桜蘭高校ホスト部 第２６話(最終話) 「これが俺たちの桜蘭祭」

環が消えた。エクレールとの婚約を発表し、ホスト部の解散を宣言した後、環はホスト部にいっさい姿を見せなくなったのだ。
それは全て、母のため、そしてホスト部員たちのためだった。
ハルヒは初めて、環の家庭の事情を知る。
家の事情で離れ離れに暮らす環と母親。
母親の消息は分からなくなり、もう二度と環は母親と会うことができないかもしれないという。
母親と会えない哀しさは、ハルヒもよく知っていた。
だが、ハルヒはもうホスト部に関わる必要がなかった。
エクレールを接客したことで、借金がチャラになり自由の身となったのだ。
それでも、このまま終わりにすることはできないとハルヒは思う。
その頃、環はエクレールとともにフランスに発つ決意をしていた。
部員たちは環を追いかける。
これまでクールなポジションにいたハルヒも、なりふり構わず環を追いかけていく。

そして――。

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もう、ハルヒが可愛すぎる!!

前回から続くアニメオリジナルのラスト。
もう文句の付け所もない、最高のラストでしたよ！
環がホスト部を解散宣言。エクレールとの婚約宣言。
借金返済が終わってホスト部にいる必要もなくなって、今まで成り行きでいた空間が次々とハルヒの手を離れていく状態。

環が桜蘭祭が終わる前にフランスに発ってしまうと聞いて、飛び出すホスト部の一同。
「あの馬鹿っ…」と感情を露にする鏡夜。
素手で鳳家のプライベートポリスの集団を倒すハニー先輩＆モリ先輩。
(「崇…手加減しろよっ!!!」ってカッコよすぎるよハニー先輩ｖｖ)
馬車を操って追う光。
怪我をした光に駆け寄る馨。
そして、ドレスを脱ぎ捨て、馬車を走らせるハルヒ！
いつもクールで冷静に突っ込んでいたハルヒが、自分から必死になって動いた瞬間、流れ出したＥＤ曲「疾走」
これで盛り上がらない筈がありません！
そして追いついて、環に手を差し伸べて「自分は、ホスト部が好きです!!」
手を伸ばす環、の腕を掴んで目をそらすエクレール嬢ですが、次の瞬間、バランスを崩して馬車から落とされるハルヒ。
それを見て手を離すエクレール嬢に環は「ありがとう」と。
そしてハルヒを抱きしめ、川にダイブする二人(笑)
全身ずぶぬれの状態に、「水も滴るイイ男…って言うんでしょ？」
…１話のあれが伏線か！
カボチャや馬車といい、もう計算し尽された脚本に脱帽です！

ラスト、ワルツに乗せてのダンスパーティ。
ホスト部のメンバーと順に踊るハルヒの映像と同時に、話をする環父＆鏡夜父。
鳳グループの買収問題も鏡夜が自分で決着つけてしかも父親にそっくりつき返すなんてカッコイイし、そんな風に鏡夜に影響を与えた環もスゴイって感じで仲良くしたい、と。
イイ感じだな～と思いきや、ラスト、「藤岡ハルヒ。彼女は鏡夜の嫁に」「…やっぱアンタとは仲良くなれそうにないな」って(爆笑)
本人たち全く知らぬ間に三角関係にされてますよ。
…まぁ、ここに更に常陸院の双子が加わるんですが(爆)


★★★★★

原作未読で見始めたアニメ。
絵の可愛さと、ハルヒ＝真綾さん、光＝鈴村さんに惹かれてだったんですが、もうどっぷりハマりました。
毎回素晴らしい構成で進むストーリーに、いくつもの伏線。
原作を生かし、更に膨らませていてもう面白くって。
これ以上ない良作となったのではないでしょうか。
まとめ方もすっきりと気持ちよく終われたし、もう最高！


スタッフ＆キャストの皆様、お疲れ様でした!!
そして、第２シリーズ是非是非お願いします!!!(笑)


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