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2008-11-30 17:18 | カテゴリ:機動戦士ガンダム00 2nd season
 
前回が(今回でも一部)接触暴露回だったので、
それに対するそれぞれのキャラの反応が顕著でしたね。
そしてその中で、過去/未来の対比がされた今回。
…結構揺れてるなぁ、皆…(汗)

あ、あと、OPが一部変わっていましたねぇ。
マリナの頭上に00が、とか。
カタロンのバックに飛行機雲が、とか。
刹那とミスター・ブシドーの対決が微妙に変わっている、とか。
…どういう意味なんでしょう?


機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1
(2009/02/20)
宮野真守三木眞一郎

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「世界の変革より私怨か。
 兄さんらしいと思ってな…」


世界の変革を選んだライル、私怨を選んだニール。
「世界」「未来」のライル、「個人」「過去」のニール。
「ロックオン」の対比が素晴らしいです。

テロに遭った家族への考え方とか、刹那に対しての反応とか、
その辺も随分対照的でしたねぇ。
個人的な感情で動いたニールと、どちらにしても…と受け入れるライル。
…こうしてみると、彼の影響によって変わった今のトレミー組よりも、
ある意味ニールこそ、「(初期の)ソレスタル・ビーイング」らしいというか何と言うか。

今回、兄の最期を、刹那の事を知っても揺るがないニールとは対照的に、
ティエリアもスメラギも刹那も過去(あるいは自分)に囚われていて。
と言うか、当事者で被害者たるライルが客観的な意見を述べて、
加害者側の刹那や第三者のティエリアやアレルヤが言及するという…逆転。
何処までも今のトレミー組が、「個人的」な集団になっているのか。
自身の過去に囚われ、それ故に不安定な彼ら。
アレルヤも含め個人的な戦う理由を求める人の…不安定な人の多さが怖いです。


今回の分類では、

「未来」視点の者
:ライル

揺らいでいない者(いい意味でも悪い意味でも)
:マネキン、コーラサワー、ミスターブシドー、ビリー、サーシェス、留美

今回揺れた者
:ティエリア、刹那、ルイス、マリー

「過去」に囚われている者
:スメラギ、沙慈、(ニール)

みたいな感じ?
ライルが明確に「未来」と言ったので、揺らがないとは別枠で。
ティエリアは「過去」分類かなぁ…微妙。
とりあえず、今回揺れた者分類の人達も、
前回今回で「自分」「過去」に囚われているような感じ。
あと、↑とは別にアレルヤは…「過去」でも「未来」でもなく、
マリーと共にある「現在」しか見えてないというか。
(ってアレ…?どっかのコ○ドギアスみたいだ(汗))

とすると、↑の分類を大きく分けると、

不安定
:スメラギ、ティエリア、刹那、ルイス、マリー、沙慈

安定
:ライル、マネキン、コーラサワー、ミスターブシドー、ビリー、サーシェス、留美、
 アレルヤ(微妙)

かな?
…CB、不安定過ぎる…ッ!(滝汗)


にしても、今回は登場キャラが多いですねー。
キャラ毎に書きたいんですが、時間無いんで、詳しくは明日!
追記しました。 
それでは以下、それぞれのキャラ毎に。


●スメラギ

「ッ敵の数は?!」
「敵、巡洋艦一隻…ッモビルスーツ、六機です!」
「そぅ……予測範囲内ね!」
うわぁ何かスメラギさんがカッコイイよ?!(酷)
いや、でもホントに、マネキン大佐との戦術予報合戦が面白過ぎですよ!

「『ソレスタルビーイングの、リーサ・クジョウの戦術に敬意を表する。
  独立治安維持部隊大佐、カティ・マネキン』――以上です。」

(マネキン…カティ・マネキン……
 そんな…彼女が、アロウズに…)
「逃げられないのね、私は…」
(あの忌まわしい過去から…
 拭えない過去から…)

…ぇ?まだ過去から逃げたいの?!
う~ん…過去を「払拭」「無に」したい、というのはダメだと思うんですが…
とりあえず、危険を冒して自分を明かしたマネキン大佐がカッコイイです!


●ティエリア

「刹那!ティエリア!
 スメラギさんからの撤退命令だ…ティエリア!」

「何故止める?!
 奴はロックオンの仇だッ!!」

あれだけ命令違反に対して厳しかったあのティエリアが、
「憎しみ」で「仇」を撃つ為に「命令違反」しようと…とは。
…いい意味でも悪い意味でも「人間」らしい、ですよね。
とは言え、此処で「ロックオン」の仇、と。
未だティエリアにとって、ロックオン=ニール、なんですよねぇ。
…今此処に、ロックオン=ライル、が居るのに。

「己の正義に殉じて生きる…
 だが、それが本当の未来に繋がるのか?
 イノベイターに敵対する事が、本当の未来に…」

マイスター集合の作戦ルーム(?)から、何も言わずに一人立ち去るティエリア。
声掛けにも反応せず、エレベーターと言う四方を囲まれる狭く隔たれた空間へ。
それがそのまま、ティエリアが「内」に篭もった描写になっていますねぇ。

「あの時の続きを聞かせてくれ。
 お前が見つけた歪みとは何だ?」

「……それは…ッ……
 ……………僕は……」

うわぁ…揺れてる揺れてる(汗)


●刹那

「…連絡、取ってないのか?」
「それは…」
せっちゃんが気配りを…!
4年って長いんですね…なんて成長…(感動)
にしても、フツーに仲良くなってきてますね、この二人。
正反対な主人公二人、今後も楽しみです。

「…仇が、此処に居るとしてもか?」
何時でも誰でも真っ直ぐストライクなせっちゃん。
ライルの言葉に、「真実」を伝えなければならないと思ったんでしょうねぇ。

「中東をあのままに宇宙へ上がる…
 アロウズから逃げる為に…」

うん…でもね、戦略的撤退なんだよ、せっちゃん…
…とは言えこの時、刹那が一言心配げに「マリナ…」とか呟いて、
同時に一人カタロンの一室でうな垂れているマリナの絵、とか出るかなー?って
思ったんですが、ねぇ…(ヒロインなのに…)
予告にマリナ居たんで、次回は出番あるようですが。

「一気に本丸を狙い撃つッ!」
あぁ…ロックオン…(泣)


●沙慈&マリー

「直撃ッ?!」
「…大丈夫です。」
この二人のフツーの会話はまだですね(次回ありそうですが)。
とは言え此処でフェルトや他の誰でもなく、マリーが「大丈夫」と言うのは何故?
しかも、何処か遠くを見ているような…
脳量子波で何かを「感じて」いたのでしょうか?
あと、ジェジャン中佐ら宙域のアロウズの人達が撃たれた後の、
「敵を退けて良かった」な空気の中、一人マリーだけが
微妙な表情だった事も気になります。


●イアン&リーザ

「おぉ…コイツか!」
「形式番号、GNR-010。
 機体名、オーライザーよ。」

「良くやってくれた、リンダ!
 コイツがあれば、ダブルオーは無敵だ!」

…ぉ、奥さんデスカ…?(汗)
何つー…おやっさんのくせにー!(酷)
にしても、ミレイナちゃんが14歳でしたっけ?
って事はリーザさんは……何歳でしょう?(汗)


●ルイス

「刹那・F・セイエイ…」
CBに復讐を抱く彼女が、怒りも憎しみも浮かべていなかったのが印象的。
かと言って、事実を受け入れられずにいる、というのでもなくて。
う~ん…今の彼女の気持ちとしては、「どうして彼が?」なのかな…
知人である刹那という「人」が、「CB」のメンバーだったという事実に、
彼女は今後どう自分の中で折り合いをつけるのか…
というか、折り合いがつけられるのか、ですかねぇ。
思考停止して、敵討ちのみに凝り固まってしまうのかどうか。

「逃げるなァッ!ソレスタルビーイングッ!!」
天へと去り行く、目の前の「CB」を追い縋るルイス。
…二期第5話の対比ですねぇ。
カタロン殲滅をするアロウズ。
ソーマを「逃げるな」と執拗に追ったライルと同じで。
…刹那が居るかも、とか考えが至っていない感じですし、
その上、まさか沙慈がトレミーに居るとは想像もしていないでしょうし。
不安です、ルイス…


●アンドレイ

「復讐か…あの若さで戦場に出る理由。
 可憐なドレスこそ似合う少女が…」

あれ?乙女じゃなかった…(←おい)
にしても、本人には聞かずに端末で調べたんかい小熊!

「またも新型か…アロウズにはどれ程の規模と予算が…」
あー…やぱり小熊は荒熊の息子ですねぇ。
父親との確執は大きいですが、こーゆー本質というか考え方は
良く似ていると思います。
今回で、小熊の善人度(まとも度(笑))が結構upしていますねぇ。


●マネキン&リヴァイヴ

「ミスター・ブシドーと違い、大佐の戦術に従う事をお約束しますよ。」
「…それはありがたいな。」
…ホントーにありがたそうですね、大佐(苦笑)
マトモに言う事を聞いてくれない人ばっかでしたからねぇ。
とは言え、彼はイノベイターなワケで。
…身の内に問題沢山抱えて、大丈夫かなぁ…


●ミスターブシドー&ビリー

「グラハ…いや、今はミスター・ブシドーだったね。」
「勝手にそう呼ぶ。
 迷惑千万だ。」

「気に入ってるのかと思ったよ。
 …ところで、今日は何の用だい?」

えぇぇぇッ?!自称じゃなかったの?!(滝汗)
てっきり「私はミスター・ブシドーだ」とか名乗って浸透させたと思ってましたよ!

「…その代わり、確実に仕留めて欲しい。
 ソレスタル・ビーイングを。」

「……!無論だ。
 私はその為だけに生きている。」

「愛」が「憎しみ」へと変わってしまった二人、ですね。
阿吽の呼吸は流石ですが。


●カタギリ司令

「ジェジャン中佐は戦死…これ以上の犠牲を出す訳にはいかん。
 …彼らに要請するしかあるまい。
 イノベイターを、人類を超えた存在を…」

彼本人は、イノベイターに対して隔意がある様子。
仕方なしに協力要請が必要と。
…よりイノベイターの影響力が大きくなりそうですねぇ。


●サーシェス

「クルジスの小僧め…しぶてぇ野郎だ…
 フフフフフ…けどな!そうこ来なくっちゃいけねぇよなァ!
 こうでなくっちゃあァッ!!」

…何つー、凄い悪役でしょう。
ある意味、此処まで突き抜けているキャラクターも中々居ないですよね。
アルケーガンダム、彼好みにカスタマイズされていて、
ダブルオーとセラヴィー2機相手に優勢だなんて、どんだけ…(滝汗)
にしても、再生治療って事は、やはりイノベイターの手によってでしょうかね。
脳量子波とかはされているのでしょうか?
あと、彼にはルイスの様な発作は見られないので、
やはりルイスのは擬似GN粒子の為?


●イノベイター

「CBが活動すればする程、アロウズは世論から支持を受け、
 その行動が正当化される。
 良いんじゃない?相手がカタロンだけじゃ物足りないわ。
 「戦闘用」であるアタシの出番がなくなっちゃうもの。」

イノベイターって、戦闘用/非戦闘用の二人ずつ居るのでしょうか?
 ティエリア/リジェネ
 ヒリング/リボンズ
 リヴァイヴ/(予告の人?)
みたな感じで。

「ツインドライブシステム…
 二つのGNドライブを搭載したガンダムは、CBが独自開発した物か?
 それとも、トランザムシステムと同じ様に、
 イオリア・シュヘンベルグの遺産か…」

「どちらでも構わないよ。
 あの程度の性能、ガデッサに遠く及ばない。」

事ある毎に、「イオリアの意図」がどちらに、何処にあるのかを問うリジェネ。
それに対してリボンズは、「自身こそが」唯一イオリアの遺志を継いでいると。
自身の計画がイオリアの通り、トレミー組は所詮「愚かな人間」である、と。
そして、そんなリボンズを冷めた目で観察しているリジェネ、ですね。


●留美

「イノベイターとの対立は、変革を加速させる。
 フフ…楽しみだわ。」

出番は少ないのに、此処まで黒さを、怖さを醸し出す彼女。
…恐ろしいですねぇ。
悪役度と言うか、恐ろしさ度で言うとトップは、
 「静」の留美
 「動」のサーシェス
でしょうか?


●オレンジハロ

「アアァ~~~~~」
思わず噴いた(爆)
艦内を転がっていくハロに物凄く癒されました(笑)
つか、いくら出撃予定は無いとは言え、
折角なんだから一緒に連れてってあげてよーライルー。



次回、「天の光」

卒業したら会えなくなるね…寂しくなるな…
…ビリー?
リーサ・クジョウ女史の過去でしょうか?
マネキンさんとの関係も学生時代からあったみたいですし。


意味深なサブタイトルですねぇ、「天」の「光」とは。

今回の予告、かーなーり気になる人物がいたんですが。
アレルヤよりも更に赤みが強い、朱色に近いオレンジ色の制服と、薄紫の髪。
「赤」って、アロウズとかサーシェスとかネーナとかで。
作中的に「悪意」「異物」「矛盾」描写のイメージカラー、ですよね。
リヴァイヴ・リバイバルのもう一人かも…もしや、CBに新たなイノベイターが?
…怖い怖い怖い…ッ!(滝汗)

ネーナも無重力下で、何かに驚いたような感じですし。
次回も期待しています!


……シャワーシーンは…うん、アレですね(爆)
何だか髪が長いような気がするんですが…?

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