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2010-03-29 00:03 | カテゴリ:DARKER THAN BLACK 黒の契約者
 
「ずっと、このまま…黒と一緒に居たい…」

DTB外伝第2話、香港での出来事。
銀の想い、黒の想い。
二人のそれぞれの想いとすれ違いが何とも危うげで…
流星の双子を知る視聴者としては、この先どんな悲劇が起こってしまうのか。
…凄く凄く怖いです(半泣)


「覚えていないのか?さっき言った事…」
自分の発言を覚えていない銀。
あの時の彼女は「銀じゃない存在=イザナミ」?
それとも「銀の(無意識下の)他の一面」?
最初はイザナミ…つまり全くの別人格なのかなぁと思ったんですが、全体的に
見るともしかしたら銀の中にある、正反対の二つの想いのそれぞれの意識なの
かもしれないとも思ったり。

想いのままに黒と一緒に居たい、と共に在る事を望む。
一方で、自分を守る為に黒が傷つく事を恐れ、黒と一緒には居られない、と
離れた方が良いのではないかと思う。
この相反した想いが、銀の中にあるんじゃないかなぁと。

「あの子がいない…」
あの子…っていうのが観測霊の彼女、ですよね?
銀自身が「彼女」の存在自体を恐れている様には見えなかったんですが…?

「今は居ない。
 私が話しかけていないから。」
やはり、ドール同士でのネットワークは存在しているみたい。
それかもしくは「イザナミ」のバックアップ的なもの…なのかも?
そういえば星見様については流星の双子でも結局語られず…でしたよねぇ。
彼女についても何か描かれるのかな~と思ったり。

「この男と一緒に居たら、それが分からなくなったから。」
この男呼び…って事は、銀じゃないんですよね。
とりあえず黒が銀に影響を与えているは決定で良さそうな。
…黒が特異なのか、銀が特異なのか、それとも…?って感じでこの辺はまだ
ハッキリしませんが。

「私がドールであってもなくても、お前に取引するつもりなど無かった。
 ――どうせ殺すつもりだったんだから…」
公式サイト予告でも怖かったシーンです(怖)
黒は銀の変化を恐れている事が良く分かります…

「貴方からも言っておいて。
 どうせもぅ人間じゃないんだから、早く『私』の傍に来なさいって。」
『私』ですか…
これはもぅ決定的に黒に突きつけられた感ですねぇ。
目の前で普通の姿の銀から観測霊になって消えたあのシーンは黒も吃驚です。
やっぱりあの人型の観測霊が『私』『あの子』…つまり彼女みたいで。
…となると、流星の双子で現れたあの(蘇芳の目の前で黒に寄り添った)人型の
観測霊は…彼女なのかもしれません。
それともやはり銀だったのかも?…ちょっとわからないですねぇ。

それと彼女が、怪我をした黒の手を絡めて寄り添った為に、どうやら傷の
流血を止めたみたいで…それも吃驚です。
黒が失血で気を失う程だったのに、普通なら血が止まる筈が無いのに…
これも、彼女の力…なのでしょうか?

「これからは何でも言ってくれ。
 思った事何でも――」
何でも…と銀に言う黒自身が、銀の異変や自身の不安等を言わずに居るという
矛盾。
互いが互いを想いながらも、自身の本心を相手に対して曝け出せずに居る様な、
そんな不安定さがより表立って来ている感じですねぇ。


次回は、5月発売です。

「EPRの残党に拾われた俺達に訪れた、つかの間の安息。
 だがそれも長くは続かなかった。
 ジャングルに降る雨は、岩を穿つ楔の様に俺達を打つ――」

ってやっぱり雨霧ー!!
貴方生きていたんですか?!
眼帯&火傷で大怪我したみたいですが、生き残ってEPRの残党を率いて
いるみたい。
それにしても、やっぱりアンバーは存在感というか物語への影響というか…
が大きいです。
流星の双子での三鷹文書の件といい、彼女は何処までの未来を見ていたんで
しょうねぇ。


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2010-03-23 22:27 | カテゴリ:朧日記
 
「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」
のイベントに当選しました~!!(喜)


DVD購入者限定(?でしたっけ…)のヤツです!
出演者は、

木内秀信さん、花澤香菜さん、福圓美里さん、斎賀みつきさん、松風雅也さん、
ほか(予定)

だそうです。
実際にお会いするのは初めてな人達ばかりですねぇ。
めちゃくちゃ楽しみv
…ってほか?!ほかって誰?!
朧の希望としては、猫役の沢木郁也さん、霧原未咲役の水樹奈々さん、
鎮目弦馬役の三宅健太さん…辺りですかねぇ?
いや、どの方も楽しみなんですが。
特に三宅さんはお茶目な方(というかいじられっぷりが楽しい方(←酷))なので、
是非またお会いしたいなぁと思ったり。

もうじきDVD4巻も届くし、そしたら外伝2話も見れるし。
久しぶりにDTBモードになろうかなぁと。

4/4が楽しみです~v


2010-03-23 21:03 | カテゴリ:デュラララ!!
 
ダラーズの初集会であり、ダラーズ創始者の初活動であり、
都市伝説の首なしライダーの初降臨となった今回の話。


というか、ホントに面白すぎます「デュラララ!!」。
感想を書くのは久しぶりとなってしまいましたが(苦笑)、点と点が繋がって
見えない線が大きな物語を描き出していく…このカルタシス!
前回でのあの帝人の「私」バージョンも吃驚でしたよ!
…原作読みたい…!(じたばた)(←笑)

この物語には、軸となる事が二つある様子。
ダラーズと首なしライダー。
どちらも池袋で「良く分からない」けど「最強」と呼ばれる存在。
組織の創始者(=頭)が見えない「ダラーズ」と、
首(=頭)を持たない「首なしライダー」。

ダラーズの創始者であった竜ヶ峰帝人。
首を失ったデュラハンであるセルティ・ストゥルルソン。
その両方が、この11話で公に描かれたのかなぁと。

また、両者は一部対照的に、非日常的な世界へと足を踏み入れた帝人と、
首のない自分を受け入れて(今回事実として公に明かされたのもそうかも…)
おそらくただの人間としての立場を受け入れたセルティ、という。
非日常の世界という舞台に上がった帝人と(文字通り)下りたセルティ、って
感じで。


今回明らかになった、帝人のもう一つの立場、彼のバックボーン。
彼の思いつきから始まった、「噂をネットで流して現実に存在しているかの
様にした」のが、ダラーズ。
つまり、帝人がダラーズの創始者!(正しくは、創始者の中で唯一残った一人)
一人称が「私」となっているのは、帝人の中で「ダラーズの創始者」という
別のアイデンティティとなっているんですねぇ。
ただの高校生である竜ヶ峰帝人とは異なる、組織という力を持つ存在であると。

悪い事になったあの状況は…何というか、これがネットの恐ろしさだよなぁと
いう感じ。
それでも一人残ったのは、自分には「始めてしまった責任」がある…と思った
からなのではないかと。
そういう意味でも、帝人の基本は「正義感」なのかなぁ。
ただ、非日常への憧れの体現たるダラーズという魅力を手放せなかった…
という一面もあったのでしょうが。
(今回の事も、それ故に矢霧波江に色々言われていましたし)

1話で紀田君にダラーズの事を聞いて反応していたのは、実際に池袋に
住んで居る紀田君の口から正に「存在している」と聞けた事がある意味感動
だったのかなぁと。
にしても、(ワンダラーズって何だろう…)ってあの意味はもしや、全然違う
って事なのかな?誰が言っているんだろう…的な?(苦笑)

「理屈も通じない相手に、挑む力も知恵も、僕にはありません。
 努力する時間さえも与えてもらえない…
 だから!
 僕は数に頼る!!

帝人が「敵」と対決する為に、初めて使ったダラーズという組織の、数の力。
その為に初めて集まった、ダラーズのメンバー。
…って凄ッ!!
あのメール一斉送信で着信音が鳴り響いて、その他大勢だったモブに色が
ついていったあのシーンは鳥肌立ちましたよ!(震)
正に「無色透明」で、ネット上でつくられた、ダラーズが始めて現実に現れた
(色がついた)シーンとして最高でしたね!
見た事あるキャラも沢山居ましたし…というか、やはりセルティも臨也も
静雄もサイモンも、マゼンタも女子高生もプラカードの外人も皆ダラーズ!!
どんだけ最強なのダラーズ?!(笑)

その合図というか指示というか、メールで…っていうのがいかにもダラーズ
「らしい」感じでしたねぇ。

『今、携帯のメールを見ていない奴が敵だ。
 攻撃をせず、ただ見つめろ。』


この『指令』も的確ですねぇ。
あれだけ「池袋最強」と噂されているダラーズが直接的な「暴力」等の力では
なく、ただただ「見つめる」(ある意味知られるという意味では情報?)という
力で対抗するというのが最高!


そうして設けられた、セルティと首の傷の少女の対面。
あの一つの問答によって、セルティの中で「吹っ切れた」みたいです。
…この辺は、次回辺りにでも補完が入るんでしょうかねぇ?

私には首が無い!
 私は化け物だ。

 多くを語る口も、相手に情熱を伝える瞳も持たない!
 でもそれがどうした?
 それがどうしたというんだ?!
 私は、此処に居る。
 確かに、此処に存在する!

 目が無いというのなら、我が行状の全てを刮目して見るがいい!
 化け物の怒りに触れた者の叫びを、存分に耳にするといい!!」

このセルティの叫びは凄かったですねぇ。
首が無いセルティは20年間、自分のアイデンティティ(の一部)を失った
状態で、それ故に自己の確立が出来ていないと言っていた。
だからこそ、ずっと首を捜していた。
でも、今、こうして首と対面しても、それは自分とは違う存在となっていて、
決して戻らないと思ったんでしょうかねぇ。
それに今のセルティには、首が無くてもちゃんと「セルティ」だと認めて
くれる人が居て。
プロポーズ(!)した新羅、友人の様な静雄も居て、既に彼女はここ池袋で
20年間「生きていた」。
それを受け入れた彼女はだからこそ、「それがどうした」と言い切れたん
でしょうねぇ。

「私は此処だ。
 此処に居るんだ。
 此処に居るんだ。
 私は既に叫んでいる。
 叫んでいるぞ。
 私は今此処に生まれた。
 私の存在を、この街に刻みつけるために…!


そして同時に、指令によって集まっていた「ダラーズのメンバー」という
大勢の人々の目の前で、首が無いという事実が白日の下に晒されて。
写真まで撮られてしまいましたが…大丈夫でしょうかねぇ?
あと、あの場には殆どの既出キャラが揃っていましたが、一人重要な人が
居なかったのがちょっと気になったんですよねぇ。
…そう、新羅です。
今回が、セルティが「デュラハン」としてではなく「人間」として生きると
決心した話だったのに、そのパートナーであろう新羅はこの場に居合わせ
なかったんですよねぇ。
ダラーズじゃない、んですかね新羅は。
…何かこの先あるのかも知れないなぁと(怖)

それにしても、セルティの叫びが人々の耳に届いたのは、何故でしょうねぇ。


同時に、あの傷の少女の方も、ドタチンらワゴン組に保護されていた模様。
彼らに対してダラーズの創始者として接触して、手筈を整えていたんですねぇ。
(にしてもお二人の着ボイスが素敵過ぎます!(笑))

つか、やはり創始者に対しては全く知られていないんですな…
しかも、以前の彼らの話からするとダラーズには「メールで勧誘された」
らしいですが、それは絶対に帝人じゃないですし。
…つまり、創始者が帝人なのは確かですが、勧誘して故意にメンバーを
増やした人物が居るんですよね…
って臨也しかいないじゃないですか!!(汗)
今回も、メールの指令見て大喜びしていますし。
何を目的にダラーズに介入して来たんですかねぇ…自ら「あちら側」へと
足を踏み入れてしまった帝人が、激しく心配です(怖)



次回、「有無相性」

次の第12話で1クールラスト、ですねぇ。
予告で臨也が持っているのって…美香さん?(汗)
それとも…もしかしてもしかするのでしょうかッ?!
一体どういう事ー?!

2010-03-14 22:21 | カテゴリ:舞台
 
を昨日、見てきましたー!


ひぐらしのなく頃に オペラ

13日(土)に練馬で行われていた、ひぐらしのオペラです。
…そう、何とあの「ひぐらしのなく頃に」がオペラになったんです!!
二次創作という事で、あくまでも同人的に…なオペラではあるんですが、
キャストに合唱、オケの生演奏とそれはもう本気の本気なモノで。
因みに主催は「ベルンカステル室内歌劇場」です(笑)
朧はオーディション募集をしている頃から知っていたんで、凄く楽しみに
していたんですね。
前売りを買って、ニコ動に初音ミクの声で数曲アリアがアップされていて
(是非聞いてみて下さい~)それらを聞いてますます楽しみになって。

で、昨日行きましたよ練馬文化センター!!


舞台の奥上手側にオケ、下手側に合唱、センターや花道等でキャストの演技、
という配置。
全二幕という事だったので2時間位かな?と思って入場。
思ったよりも年配の方も見えましたねぇ…身内の方か音楽関係者なのかも?
と思ったり。

で、内容は「鬼隠し編」。
大石さんの語り…という形で幕を開けたのですが、どのキャラクターも衣装や
ウィッグでしっかり役になっていましたv

中でも一番印象的だったのはやっぱり富竹さんかと!(笑)
見に行った方なら↑の(笑)の意味は明白な筈…
何せ初っ端にきっちり「富竹~フラッシュ!!」って!!(笑)
アリアも色があって面白かったですし。
♪僕は~富竹~♪って、頭から離れない…(笑)
(富竹のアリアはニコ動にアップされていますよ~)
指揮者の方も巻き込んでのあれももぅ流石舞台…(笑)
気兼ねなく笑いが出ましたよねぇ。

他のキャストも、それぞれのキャラクターらしさを表現してて上手いなぁと。
台詞とか立ち振る舞いとか、ホント「そうそう」って感じで。
圭一は声が凄くステキな感じでしたけど(笑)アリアとか演技とか良かったし、
レナの「嘘だッ!!」とかオヤシロモードとかはマジ怖ッ!!!って感じだったし、
魅音のアリアも盛り上がりが凄かったし、梨花ちゃんや沙都子や鷹野さん、
大石さんもイメージピッタリだったし。

圭一のラストのシーンに重要な公衆電話。
上手側の花道に置いてあって幕が下りた後も出たままだったんで、近くに
行ってみたんですよねぇ。
凄く「古い」ものでぴったりで、何処で買ったのかなぁ…?とか思ったり(笑)
いや、ホントに今じゃ余程じゃないとみないんじゃないかな?って位。
(むしろ骨董レベル…かも?(笑))

あと、何といっても音楽が素晴らしくって!
生オケ、あの迫力は舞台ならではですよねぇ。
曲も拍子は変わるわ無調だわと、どれも難しげなものばかりでしたし…
怖いシーンでは微妙に音を重ねてきたり…ホント怖かったです!

弦…というかヴァイオリンでひぐらしの声を奏でていたのは凄く納得。
雰囲気もあって良かったです。
中でも、ラストだったかな?のひぐらしの声を一人最後に弾いていた方
(確か上手側に座っていた方…指揮の方が挨拶した時に、立って弓でオケを
 引っ張っていた様だったんで、コンマスなのでしょうか?)の
デクレッシェンドしていくあの音…物悲しさや哀愁を感じる様な繊細な
あの音がホント素敵でした!

そういえば、最後の幕。
あれって…幕下ろすヤツの故障かなにかだったのでしょうか?
ちょっと拍手のタイミングが…(苦笑)


とはいえ、同人とは言えない位、本気のオペラでしたね~
演出とかも随分と工夫されていて、圭一の家での玄関扉越しのシーンとかも
良かったですし。
ホントに、ひぐらしが大好きな人達なんだという事を凄く感じました!

キャスト、スタッフの皆さん、とても楽しかったです。
ありがとうございました~!

アンケートに、「次回公演についてのご案内を~」とかあったので、
是非是非!次回公演も期待しています!!