叫。
…斎藤さんの演技、セカンドに入って凄く光っていますよねぇ。

とは言え、今回ネーナを殺してしまった時点で、
「憎しみの連鎖」にとうとう取り込まれてしまった彼女。
アロウズとして参加し、資金援助も惜しまず、ここまで来てしまった…
もぅ一人の主人公・沙慈の戦う理由である彼女なので、何かしら救いが
あって欲しい…というか、「救えるかどうか」が沙慈の物語なんですが…
精神崩壊しそう(むしろしかけてる…?(滝汗))

…頑張れ!沙慈!!(必死)


●ピーリス

もまた、「憎しみ」が故に「殺意」を抱き、復讐の為に戦っている現在。
とは言え、彼女はその「復讐」という手段が否定されるべき事…
何よりそんな事は、亡きセルゲイ大佐が望んではいないであろう事も
理解していて、それでも…!と、揺れ動いているワケで。

「ソーマ・ピーリス!
 そんな戦いを続ければ、いつか君も――」

アレルヤの言葉に振り向く、ピーリスが凛々しくて美しいですねぇ。

「超兵」としてのソーマ・ピーリス。
ですが、脳量子波を用いる超兵((ある意味)≠人間)だった彼女は、
そのピーリスはセルゲイ大佐との関係、対話によって、
「人間」としてのアイデンティティを持つようになった。
彼女は上記3人とは異なり、作中是の方向へと「変わった」キャラの一人。

なら、彼女は憎しみの連鎖から抜け出す事が出来るのでは?
と期待しています。
…幸せになって欲しいですもん!


●マリナ

このダブルオーの物語の中、徹底して「武力による戦い」…更に言えば、
自らが、国が害されても、「他者を害する事」を否定・拒否し続けている彼女。
そんな、「対話」を第一に掲げている彼女の姿勢…それこそが、作中是。

「人々が、平和を求めているんだと思う。
 マリナ姫の歌を通して、争いが無くなる事を、共に生きる事を。
 我々は、他人(ひと)を否定する事ばかりを考えて、
 人と人が分かり合える事を、その道を、見失っていたのかもしれない。」

対話をせず、相手を認めず、他人を憎み、敵を殺す。
そういう事では平和は訪れないと。

確かに、彼女は刹那の思想的な同志であり、この作品のヒロインなんですね。


●ライル

(あぁ、そうさ…イノベイターの野郎をぶっ潰す!
 カタロンでもなければ、ソレスタルビーイングでもなく、
 俺は、俺自身の意志で奴らを叩く――だがなァッ!)

「大切な人の仇」を目の前にしての、「ロックオン」の反応。
ニールは本音を言葉にし、正面から銃を向け、外して撃った。
ライルは本音を言葉にせず、背後から銃を向け、だが撃てずに銃を下ろした。
2人の違い・対象性が明確に。

「…兄さん……ッ」

家族の仇を撃たんと戦った兄に、思わず、といった感じでこぼれた言葉。
世界の平和より家族の仇討ちを選んだニール。
そんな彼と対比するなら、ライルはどうするのか…ですねぇ。
世界を唱えながらも、最期は仇討ちに走ってしまったニールに対比して、
仇討ちではなく、世界を選ぶライル…ってなって欲しいなぁと思うんですが。


●刹那

「最近の君は何処かおかしいよ…
 今までと何か――ッ?!」

ヴェーダとのリンクじゃないんですねぇ、金目って。
って事は、ピーリスやアレルヤの片目(というかハレルヤ目)は
脳量子波使いとなった事での影響なのかも…?

「ダブルオーのパイロットは、革新を始めている。」
「はぁ?何を言って――」
「そうでなければ説明がつかない。」
「「純粋種」だと言いたいワケ?」

新たに出てきた単語、「純粋種」。
イノベイターは「人類の後天的な進化」としての可能性もあるって事ですか。
その第一人者が刹那・F・セイエイだと。
…つまり、現在イノベイターと名乗っている彼らは「人工種」って事?
(ならイノベイター内でも色々種類があるって事ですよね?)
(ついでに言うとやっぱりルイスはどういう位置になるんだ…(怖))

「わかっている…俺は、変わる。
 その果てに、何があろうと。」

何だか、一人だけ先に進みすぎていない刹っちゃん…?(心配)

「少年!
 ガンダムを失いたくなければ、私の望みに応えて欲しい。」
「…何が望みだ?」
「真剣なる勝負を。
 ――この私、グラハム・エーカーは、君との果し合いを所望する!!」

「果し合い」って…(苦笑)

「そうだとも…最早、愛を超え、憎しみも超越し、宿命となったッ!!」
「宿命ッ?!」

( 爆 笑 ! ) (じたばた)
愛→憎しみ→宿命、ですか。
一期のリフレインですねぇ、相変わらず刹っちゃんの声が裏返ってます(笑)
とは言え真面目に言うと、この「憎しみ」は作中否なんですが、
それを超越した「宿命」となった、っていうのはどう取れば良いんでしょうねぇ。
あの量子空間で対話モードに入ったっぽいですし、
憎しみを乗り越えた…という方向に向かっていくんなら嬉しいんですが。
…ここはやはりグラハムとして活躍して欲しいです!

「一方的と笑うか?
 だが、最初に武力介入を行ったのは、ガンダムだという事を忘れるなッ!」 
(この男もまた…俺達に因って歪められた存在……)
「……分かった、果し合いを受けよう。」
「全力を望む!!」

…大人だなぁ、刹っちゃん(笑)
とは言え、この会話を沙慈はどういう風に聞いていたんだろう…
とか思ったり(笑)
いやだって、フツーに「…はぁッ?!」って感じじゃないですか?
戦場で敵同士でMSに乗って戦っている者同士なのに、
「手合わせを申し込む」「分かった」なんて会話、まるでスポーツの
試合みたいじゃないですか(笑)

「ダブルオーライザー!」
「マスラオ改め、スサノオ!」
「目標を…」
「いざ尋常に…」
「――駆逐するッ!!」
「――勝負ッ!!」

カッコイイ――ッ!!(じたばた)
凄い凄い!OP描写ですよね!
「目標を駆逐する」と「いざ尋常に勝負」って…あぁもぅカッコイイよぅ!!

「止めろ、ルイス・ハレヴィ!
 そんな復讐が――」
「ルイスッ?!」
「全力だと言った筈ッ!!」

刹那、脳量子波を(無意識にか)使いこなしていますよねぇ。
思いっきりルイスを「感じて」います。
そしてそんな風に他人に気を取られている事を彼が快く思う筈も無く(苦笑)
…ここでルイスを止められなかったのは、痛いですよねぇ。

「此処は、一体…
 私は既に、涅槃に居るというのか?」
「違う…
 此処は、量子が集中する場所だ。」
「何を世迷言を…」

涅槃…?!
ホント、その微妙にズレた日本知識は一体何処から来たんだグラハム!!(笑)
そして赤と青(緑)の光の二重螺旋…
DNAの塩基配列のモデルみたいな描写ですねぇ。
「進化」の二文字が頭に浮かびます。

「――解かる様な気がする。
 イオリア・シュヘンベルグが、ガンダムを…いや、GNドライブを造った訳が。
 武力介入はこの為の布石…イオリアの目的は、人類を革新に導く事…
 そぅ、俺は……変革しようとしている――」

「革新」…それはきっと、「人類全員イノベイター化」なんてものではなく、
マリナの理想の様な、「対話」による相互理解、平和に向ける想い、
他者へ向ける正の感情、そういう小さな一人一人の考え方や行動の「変革」
なんじゃないかなぁ、と思ったり。
そういう意味ではやはり、このCBによる武力介入を始めとする一連のうねりは
イオリアの「希望」と「絶望」、「理念」と「計画」、CBトレミー組とイノベイターズ、
「純粋種」と「人工種」、刹那・F・セイエイとリボンズ・アルマーク、
って感じですかねぇ。


●リジェネ

(これで計画は加速する…
 イオリアでもなくリボンズでもない、この僕の計画が。)

「――遂に、覚醒が。」

…何やら本格的に動き始めてますねぇ。
そして彼にとって、刹那が純粋種として覚醒する事は歓迎すべき事の様子。
やはりリジェネはイノベイターズの中でも変わっている、んですねぇ。
残り4話。
リジェネはどんな風に動いていくんでしょう?



次回、「未来のために」

俺たちは変わる。
 変わらなければ、未来とは向き合えない。


刹那の台詞…ですよね。
「変革」しないと「未来」と「向き合えない」って、
どこか漠然と不安な感じがするんですが…(心配)


…そろそろ、憎しみの最重要人物であるサーシェスが登場してくれると
いいんですがねぇ。
何せ、
 ロックオン(ニール)――刹那、ティエリア、他トレミー組
 絹江――沙慈
 ヨハン、ミハエル――ネーナ
 アザディスタン――マリナ
という、憎しみを向ける相手としては、事欠かないキャラであるサーシェス。

そういう意味では、今回憎しみに駆られて仇討ちをしてしまったルイスを
救おうと戦っている沙慈もまた、「憎しみ」関係者なんですよねぇ。
↑のうち、絹江さんを殺したのはサーシェス…って事は知られていないんで、
何らかの形で知る展開が来て欲しいなぁと思うんですが。
それに対する答えという形で、沙慈の作中是の方向への「変化」が
感じられる…みたいな描写が見たいです。

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