2008-05-19 22:55 | カテゴリ:コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 
今回は、今まで必死に闘ってきたルルーシュの、根っこの部分が破壊された感じ。
「ナナリーの為に」とゼロとなり、黒の騎士団をつくり、ブリタニアと闘ってきた理由そのものを喪ったルルーシュのあまりの痛々しさにもう…(沈)

ですがだからこそ、どん底まで落とされたルルーシュに見えたものがある、ルルーシュが欲しいと願う世界がある。
Bパートでの、ルルーシュを同定する人達とのシーンの数々。
今回はこの物語の希望が描かれた…と言っていいのではないかと。
もぅ感動しましたホントに!
そして今再びゼロの決意とともに、鮮やかな作戦指揮。
内面描写、そしてテーマの描写共にレベル高かったです!


コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01
(2008/08/22)
福山 潤、水島大宙 他

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今回、根本的な理由・目的を喪ったルルーシュを、それでも同定した存在は。


●カレン/ゼロ

「しっかりしろ、ルルーシュ!!
 今のあんたはゼロなのよ!
 私達に夢を見せた責任があるでしょ!
 …だったら、最後の最後まで騙してよ!
 今度こそ完璧にゼロを…演じきってみせなさいよ!!」

以前にもあったカレンからルルーシュへのビンタ。
一期は、ただの学生を装っていたルルーシュを否定するもの。
R2は、ゼロとしてのルルーシュを肯定して、そして喝を入れるもの。
全く正反対の意味となっています。

嘘をついていたとしても、偽りがあったとしても、それでもゼロを、ルルーシュを信じる!というカレン。
ゼロバレしてからのカレンの感情は、大分ゼロ/ルルーシュが混ざってきた感じ。
そういえば今回のナナリーの件で、カレンからはルルーシュがブリタニア皇族だと確定だったと思うんですが、それについてはまた後で、なのでしょうか?

とにかくこのカレンの台詞は当然。
以前ゼロが藤堂に言った、「奇跡の責任を取らなくてはならない」がルルーシュ自身に返ってきて。
イレブンに見せた奇跡・夢、それをほったらかしにして逃げる事は許されない、と。


●ロロ/兄

「大丈夫、僕だけは何処にも行かない。
 ずっと兄さんと一緒だから。」

偽りの弟、それでも…と。
所詮偽りは偽りなのか?そのものに意味は無いのか?
それとも、始まりが例え偽りだったとしても、真実となるのだろうか?

ナナリーへの嫉妬は増加中?
ただ、今のロロは、ゼロとしてのルルーシュやナナリーの兄(皇族)としてのルルーシュ、それらルルーシュの他のアイデンティティを知っていながらも否定しているので、そのあたりが今後変化・受け入れへとなっていって欲しいなと。そうしたらロロも晴れて生徒会メンバーですし。

今回街を彷徨うルルーシュに、追い討ちをかけるようにギアスを使ってわざとナナリーの映像を出したりと、「自分だけの兄」であって欲しいが故でしょうが中々キツイ事もやってましたよね。
ルルーシュを強制的に追い詰めた感が否めないかと。
カレンが走り去ってから、ルルーシュが顔をあげるまでの一瞬、ルルーシュがカレンを追いかける(=ゼロを棄てない)と思って、ギアス使って時間稼いでわざと足止めしたようにも深読み出来ますが…(モノレールでの一件を見てもナチュラルにギアス使っていたんで)

また、変化という意味ではヴィレッタもロロに同じ。
予告であった、ルルーシュ&ロロ&ヴィレッタの3人が一緒にルルーシュの(?)部屋にいるカットが物凄く気になります。


●生徒会メンバー/学生

「みんなで一緒に花火がしたいなって。」 @シャーリー
「…みんな?」 @ルルーシュ
「ニーナ、カレン。」 @シャーリー
「スザクも。」 @リヴァル
「それに、ルルーシュとロロね。」 @ミレイ
「…!!」 @ロロ

泣・け・た…!(涙)
誰もいない学園、空っぽの鳥籠、作られた偽りの檻…
それでも、此処には確かにルルーシュを同定してくれる人達がいる。
例え記憶を改竄されても、偽りの時間の中だったとしても、ルルーシュとの友情は本当だった。
人種も生まれも関係なく、みんなが仲間であった。
学園で過ごした日々、それこそがルルーシュの幸せの象徴だったと。

その一番があの学園祭。
今回修学旅行を蹴ってまで残った3人が上げた花火こそ、その幸せの象徴の残滓。
だからこそ、

「みんな、また此処で花火を上げよう。
 絶対、絶対にもう一度、みんなで…」

と、もう一度あの時間を、こんどこそ…!!
みんなが自分の意思で、秘匿も差別もなく、そんな風に学園祭を…と思うと、ヤバイ…マジで泣けてくる(涙)
そうして新たに自分の目指す世界を認識した事で、

「そう、俺の戦いは、もうナナリーだけじゃ……」

「ナナリーの為に」から、「大切なみんなの為に」へ、多くの大切な人達の為に今再び世界と戦う決意をしたルルーシュ。
ナナリーだけじゃない、スザクもカレンもシャーリーもミレイもリヴァルもニーナも黒の騎士団もC.C.も、みんなの為に戦わなければならない!と。
そして今後の展開次第では、ロロもヴィレッタも含まれるのでは…?
というか、あんな事になって、「人非人」発言まで飛び出しても尚ルルーシュにとってスザクは大切な友達なんですね…(涙)
何というか今回は本当に、ルルーシュの成長を感じられました。


●その他

・ナナリー
早速特区宣言…とは言えお付の人どころかスザクにすら言っていなかったんですか?!
にしてもこの時のロイドの表情って…何というかロイド自身の好む人物と考えたのかも?

・セシル
R2初出の凶悪料理(爆)
流石のロイドさんもこれには…(苦笑)
ギルフォードも気の毒に…(合掌)
スザクが抜け出したのは、黒の騎士団追うためとセシルさんの料理から逃げるための半々なんじゃ…(爆)

・三人官女
って(笑)
とりあえず、三人横並びで居ましょうね(ニッコリ)って事でしょうか神楽耶さん?(汗)
何気に仲良しな女の子達。
ラスト付近で、ゼロが来た事に浮かべた笑顔を見られ、そっぽを向いたC.C.に笑う神楽耶がめっちゃ愛しいv
そして、信じる以外に道があるかとはっきり言い切る辺りに、神楽耶の強さを感じます。

・スザク
「間違っていたのはユフィじゃない。」
けど、「だからルルーシュが間違っていた。」となるとは限らないという事には気付いていないのかも。
何というかスザクは、正義と悪、白と黒、真実と嘘、全ての事について世界は二色に分かれる物と思っていそうな気がします。
グレーを認めない、というような。
そういう感じが、朧的にしっくりこないんですよね…

・皇帝
何故ナナリーに就任後に理由を聞く?
しかもこの時の表情、今までルルーシュ視点で描かれてきたのとは異なる感じが…
「我らブリタニアこそが、世界の嘘を壊し、真実を齎すのだ!」
って此処で「世界を壊す」って?!
皇帝がルルーシュと同じ言葉を唱えるとは…
ルルーシュが壊したいのは、皇帝が唱える弱者を虐げる世界。
では、皇帝が壊したい世界とは一体…?
「神を殺す」発言と繋がっていそうですがまだ分かりません。

・マリアンヌ
…マジで何者なんですかお母様?!
もしや魔女…?な~んて予想も捨て難く。
とにかく、これでC.C.の話し相手(のうちの一人?)がルルーシュとナナリーの母マリアンヌである事は確定、ですよね?


ゼロ再復活後の水中戦は流石ルルーシュ!!
海底のメタンハイドレードを使ってブリタニア軍を一気に壊滅させる…この圧倒的な手腕は流石としか言いようがありません!
にしても、断崖絶壁で潮風にあおられる事といい、ヴィンセントの手の上で立ち上がる事といい、「危ない落ちるルルーシュ!!」とヒヤヒヤしたものです(爆)

そのまま特区への参加命令…って何故?!
黒の騎士団メンバーみんな、寝耳に水でしょう。
相変わらず引きが素晴らしい。



次回、「百万 の キセキ」

漢数字の百万と、キセキ。
何気に気になるタイトルです。
予告の内容も色々考えめぐらせますが、一番はやっぱりルルーシュのナレ。
「君」って誰…シャーリーの事でしょうか?

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