2015-10-04 14:51 | カテゴリ:蒼穹のファフナー EXODUS
 
始まりました、ファフナーEXODUS後半。第2クール。
一騎生誕祭で、ラスト数分以外は既に一度見ていたんですが、その時点で更に濃密な展開となっていた第14話。

だったのに。
まさに衝撃のラストシーン。
「皆さんの知っているファフナーになります」と明言されていた後半戦。
その言葉に違わぬ、あまりにも辛い物語の始まりとなった回でした。

覚悟…できてたはずなのに……恐い……・゚・(ノД`;)・゚・




以下、ネタバレ全開です。


 

 
 
●カマル司令官暗殺

ダスティン(諸々の事情により今後彼は呼び捨てます)により。
司令部からの交戦規定アルファを阻止していたカマル司令官、本当に良い人だったのに、惜しい人を亡くした…
彼の存在を灯として進む移動部隊にとっては、一気にキツイ展開になってしまっているし。
その上、それを「知らない」現状が危険すぎる…と危惧していたらあのラストですよ。
展開早すぎやしませんか!?(泣)

というか、ここまで(暗殺)するほど強硬的な手段をためらいなく取る辺り、ダスティンは自分の正義に対して過激すぎる。
それでも、肉親への情はあって、ビリーがナレインさんの部隊に所属していると聞いて動揺する辺りは、やっぱり一人の兄なんだろうなと思えるし…でもなあ。正直あの瞬間は「カマル司令官頑張れ!」と思ってしまった…
島側から見続けた視聴者としては、彼の掲げる正義は到底受け入れられるものでは無いし、更にラストを思うと個人的にも憎しみすら感じてしまって、正直現時点ではダスティンの存在自体が苦しいです。


●後方部隊襲撃

転倒しそうになるバスを優しく支えるファフナーと、憧憬の目で見上げる子供たち。
もう…嫌な予感しかしなかったですよ(泣)
襲撃で、一台、また一台とやられていくバスに、それでもどうか逃げて…!って心から祈ったけど、やっぱりファフナーでしたね…
その上、最後のあがきのフェンリルすらさせてもらえずに、一方的にやられて踏みつぶされるなんて、本当に浮かばれたないというか、無力感を突きつけられてますね…


●敵の目的・内通者の存在

天候を読み、通信網の穴をついての的確な襲撃。
軍事的知識、あるいは高度に人類を理解する存在。
目的はエスペラント曰く、「ザルヴァートル二機をコアから引き離すこと」
それによるコア襲撃(捕食?)、か…
グレゴリ型についてはナレイン将軍が「ならばエスペラントが気づいている」と言うけど、今回も意味深な描写が多かったし、正体不明で怪しいんだよなあ。
未だ、正体はつかめず。


●行進

距離を犠牲に、守りを強固にした隊形での行進。
総士のナレーションで描写される、派遣部隊とシュリーナガルの人々との触れ合い、交流、子供たちの笑顔。
まさに「いつの間にかひとつになっていった」描写が短くとも丁寧に描かれていて…あーもう本当に感情移入させられる。
それにしても唯一総士だけ軍人(パイロット)以外とのシーンがないのもらしいですねw


●襲ってこないフェストゥムの群れ

明確に、「同化も攻撃もしかけてこない」穏健派の群れがいることの描写。
見事な蒼穹の描写といい、作中是の象徴ですね。
にしても、彼らはどこのミール所属なのか…フェストゥムはミールと共生関係といわれるくらいですし、彼らもどこかしらのミールに所属していると思うんですが…うーむ。
あと、そういう穏健派の群れだとスフィンクスA型が多いのはそういう傾向なのかな?
操のことからして、スフィンクスA型には親近感を持ってしまうのはファフナーファンあるあるだと思っているんですが、どうだろう。


●メイン三人

感慨深いったらもうね。
この三人が、並んで、こんなにも穏やかに、言いたいことを言える関係になった。
ただそれだけで、この11年(作中で5年)の時間の流れと彼らの成長が感じられてもう本当にしみじみとしてしまいました。
(だって散々真矢に「一騎くんと話して」と言われていた総士が、逆に真矢に「言いたいことを言うといい」なんてさあ…ああ…ホントに成長したなあと)
(逆に言うと一騎は変わんないなあ!ですが(白目))
(そうホイホイ命を使うって言うな!っていう)
(となりでヒロインが悲痛な顔してんのにスルーするんじゃないよっていう)

「生きる限り、僕らは何かを譲ってもらっているんだ。
 水も命も、平和も」
今回は何かとROLを彷彿とさせるシーンやセリフ回しが多かったですよね。
こういう根っこのところは良い意味で変わっていないんだなあと嬉しくなりました。

総士の難しい話とそれに対する二人の反応は(生誕祭で散々w)笑わせていただきましたがw
まりか様の、「あなた(総士)が気持ちよくしゃべれるように、私たちが言わせてあげているんだよ?」に、まりか様最強説を強く唱えたいと思います(今更)

でも正直、ここまで直接的に「地平線」という単語がキーワードとして語られるとは思っていなかったので、タイトルになっている新ED「ホライズン」も今から楽しみです。


●ウォルターの過去

「俺は…あなた方に、謝らなければいけない」
から、島への攻撃の過去がある、と受け取ったので
・一期中盤、島占領作戦でバーンズさん配下の艦の一員だった
・HAEラスト、島に向けて核を投下した戦闘機のパイロットだった
の二択かなーと。
個人的に前者ならバーンズさん(+元人類軍の人たち)との面識があって面白そうだし、後者だとそれを受けてのEXODUS1話でのハワイへの核投下反抗につながっていたのかもとも思えるし、どっちにしても美味しい。
とはいえ、彼、例の第19キャンプに残っていらっしゃるんですよ…どうか無事で(・_・;)


●総士とエメリー

フェストゥムにとって抜けない棘。
傷を、痛みを与えるもの。
総士を今の総士にした、一騎によって与えられたもの。
それを総士がフェストゥムに与える、永遠に与え続ける…?
無であるフェストゥムに傷=存在を与え、痛みによって生きていることの喜び、いなくなることへの恐怖を植え付ける。
…確かに、一期の蒼穹作戦で総士が彼らに与えた祝福ではあるけど。

あと、結果的には、それ故に「人類への敵意」を抱く存在へと進化させてしまったのかもしれないけど。
でもなあ、操のところも核攻撃で影響受けてのあの方針転換だったし、結局はヘブンズドア作戦後の人類軍による「敵を滅ぼすための戦い」が続いたことが主な原因じゃないかなあ…と思ってしまうのは、総士贔屓とはならないと思うんですが、どうだろう。

というか、エメリーちゃんなに永遠の存在とか言っちゃってんですかね。
なんかもう、「人として死ぬ(寿命わずか)」ことが総士にとっての祝福(願い)とか、もう本当に酷い話だなあ…


●VSアザゼル型

「ずっと待ってた。ずっと…」
なんかもう、憎しみ・敵意いっぱいの一騎の鬼気迫る表情と、石井さんの柔らかい声のトーン(でも静かに怒気潜み感あり)のセットが凄いなあって思った。
というか、PVのセリフは今回も悉く読みを外してくるなあ。
予測とは違うシーンで使われてばかりだ。
このセリフだって、もっと先、それこそ「フェストゥムに触れる(≒受け入れる)」ときに言うのかと思っていたけど、そうじゃなかったし。
でもまあ、一騎としては戦うためにいるのに、犠牲者が出ているのに、ずーっとずーっと待て状態でフラストレーションが溜まりに溜まっての今回だから、まあそうなるのか。

「気をつけろ一騎。
 あの雲は自然現象じゃない。ワームの塊だ!」
「ぅおおおおおおおおおおおおお!!!」
だからwww総士の指示をガン無視しないでよ一騎www
とりあえず突撃ばっかりでもうwwwww
あとやっぱりニヒト乗ると総士は声が変わるね、変性意識やっぱり出てるなあ。

そしてあっさり雲の上へと。
HAEのときと同じ雲の上での対面だけど、朝焼け?の美しい光あふれる中でのHAEと比べると、星空とはいえ夜の闇の中での今回は何だかなあ…不穏さが凄い。


●衝撃のラスト

「その基地について民間人を預けたら、次は本当の目的地に向かうんだろ?」
「ええ、そう聞いてます」
「俺も行くよ」
「「えぇ!?」」
「広登ぉ!?」
「美羽ちゃんも行くんだろ?
 それに、希望を持って帰るって芹に約束したんだ。
 あいつと皆城乙姫が喜ぶような希望を」
「本気かよ…」

「島がくれた平和を、世界に広めるのが、アイドルとしての俺の使命だ。
 ま、一人じゃ無理っぽいからついて行くんだけど」
「勘弁してくれ…」

「俺にはまだ行くところがあるんだ!本当の希望ってヤツがある場所へ!」

「やっぱりそうだ。人間同士、争ってちゃ何も生まれない。
 人類軍とも信じあえる。一緒に希望を見つけられる。
 そしていつか、フェストゥムとも…
 ――そうだろ、芹」

ああああああああああああああああああああああああああああああ…!!!

ただただ茫然としたよ!なんなの!第2クール始まったとたんにこれとか!!
こんな展開だなんて!いつもいつもいつもファフナーはこっちの予想を軽々と超えてとんでもない物を突き付けてくるよね本当に!何て酷い!
瞬間、脳が理解を拒否したよ…なのに、なのに、ここで特殊EDとか何なの…なにこのスタッフの念の入れよう…微かな期待すらできないじゃないですか……・゚・(ノД`;)・゚・

放送室だと分かった瞬間、リアルに「あぁぁぁぁ…」って声出たよ。
教室の「希望」の文字、学校、楽園、水路に落ちる蛍、明かりの消える堂馬食堂…
どこも広登のシーンで印象的なシーンばかり。
完全にもくろみ通りです本当に……orz

もうさ、ファフナーらしくなるとは知ってたけど、覚悟してたけど、こんなに報われない展開だなんてさあ…・゚・(ノД`;)・゚・
あまりにも早すぎる、あまりにも辛すぎる。
竜宮島からの初めての退場者であり、初めて同じ人類から殺された者であり、誰かや何かを守るでもなく、対話の猶予もなく、本人の信頼や理想が完全に裏切られての結末…って何重にも痛みが重なっていて、とんでもない衝撃で……ただただ辛い。
叶わぬ夢を知って現実に反抗して騒ぎを起こしたり、初陣で勝手して怒られたりしていた子供っぽかったあの子が、いろんなことに触れて知って成長して、そうして今では夢を叶え、更なる夢を叶えんと外の世界へと飛び出していった、彼の信念や使命、そして何より命が、こんなにもあっけなく無慈悲に叩き折られるだなんて…だめだ、本当に辛くてまた泣けてくる。
希望を持ち帰る!って言う広登の言葉や存在自体が既に「希望」になっていたんだ、って、今さら痛感しています。
本当にもう、なんで広登が……・゚・(ノД`;)・゚・


「お前と、皆城乙姫が喜ぶような希望を持って帰ってやるよ」
「…待ってる」

「広登が言ってました。あたしと乙姫ちゃんが喜ぶような希望を持って帰るって。
 だから、皆、無事に帰ってきて下さい。それ以外のものはいりません」
「…分かった」

広登と芹ちゃんの約束と、総士から芹ちゃんへの誕生日プレゼントは叶わぬ夢と成り果てました…・゚・(ノД`;)・゚・
19歳になった女の子のたった一つの欲しい物が、仲間の無事というただそれだけの願いが、無残にも同じ人間によって奪われるだなんて…
本当に、芹ちゃんになんて言えばいいんだよ…広登…・゚・(ノД`;)・゚・



次回、「交戦規定アルファ」

いよいよです、いよいよこの人間VS人間という、島の大人たちが徹底して避けてきていたこの事態に最悪の状況で対面してしまうこととなった派遣部隊一同です。
史彦さんがあんなにも避けて、子供たちをその痛みから守っていたのに…
とはいえ、その痛みを知っていたからこその史彦さんの信念だったわけで、同じ目に合う事態となってしまった暉や真矢、そしてペルセウス組も一体どうなってしまうのか。
特に暉…ずっと引っ張ってきてくれた広登をあんな風に奪われて、フェストゥムよりも人類軍を憎んでしまいそうで。
真矢も、いよいよ…いよいよ「同胞殺しと紛争調停者」の肩書きをまさに背負わされてしまうのか。
島の子たちに「人殺し」をさせることになるなんて…本当に辛くてしょうがない。
そういえばビリーは、相手のパイロットが兄だと知ることになるのかな?
こっちの兄弟も不穏でしかないし。

一騎総士もロードランナーを喰ったアザゼル型相手だし、どこもかしこも恐くてしょうがない。

そして、島の人々はどうしているのか。
ゴルディアス結晶に何らかの変化があったりしたら…orz

次回からは、より心を強くして作品に相対したいと思います…



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