2008-09-13 15:50 | カテゴリ:漫画
 
鋼の錬金術師 20 (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 20 (ガンガンコミックス)
(2008/08/22)
荒川 弘

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来るべき日、「約束の日」――
虫けらだと、お父様以下ホムンクルス達に見下されていた人間達が、それぞれの立場を越えて力を合わせて立ち向かい、一矢報い、結びつき、纏まって。点と点が結ばれ、線が交わり、繋がって、対お父様への人間達の「準備」が着々と進んでいく描写は奮えました。
「第83話 約束の日」のタイトル挿入も素敵すぎます。
いよいよ鋼もクライマックス!
これまでのストーリーに、キャラクターに、微塵も無駄が無いこの作品。生きているキャラクターのそれぞれの想いを描ききる手腕、綿密に練られた物語の完成度が素晴らしいです!



以下、ネタバレありなので、未読の方はご注意をば。












素晴らしい!!

もぅそれしか言えないっていう位、凄い作品です。
この漫画を読んでて良かった!ってホントに思います。
最初はガンガンで読んでた朧、シリアスとギャグの絶妙なバランスといいキャラクターの描写といいストーリーの素晴らしさといい、もぅ大好きですハガレン!

今までバラバラに、それぞれ各々で動いていたキャラ達が、情報を共有して手を組んで纏まっていく描写が単純に凄くて。
今巻の20巻は、対お父様の準備を着々と進めていく人間サイドのうねりに奮えました。
エドとアルの親しい人々、旅を通じて出合った人達、協力してくれる軍人、手を組んだ異国の者達、命がけで戦った相手。
立場を越え因縁を越え、それでも一つになっていく展開が圧巻です!


己の過去に正面から向き合ってエンヴィーに勝ったマルコー。
過去から逃げ、「虫けら」と蔑まれてきた人間である彼がそれでも立ち向かった姿が、カッコよかった!

リオールで再登場したロゼ。
初期のエピソードの時の自分を、きちんと認識した上での今の前向きな強さが、輝いていて。

自分の正体を息子・アルに告白したホーエンハイム。
本音を明かした彼もまた、対お父様の重要人物として合流して。

虎穴に入らずんば虎児を得ず、と身一つで立つオリヴィエ。
弟アレックスとの対決とか、凄くカッコよかった!

アル達からの情報伝達にと、大総統配下をかわして動くイズミ。
ブリッグズで20年前の悪夢再び、流石は師匠!(笑)

「強欲」の名故に、変わらなかったグリード。
ブラッドレイとの戦いに、リンとのエピソードに、ホムンクルスでありながら彼の「魂」があるように思えて。

前回瀕死の状態から見事に完全復活したエド。
キメラの2人との絡みといい、グリードとの再会といい、エドらしさ全開です!

他にも、沢山いるどのキャラも素晴らしくて。
アル、ウィンリィ、スカー、メイ、キメラの人達、マスタング組、ブリッグズ組、グラマン…どの人も皆素敵で。
一体どうなっていくのか、とても楽しみです!


気になる伏線は。

・エドの元にある(であろう)キンブリーが落とした賢者の石。
・ホーエンハイムが以前どこかの山でやっていた行動。
・アルの魂の意識不明化。
・リンの臣下&マリア・ロス少尉が戻ってくるか。
・マスタングが何をさせられるのか。
・シンの錬丹術との違い。
・逆転の国土錬成陣。
・エンヴィーとメイのイレギュラー。
・ブラッドレイの人間らしさ。

…↑の最後のブラッドレイのシーンは、凄く気になります。
この巻の中でも、屈指の名場面ではないかと。
所詮、彼の周りにあるものは与えられたものばかり。
ただの偽の「家族ごっこ」。
でも、
「妻だけは自分が選んだ」 @ブラッドレイ
と、妻との関係は、想いだけは、彼にとって「本物」だと。
…そう言って、穏やかに紅茶を飲む彼の姿は、「人間」にしか見えなくて。
ホークアイのあの表情、素直に感じられました。
彼は、自分が「ホムンクルス」か「人間」か、選ばなくてはならない時が来るのかもしれません。


現在、どのキャラも「全て」を知っている訳ではないこの状況。
予想外のイレギュラーによって、それぞれの思惑が外れる事もあるでしょう。
それでも、最後までこの物語を見届けたいと思います。
…ハガレン最高!!



そして、★祝★再アニメ化決定!!

今度は原作順守の展開でしょうか?
色々気になる事はありますが、声優さん達は以前のままでお願いします!

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