2008-09-21 17:33 | カテゴリ:コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 
「昨日」を求めたシャルル。
「今日」を求めたシュナイゼル。
「明日」を求めたルルーシュ。

ブリタニア皇族のそれぞれの主義主張。
シャルルもシュナイゼルも、人に絶望しているが故にそれを求めた。
だが、明日を望むルルーシュの根底にあるのは、世界に生きて必死に闘っている人達への希望があるから。
人の「想いの力」を尊重しているから。

そうしてシュナイゼルを制したルルーシュが、最後に対峙するのは最愛の妹・ナナリー。


怒涛のテーマの展開に、感無量です。


コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume03コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume03
(2008/10/24)
福山潤水島大宙

商品詳細を見る



………(脳内飽和状態)

何と言うか、凄かった、としか…
ちょっとこれは…何回か見直して、そうしないと纏まらないなぁ…(汗)

とりあえず、R2第6話の対比で、ルルーシュとナナリー。
しかもナナリー開眼(ギアス破り)での引きはまた凄かったです。


以下、ちょっとずつupしていきます。
追記、upしました。


●ルルーシュの想い

「そう、皇帝シャルルは昨日を求めた。
 貴方は今日を。
 だが、俺は明日が欲しい。」 @ルルーシュ

「明日は今日より、悪くなるかもしれない。」 @シュナイゼル
「いいや、良くなる。
 例えどれだけ時間がかかろうと、人は幸せを求め続けるから。」


「貴方は今日という日で世界を固定しようと考えた。
 だが、変化なき日常を生きているとは言わない。
 それはただの経験だ。」 @ルルーシュ


「ただ、経験という積み重ねはもうお終いにしようと思ったんだ。」 @C.C.

…もぅね、この辺のルルーシュの台詞の一つ一つが素晴らしくって。
「昨日」「今日」「明日」と、こんなに綺麗な言葉で三者の主義主張の違いを端的に表してくるなんて…凄いです。

今回といい21話での対両親の時といい、ここまでルルーシュが自分の強い意志を発する根底にあるのは、自分の境遇と今までに培ってきたC.C.との関係性なんですよね。
死を望みながらも死ねなかった、孤独に永い刻を過ごしてただただ経験を積み重ねていただけのC.C.という存在を、知っているルルーシュ。
特に15話での会話とか、「生きているとは言わない」というC.C.の台詞が、ルルーシュにとって凄く大きかったんでしょうし。

そしてそれに伴って、C.C.自身もまた、変化なき時を過ごすのではなく、闘いに赴く事を選んで。
不老不死の魔女と自身のアイデンティティを定めていたC.C.が、ただの一人の人間として「明日」を求めて足掻いた、その変化がまたC.C.を人間として。
ホントに、こんなに凄い展開が見られるとは…感動です。

あくまで、皇族として世界を見ていたシュナイゼル。
対して、皇族として生まれ、学生として過ごし、反逆者として動いた…そんなルルーシュだからこそ、シュナイゼルには見えなかった物を知る事が出来たのでしょう。


●シュナイゼルの仮面の下

にあったのは、「虚無」というか…「仮面」を纏う事に疲れた人、だったのかも。

「そうか…チェックメイトを掛けられたのは、私か。」 @シュナイゼル
「もういい、私を殺したまえ。
 ただし、君もフレイヤで消える。
 私たちの命で、世界に平和を――」


この辺とか、カノンも言っていましたが、自分の命すら執着のなかった彼の最期への渇望すら見えてくるような。
今まで、それこそシュナイゼルはずっと「経験」を重ねていただけ=死んでいた、のかも。
ルルーシュが行動を起こして来た事で、ルルーシュと戦う事で、ある意味シュナイゼルにとって満たされていた部分もあったのかも知れません。
好敵手というか、それだけ彼が評価出来ていたのが、ルルーシュだけだった。
彼にとってルルーシュが「特別」であったのは確か、ある意味愛していたというのも事実であったのかも知れません。

「君は、最初から私を殺すのではなく…ッ!」

シュナイゼルを制する=殺す、では無かったルルーシュを読みきれなかった事が、彼の敗因。
彼の素顔の右目に向けて、「想いの力」の右目のアップでギアスを掛けるルルーシュの図、が素晴らしかったです。


●頑張った。

「凄いよね…
 うちの生徒会メンバーが、世界を相手に戦っているなんて。」 @ミレイ

「…それは嫌味ですか?
 俺がニーナを守れなかったからって…」 @リヴァル

「考えすぎよ、貴方頑張ったじゃない。」
「ッ頑張るだけじゃ…!」
「うぅん、頑張った。」

ミレイの「頑張った」が、今闘っている全ての人々への賛辞でしょうね。
ルルーシュがシュナイゼルに言った、「人は幸せを求める」為に。
どんな結果が出ようと、どれほど理不尽な結果になろうと、それでも「頑張った」その過程に意味がある、と。

でも、ミレイの「世界を相手に戦っている」って台詞、あれ?
ミレイも何か聞いているんでしょうかね?


●ルルーシュに仕えた人達

「ここまで保てば十分だ。
 本艦はこのまま太平洋に着水。
 君達はミッション、アパテ・アレティアを。」 @ルルーシュ

「ルルーシュ様…」 @咲世子
「これまでよく仕えてくれた。
 …君達の覚悟に感謝する。」

「「「イエス、ユアマジェスティ!」」」 @咲世子&ロイド&セシル

ブリタニア皇帝として出来る事は終わった、って事ですよね。
各国代表を彼らに救出させる事で、彼らが断罪されないように。
ルルーシュサイドの人達の想いの強さに、結束の固さに、涙が…
あのロイドさんすら、敬礼でイエスユアマジェスティですもん。

でも、後の匍匐前進とか、人質解放でのロイドさんの変なポージングとか、突っ込み所が(苦笑)


●ルルーシュとC.C.

「ルルーシュ、恨んでいないのか?私の事を…
 ギアスを与えた事で、お前の運命は変わってしまった。」 @C.C.

「らしくないな、「魔女」のくせに。
 …C.C.。
 お前がくれたギアスが、お前がいてくれたから、俺は歩き出す事ができたんだ。
 其処から先の事は、全て俺の…」 @ルルーシュ

「初めてだよ、お前みたいな男は。」
「C.C.…」

カレン邪魔――!!
って思った人、居ますよね?思いましたよね?!
せっかく、せっかく2人が良い感じに向かい合って近づいて…だったのにぃ!
いつもいつも女の子にキスをされてばかりだった受身のルルーシュが、自分からC.C.へと歩み寄って行ったのにぃ!!
あとせめて1分待ってくれていれば…うぅ…悔しい。

「嬉しかったよ、心配してくれて。」 @C.C.
「!」 @ルルーシュ
「早く行って、そして戻って来い。
 私に笑顔をくれるんだろう?」

「…あぁ、約束しよう!」

にしてもここで、皇帝の上着と帽子を投げ捨てて、ただのルルーシュと人間のC.C.との「約束」が。
「契約」ではなく、「約束」ってところがもぅ…!
ちゃんと再会ですよね?しますよね絶対?!


●3人+ユーフェミア

の本当の「想いの力」が、フレイアという「武力」を打ち砕いたシーン。
…もぅね、燃えまくったシーンですよ!
ルルーシュが自分の罪を告白をして、その上でそれぞれが自分自身の答えを出すために、力を合わせて…
そんな、人を殺めてしまった彼ら3人を繋ぐのが、一期でギアス破りをしたユーフェミア。

(原理上は可能な筈、でも…ユーフェミア様!!) @ニーナ

このニーナの台詞に、思わず涙腺が…(泣)
間違いなく、ユフィの力添えもあった事でしょう。
銃撃の中、ただ目を耳を塞ぎ怯えるだけではなく、フレイアの阻止を祈るニーナ。
ルルーシュとスザクを繋いだのがシャーリーだとしたら、ルルーシュとニーナを繋いだのはユーフェミア。
ルルーシュとニーナの本音の会話を、この3人の共闘を見れた事が、凄く嬉しいです。


●C.C.VSカレン

「国でもなければ復讐でもない、野心の欠片も持っていない。
 戦う理由がない奴は引っ込んでな!」 @カレン

「理由なら出来た、「約束」だ。」 @C.C.
「それってルルーシュを好きって事?」
「…!さぁな。
 ただ、経験という積み重ねはもうお終いにしようと思ったんだ。」

「人間らしいことを言うのね!」

…何このルルーシュ好きの戦い(苦笑)
にしても、カレンはこのまま、なんでしょうか?
どんどん人間らしくなっていくC.C.と対照的に、(本人は気付いていないでしょうが)人間らしさを失っていっているカレン。
思考停止で終わっちゃいそうな、残念な感じが。


●ナナリー開眼

「お兄様、私にもギアスを使いますか?」 @ナナリー

…来ました、来ましたよナナリーのギアス破り!
ここでルルーシュVSナナリーとなるなんて…凄まじい!

R2第6話のリフレイン。
あの時と違い、ルルーシュのゼロだった事やギアスの存在を知り、シャルルのギアスを破ったナナリー。
手には、ダモクレス自体を照準とした「鍵」が。
その彼女が、ルルーシュと真正面から向き合い、そして問いかける。
現在フレイア発射によって朧の中で株が急落しているナナリーですが、ここだけは良かった。
神楽耶や黒の騎士団がルルーシュと向かい合う事から逃げている中、ナナリーはルルーシュと向き合う、と。
…何処まで凄い展開なんでしょうか(呆然)

にしてもなぁ、やっぱり綺麗な庭園でポチっとな、なのが凄く薄っぺらく感じたんですよねぇ。
「見えていない」描写が前面に出ていた感じで。
…まぁ、だからこそ、ラストの開眼が凄く奮えたワケなんですが。
一瞬BGMが切れる、あの演出は反則ですよ!


●その他

・神楽耶の意味深な台詞
「少なくとも、独裁者を是としないという意味では信じて良いかと。」
…あれー?
もしかしてこの一連のルルーシュサイドの動きに不信感を持ってる?
咲世子&ロイド&セシルへの視線も変ですよ?
にしてもこの時の天子様の愛らしさは異常です(笑)

・ディートハルト
…今話で退場したのが彼一人だけだとは…
まぁ、「想いの力」こそを尊重する、現在のルルーシュを彼が認めないのは当然だったのかも。
とは言え、ギアスを掛ける価値も無い、その通りですね。

・カノン
ナナリーへの発言に、今までの彼としては微妙な違和感が。
彼ならシュナイゼルの意見に賛同すると思っていたので。
にしても今回、拘束されていた彼が妙に色っぽかったです(笑)

・ジェレミアVSアーニャ
…ここでこの対戦ですか。
ジェレミアのギアスキャンセラーはここ位しか何かを起こせないと思うんですが。
「今の」ルルーシュは嫌い、とのアーニャの台詞も気になります。

・ジノ
…う~ん…
ルルーシュを否定しながら、シュナイゼルのフレイアは認めちゃうんでしょうか?
ちょっと彼といいカレンといい、残念です。

・コーネリアと
ギルフォードぉ~?!
ちょっと待って、何がどうして生きているの?!
いくらなんでも彼が生存って、ちょっと説明下さいー。
…にしても、怪しい人だよあれじゃあ(汗)

・黒の騎士団
…なんか、誰一人本筋とは絡めずに終わりそうな気すらしてきました。
というか、あんだけフラグ立てているのに誰一人名有りキャラが退場なし、ってどういう事?!



次回最終話、「Re;」

最終話のタイトルがまた意味深。
「もぅ一度」?「返信」?
絵は一期第1話。
これはもぅ、ただただ、最終話を待ちたいと思います。


スポンサーサイト

管理者のみに表示する