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2007-11-06 00:18 | カテゴリ:機動戦士ガンダムOO

随分と本放送に遅れてしまいましたが、第3話の感想です。
朧的に、重要に思えた部分を書いておこうと思います。
ってわけで、何故か無駄に長くなった感想、行きま~す!


 
◇第3話「変わる世界」

ソレスタルビーイングによるセカンドミッションが終了し、世界はますます混乱する一方だった。そんな中、絹江はソレスタルビーイングを名乗った老紳士の正体を突き止めるが、さらに深まる謎に、考えをめぐらせる。
宇宙から地球へと下りてきたセルゲイは、戦局跡地を確かめるべく、セイロン島へと向かう。グラハムとカタギリは、ガンダムの存在を重く見たユニオン軍より、特殊任務部隊への転属命令を受けていた。


機動戦士ガンダム00 (1) 機動戦士ガンダム00 (1)
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少しずつ、キャラクターの描写が書かれてきた今回。
やっぱり何と言うか、「堅実」って感じのするアニメですね。
↓に、気になった点をば。


「乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない。」(@グラハム)

って!!(爆笑)
そんな台詞をさらりと言う貴方が素敵です(爆)
にしても貴方、てっきり刹那と会話していたのかと思いきや…それ全部独り言ですか?!
………今後も、エクシアにアタックし続けるんでしょうねぇ(笑)
カタギリさん曰く、「メロメロ」ですホントに。


「俺に触れるな。」(@刹那)

俺=ガンダム。
つまり、自分こそが力持つ者。
力をもって、人類に裁きを行う、と。
「神」という単語が出てきましたが、つまるところそういう意味?

そして、今回のVSグラハム、VSセルゲイ双方共に、これ以上は…となった時点で用いられた奥の手=ビームサーベル。
成る程、この世界ではビームサーベルは一般的にオーバーテクノロジーなんですねぇ。
ビームサーベルが奥の手……面白い。
戦闘も、緩急つけて迫力のある動きで見ごたえがあります。
とりあえず今回の戦闘は「奥の手」で勝負がついたわけですが、今後各軍のエースがどうかかってくるのか。
そういう意味では、対ガンダムの任務に就いたユニオンのグラハムや人革連のセルゲイらの活躍が楽しみです。


「命令には従う。
 …不安要素はあるけど。」(@ティエリア)

…やっぱりティエリアと刹那の仲が険悪だ(汗)
刹那を横目で見てるし!
こりゃロックオンは大変だ(苦笑)
にしてもミルク…確かに刹那見た目幼いけどミルク……完璧お子様扱いだ(笑)


「やっと戻れる。地上は嫌いだ…」(@ティエリア)
「心地いいな。重力というものは…」(@セルゲイ)

正にそれぞれを対比した台詞。

地上(=重力)を嫌い、天上(=宇宙)に「戻る」のをやっとと言うティエリア。
宇宙(=天上)から「戻り」、重力(=地上)を心地いいと話すセルゲイ。

「地上」の人類と、ソレスタル・ビーイングに「天上」といった単語を当てはめるような立ち位置。
そもそも、この「圧倒的な戦力をもって戦闘行為に介入」する行為自体が、「神の鉄槌」とも比喩出来そうなものであり、それを直接的に行うガンダム(そしてガンダムマイスター)こそが「神」とも言えて。

ですが、ここで面白いのが、↑の様に地上を嫌うティエリアと自分こそがガンダム(=神)だと言う刹那に対し、他の二人はそうでもないという点。
麻薬(大麻かな?)畑の爆撃任務に「こういうのならいつでもやる」と洩らすアレルヤと、一方的な戦闘介入に「弱い者苛めみたいで嫌だ」と言うロックオン。
同じSBという組織に所属するマイスター同士でありながら、刹那とティエリアに比べ、アレルヤとロックオンは地上に近い立ち位置で。
この微妙な差が、今後どう影響してくるのか気になります。


「わしは麻薬などという物が心底嫌いでな。
 焼き払ってくれるというなら、ガンダムを支持したい。」(@レイフ)

出てきました、「SBを支持するor支持しない」論争。
国家間、団体間のみではなく、個人個人でのSBに対する考え。
まずは人々の間で、こういう論議が交わされる事でしょう。
にしても、彼のような科学者がグラハムサイドについたという事は、後々ガンダムの解析が進む筈で。
現在の圧倒的スペック差が縮まる時、どんな戦闘を見せてくれるのか楽しみです(笑)


「世界が…世界が変わってる……」(沙慈)

このアニメの登場人物の中で一番の「一般人」サイドの沙慈。
他ならぬ彼の目線で、SBの影響による「世界の変化」を突きつけてのEDは素晴らしい。
この直前に、刹那とお隣さんである事が判明し、お姉さんがジャーナリストの絹江さんと、巻き込まれる要素が多い沙慈。
このまま一般人で行くのか、それとも彼もこの変化に呑まれるのか…
期待してますv


今回判明した、SBの事。

・イオリア・シュヘンベルグ
 21世紀後半に出現、太陽光発電システムの基礎理論を提唱した発明王。
 その彼がSBの創設者?
 彼の血族は絶えて、遺産も記録上は不明。
 どうやら、その頃から既に準備は始まっていたそうですが…何故今動いたのかも不明。
 メンバーに子孫がいるかもですが…王留美でしょうか?
 それにしても、今回彼女が面会していたオレンジの人とか、紅龍に声をかけた緑の人とか何者?
 とりあえずSBの関係者みたいですが…
 紅龍に気配を悟らせずに声を掛けた緑髪の彼、何気に怪しい人です。

・四つの太陽炉
 これによって、各ガンダムが動いている模様。
 因みに、ガンダムを搭載して太陽炉と接続しないと、プトレマイオスの機動時間が大幅に限られてしまうらしいです。
 つまり、トレミーの電池の役割も担っているわけで。
 今回早速、帰艦したヴァーチェの太陽炉からエネルギーを供給されていました。
 とすると、1話アバンで幼少刹那が見たガンダム(?)は一体何処へ?

・兵器
 ミサイルは独自開発。
 ガンダムが纏う光の粒子が、機体の機動性など様々に用いられている。
 ガンダムの出力はフラッグの6倍。
 数十年先の技術を所持。
 今後、SBの技術が洩れていく(というか、解明されていく)のでしょうし、技術競争もキーになりそう。
 まずは、ユニオンのレイフ博士に期待してますv



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