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2010-01-31 16:53 | カテゴリ:デュラララ!!

キャスト情報 
セルティ・ストゥルルソン 沢城みゆき

って事で、首なしライダーこと、セルティの初めての声です!

今回のナレーションは新羅。
セルティの事を中心に語る、彼女のバックの解説的な話でした。
…って、主人公はセルティなんでしょうか…帝人は?(苦笑)


・セルティ・ストゥルルソン

彼女は人間ではなく、伝説の存在である妖精「デュラハン」との事。
ってホントに人外の存在だったんですか!
デュラハン…って聞いた事が無いですけど、民間伝承とかそういう
御伽噺的な存在みたいです。

ある日突然、自分の首と記憶の一部を失った彼女。
その欠けた己の首を求めて国を離れ日本へ向かい、その時に新羅と
出会ったんですね。
あ、因みにこの船に乗る時に、馬ではなくバイクに使い魔を憑依させて
今のスタイルとなったみたい。

船の中で新羅の父親との取引に応じ、解剖される事を受け入れたセルティ
ですが、解剖のシーンが何か凄かった…
つか新羅の父親ヤバ過ぎでしょ!!(滝汗)
解剖する事もそうですし、4歳の息子にそれをさせるのもそうです!
…それで新羅も変人になったんだなぁ(乾笑)

絵描きの老人を探すセルティ。
結局彼女は自分の手がかりは得られなかったんですが、でもきっと
その時のデュラハンはセルティでしょうなぁ。


・岸谷新羅

闇医者で、セルティと同居している彼。
今回は1話を通して、彼の視点での描写でしたねぇ。
福山さんの声がやっぱ素敵だーv

その彼から見た、首なしライダーであるセルティの解説。
出会ったのが4歳のときだから、20年以上も一緒なんですねぇ…
彼はセルティに対して、愛情を抱いているみたいです。
「一緒に居たい」というか。
成程、それで公式サイトのイラストで、新羅は「人型の影」と踊って
いるんですねぇ。

セルティに対して、諦めよう、と言う新羅。
彼女と一緒に居たい彼の願望なんでしょうねぇ。
最後に描かれた絵描きの老人との会話でも、首は無くていいと、このままで
いいじゃないかと「現状維持」を望む彼。
今後の二人の関係も楽しみにしています。



次回、「羊頭狗肉」

紀田君がナレーターでしょうか?
今度は学生らそれぞれの話が進むと思うんで、各キャラの動向に注目です。


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2010-01-31 16:10 | カテゴリ:漫画
 
D.Gray-man Vol.19 (ジャンプコミックス)D.Gray-man Vol.19 (ジャンプコミックス)
(2009/12/04)
星野 桂

商品詳細を見る
アレンの身に起こる異変。
新たなエクソシストと、教団の「実験」によって造られた「サード」と呼ばれる者達…そして、神田の秘密。
ノア側も一気に動き出し、新たな局面へと急展開です!


久しぶりのDグレです。
絵柄もまた変わっていると言われていますが、朧はそんなに気になら
なかったですねぇ。
カラーは印象変わったとは思いますが…
物語は、教団側もノア側も大きく動きがみられて、明かされた謎も新たな
謎も沢山出てきてます。
思ったことをつらつらと。


「じゃあ おまえはなぜ くるしんでいる」
退魔の剣がアレンに効いている?!
ホントに14番目が中に居る…って事なんですか?

「 オ ハ ヨ ウ 」
レベル4も、この時のアレンを「ノア」と呼んで…
ノアでは、はじめましての挨拶が「おはよう」なんですかね。
後で出てくる新たなノアに対しても、覚醒の瞬間に伯爵が「おハヨウ」
でしたし。

「オレは安くねェぜぇぇぇ
 ボ~~~~~~ス」
教団(つかコムイ)に今までの弁償&これからの出資もさせるとは流石
ティモシー!
…つか、アレンは全然そーゆーの無かったんですが…
師匠によって作られたアレンの借金って今現在どの位あるんでしょう?
あるんなら教団に払わせようよアレン!!
あ、エミリアも教団入りは嬉しかったり。
(つかカリオス●ロに(笑))

 アレンて ちゃんと呼んでよ
 呼ンデ
…何か、名前呼びがアレンに関しても重要みたいですねぇ。
神田との「モヤシ」「アレンです」のお決まりのやりとり(今巻も有)も、
何か伏線っぽくなっていたのかも。
つかアレンの目が!目がAKUMAみたいになってるー!!(悲鳴)
あと、退魔の剣の傷跡ですが、ティキの傷とそっくり…って事はやっぱり
アレンの中には14番目が居るんですか…

つかこの辺とか、リンクが可愛いんですがどうしよう(笑)
空気呼ばわりされたり、リナリーにベッド取られて部屋を追い出されたり、
締め出されてプッツン切れて反撃したり…
最近どんどんリンクが愛しくなってきて、一々反応が楽しいv

「衛兵ぇ?」
アレンと神田がジジに聞きに行っている時の、二人の背後で行われている
ティムキャンピーVS神田ゴーレムが凄い事になってるー!!(笑)

「お前と神田が衝突する理由がわかった…
 似た者同士だからだ」
常識人マリ、イイ人だなぁ…頑張れ(苦笑)
でもホント同属嫌悪ってヤツですよねきっと。

「「ハワード・リンク監査官」か」
あくまで今のリンクの肩書き…って印象ですねぇ。
そういえばリンクの名前って本名じゃなかったりするんですかねぇ。
でも、リンクはこの時真っ先に飛んできて立ちふさがったり、あと
その前のシーンでも頭の上にティムキャンピーが寝てても我慢してたり、
結構感化されているような…(嬉)

「我らは人体生成により半AKUMA化した者ゆえ
 イノセンスを受けつけぬのです」
新たな「サード」エクソシストの登場。
あのAKUMAの卵から、実験によって造られた者達。
…中央庁はやっぱり何か…嫌な感じだなぁ。
リンクも何も知らされていなかったみたいですし。
アジア支部でのやりとりの中でも、リンクは微妙な表情でしたし…
彼も思うところがあるのかも。

神田の刀の爺っさま…
おぉ、やっと登場したかーと思ったら、
「セカンドエクソシストなどという幻想に囚われ
 大きな過ちを犯したのは
 ボクのチャン家とレニーのエプスタイン一族なのだから…っ」
って神田ー?!
神田の体とかあの華の謎が此処で?!
鴉の彼らを「サード」と言う事から、以前居ただろう「セカンド」は、
てっきり以前にリナリーの過去話でも出てきた「エクソシストの血縁者」
に対する実験での事かと思っていたのに…(驚)
「その花は幻だ」
って、何かただ単に神田のイノセンスの製作者っていうんではなくて、
神田本人の関係者だったワケですか…

「使徒「ノア」は13人出現したのだ」
魔眼のワイズリーをはじめ、先日死亡したスキン以外の12人のノア…
伯爵も含めての勢ぞろいです!
って、伯爵もノアの一人だったんですか?!
しかも、それぞれが一人のノアのメモリーを持っていて、生き続ける
伯爵を守る為に残り12人のノアが転生すると。

気になったのが、あくまでノア側の敵は「ハート」というヤツで、
七千年前の戦いで伯爵が敗れた後、世界は大洪水が起き、生き残った
12使徒が現在の人類の祖先である、と言う事。
…何か、教団側が「ハート」に利用されているんじゃなかろうかと凄く
不安になるんですが…?
エクソシストも人間であり、「ノア」の子孫であるワケで…その辺、
皆は知らなさそうな気がしますねぇ。

あと、そうなると「14番目」ってホントに得体が知れないなぁ。
ありえない筈の「ノア」…ホントに一体何者?!
そして彼の外見は、どうやらティキにそっくりだった模様。
…その辺も何かあるのかも?

「ひさしぶりだね
 少~~年♪」
ティキ参上!
って、あれ?
アレンが14番目の宿主って事、ノア側の人達って知っていましたっけ…?
ん?いやでも18巻で既にレベル4がアレンが奏者だっていうのは言って
いたからいいのか…う~ん?

世界各国で同時に起こったノアの襲撃。
狙いは、神田とアレン、そしてアルマ…ですかね?
他は陽動というか足止め?

「ひさしぶりに観客がいるとなんだかノッちゃいマスネv」
って伯爵―――?!
無精ひげなの?!
てっきりちょび髭のダンディなオジサマだと思ったのに!(爆)
しかも自分で自分を凹ませてるし、しょげたりぐずったり…
素敵すぎる!
にしても、この突っ込みのヌイグルミはロードですよねぇ、何故?

「あなた方はアルマに当時の御当主を惨殺されていらっしゃる」
って、それで若いのに当主として支部長を担っているって事ですか…
上の世代の人は、その時に亡くなっているんですねぇ。

「僕の下からぁ―――?」
ってシェリルさんもお茶目v
つかマジでノア側のキャラが素敵過ぎて困るんですが(笑)
新キャラのワイズリーもあの見た目であのしゃべり方、お気に入りです!


巻末の四コマ。
笑わせてもらいましたー!(笑)
ティモシーの危機もブックマンの秘密も最高ですv


2010-01-31 13:44 | カテゴリ:漫画
 
XXXHOLiC 16 (KCデラックス)XXXHOLiC 16 (KCデラックス)
(2009/12/22)
CLAMP

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表紙がまさに今回の物語そのもの。
侑子さんの願い、そして四月一日の願いと選んだ対価。
流れた時間と変わったもの、変わらないもの。
そして、この巻から物語は衝撃の展開を経て「籠(ロウ)」へと続いています。



ツバサと同様に、四月一日に訪れた選択。
そして新章?の「xxxHOLiC籠」となった16巻です。

つか、四月一日が色っぽいよ!!!(叫)

いや他にも色々あるはあるんですが、あまりにも四月一日の変化が…
ツバサの28巻を先に読んでいたんで、四月一日が対価に選んだのが
「一つどころに留まり続ける事」というのは知っていたんですよね。
それがどういう展開になっているのかなぁと思っていたら、
「この力で
 この店で、色んなヒトやヒトでないものの願いを叶えて
 この店を守って
 ずっとずっと待つよ
 侑子さんにまた逢えるのを」
まさかの「四月一日が店の主人」に…ってめっちゃ吃驚ですよ!

「それが 対価だから」
と、店から出られない、歳もとらない、という四月一日。
この1ページのコマ、凄く…四月一日の「侑子化」を感じました。
あの蝶の着物を羽織った姿が正に。
あと、ツバサで小狼に渡された眼鏡、それを再びつけて、以前に
描かれていた「対価として記憶を渡す前、侑子の元に来た時」の
四月一日に近い感じなのかなぁ…と。

この時に、百目鬼はあの卵の意味…使う時の事を聞いたんですねぇ。
「いや…一度しか使う必要がないのか
 確かに…あいつには使えない」
一体、どういう意味なんでしょうか…?


そして4年後の月日が流れて。

新章・籠の見開きのカラーページでのしなだれ姿といい、
不規則な生活で寝起きの顔&首筋を晒す様子といい、
P63の4コマ目の魅惑的な四月一日の表情といい…
誰?!っていう位の四月一日の変化。
つか、P43の4コマ目の表情にヤラれた!
「どうだろうなぁ」
ってこの表情、ヤバイです!!

色気というか気だるげな雰囲気というか…今までの四月一日とは
繋がらない様な色んな形容詞が似合っちゃっています。
お酒に煙管に、数多くの衣装に…と、侑子さんの要素を沢山受けた
四月一日が一々素敵に見えます。
(福山さんの四月一日の声で聞きたいです…!
 絶対素敵になるでしょ!!)

民俗学を専攻する大学生になった、百目鬼との会話でも、
「おまえが五月蠅いからな」
「食うなら性の良いもんがいいだろうが」
あんなにわめいて動いての大きな反応を返していた四月一日なのに、
それが全く無くなっていて。
つか買出しですか……通い夫?(爆)

寝室でのマル&モロとのじゃれあいは、ほっとすると言うか…
ちょっと面影が見えたというか。
…やっぱ、何処か「ミセの主人」という形に自分を押し込めている感じが
切ないです。

そして、店の主人として客の願いを叶える四月一日。
今回の客、盲目の三味線奏者の女性を迎えた時の、月飾りの黒い服が
またお洒落で…うん、カッコイイんだよねぇ…四月一日なのに!

「…この三味線は
 猫としてではなく三味線として
 恋しい相手を求めた
 それが答えだと思います」
生まれと異なる今だとしても、現在の自分を選んだ「彼女」。
…何処か今の自分を選んだ四月一日と、重なります。

「何年経っても四月一日は四月一日だ
 変わる事と変わらない事がある
 だから、みんな心配する
 四月一日が傷つくのを」
「でも君尋くんが傷つくのは駄目
 心も、躯も」
足りない対価の為に、傷を負う四月一日が心配すぎる…
蜘蛛のエピソードで自分自身を軽んじる事の多い四月一日の姿勢が否定
されて、四月一日もそれを分かった筈なのに…不安です。
誰もが皆、今の無理をしている四月一日に対して歯がゆい思いを抱いて
いるんでしょうなぁ。

因みに、小羽ちゃんは中学生に。
やっぱ可愛いです小羽ちゃん。
今も、占いのおばあちゃんの所に居る様子。
…ところで、ひまわりちゃんは?

夢で遥さんに会う四月一日。
この4年で、彼からいくつかの術を教わっていたようです。
夢で思い通りに動いていたのもその一つみたいですし、彼を師と仰いで
いる様子。
その彼曰く、生まれながらに四月一日は強い力を持っていて、おそらく
侑子さんがそれを封じていたようだ、と。
「対価を受け取らなかった事で
 君の中の力は解かれて
 そして今も育ち続けている
 この店という特異な場から出られないという事が
 それを更に進めているのを分かっているね?」
「強すぎる力は
 幸せだけを運んでくる訳ではないよ」
ツバサでも黒鋼の台詞として言われていた言葉ですよね。
強い力を持つからこその不幸もある、と。
それでも、四月一日はこの行動が危ない事を分かっていながら自分の
「願い」の為に選んでいるみたいです。

「逢えると信じているのなら
 その時、あのひとが泣くような事は
 してはいけないよ」
…何だか、侑子に会いたいという四月一日の願いですが、その対価に何か
悲劇が起こりそうな予感が…(滝汗)
つか、朧はツバサ28巻を読んで、飛王はクロウからかも…とか思ったん
ですが、むしろ四月一日じゃないよね…?と戦々恐々としております。
それとも、四月一日自身は生まれた時に「幼少期のクロウに似ている」と
飛王に言われていた辺りから、四月一日=クロウ、なんて事もあるかも…?
って思った事もあったんですがねぇ。
…いやまぁ結局は良く分からないんですが、言うだけ言っておきます(苦笑)


あ、あと、ツバサのその後がちょびっとだけ語られていました。
玖楼国を出てから、彼らの時間がどの位経っているかは不明ですが、
ピッフルで黒鋼の新しい腕を作ってもらっているみたいです。
あの腕は壊れちゃいましたからねぇ、今度は時間も余裕あるでしょうし、
ちゃんと表皮も調達できるかと。
…やっぱ「ツバサ」ももっと見たいです!


2010-01-30 23:55 | カテゴリ:漫画
 

ツバサ 28―RESERVoir CHRoNiCLE (少年マガジンコミックス)ツバサ 28―RESERVoir CHRoNiCLE (少年マガジンコミックス)
(2009/11/17)
CLAMP

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ツバサ完結!!
「夢で視た未来を変えるのは」
「難しいけれど でも」
「一緒に旅をして来たおれ達と」
「あの人達がいれば」
「「「「未来は選べる」」」」
4人のこの言葉が、飛王の企みを打ち破る力そのものだったのかも。
停滞か前進か、最後の最後まで驚かされる数々の真実と、未来への希望。
人の願いと選択を描ききったCLAMPは凄いです!



「俺の本当の名前は」 「私の本当の名前は」
     「「…ツバサ…」」

…いやぁ、28巻で完結となったこの作品ですが、この凄まじさは
本当に圧巻でした。
CLAMPらしい、伏線が多い驚きの展開とストーリー、魅力的な人物描写、
そして何よりCLAMPの集大成というかの様な、各作品に描かれていた
「もうひとりの」キャラクター達。
ラストに向けての「二次」的な生まれへのテーマというか…
「シミュラークル」って言うんでしょうか?
オリジナルとコピーと言う様な…そんな事を感じた作品です。
「シミュラークル」についての考察は、朧は…全然なので(苦笑)、
朧が思った事をつらつらと書いていきます~


この「ツバサ」は、「オリジナル」と「コピー」について、
というテーマだったと思うんです。

最初から、主人公のカップルが「小狼」と「さくら」という、
(偶然にも朧の初CLAMPだった)「カードキャプターさくら」の
主人公カップルと同じ名前・同じ姿のキャラクターでした。
様々な世界を旅する中で、「別の世界の同じ存在」が数多く出て、
「世界はそれを知る者の前にはひとつじゃない」としていたん
ですよね。
だから、ツバサの小狼とサクラは、「カードキャプターさくら」の
二人とは違う世界の二人、と言う事。

他の仲間のうちモコナはレイアースの二次で、黒鋼とファイの二人は
オリジナルだったので、「二次キャラとオリジナルキャラの共存」を
描くのかなぁとか思っていたんです。
ですが物語が進んでいくと、そもそも初めの小狼が写身であり、
旅に出たサクラも写身だった。
ツバサという作品の中だけで、中心となる小狼もサクラもそれぞれに
「オリジナル」と「コピー」が居るという驚きの真実。

それはある意味、対比、相似、二面性とも言える事で、他の主なキャラにも
当てはまる事。
黒鋼の真名は、鷹王。
ファイの本当の名前はユゥイ、双子の兄弟がファイ。
モコナは、白のソエルと黒のラーグが居る。
xxxHOLiCの四月一日はもう一人の『小狼』だったし、知世を始め多くの
キャラが異世界の同一人物として登場し、侑子とさくらは共に死の淵で
時を止めていて、飛王も『小狼』も願いは同じ。

それと同時に、物語は「死者の蘇生」というテーマ(これも初期から
仕込まれていたんですよねぇ)で、「留まる(或いは逆行)」か
「進む」かという選択を示される展開。
侑子に対しては、クロウは受け入れ、飛王は取り戻そうとした…
作中悪の「死者の蘇生」を願う飛王というキャラが、目に見える敵
として小狼とサクラ達に立ちふさがって。
小狼やサクラ達、彼らの「選択」を描いた物語だった、「ツバサ」。

明かされた世界の形。
繰り返される、閉じられた輪の世界を破るそのきっかけに現れたのが何と、
オリジナルの「カードキャプターさくら」のさくらちゃん!!
はじまりがどんな形だとしても、信じれば、
「絶対、だいじょうぶだよ」
と、無敵の呪文を!
…まさに、オリジナルから二次へのエールですよね。

そして、どれだけ驚かされるのかと凄まじかったツバサですが、やはり
最終巻でもとんでもない展開が。
何と、小狼の父母が「写身小狼」と「写身さくら」という驚愕の展開!
…呆然としましたよ。
まさかそう来るとは思ってもみなかったですし。

侑子のもとで、聞けなかった告白の続きがようやく出来た二人に涙…。
写身でも、思いは消えない。
元になった存在が居ても、自分にとっての想い人はたった一人で。
そして、生まれ変わった彼らの再びの出会いは…感慨深かったですねぇ。
「カードキャプターさくら」読者の方は分かるでしょうが、あの再会シーンは
オリジナルの二人よりちょっと「進んでいる」んですよね。
「CCさくら」では、小狼を日本でただ「待ち続けた」さくらですが、
「ツバサ」の写身のさくらは香港へと「行っている」ワケで。
桜の花びら舞う中、同じ様でありながら「違う」二人である事を、強く
感じました。
あ、レイアースの光、海、風の3人が最後にやっと出てきてくれたのは
嬉しかったですねぇ。

「夢で視た未来を変えるのは」
「難しいけれど でも」
「一緒に旅をして来たおれ達と」
「あの人達がいれば」
「「「「未来は選べる」」」」
二人の小狼と二人のさくら、4人のこの台詞が全てですねぇ。
誰一人欠ける事無く…そう言って飛王の企みを打ち破った彼ら。
でも、全てが終わった時、消えてしまった写身の二人。
「二人がいれば終わりじゃない」って、そういう意味ですか…ッ(泣)

残された小狼は、対価を支払う事で無事世界の流れに戻れて。
ただその対価が、一つの所に留まらずに…「旅を続ける事」。
モコナ、黒鋼やファイも旅する事を、さくらは彼らを待つ事を選択した。
――再び出会える事を「信じて」。
その出発の姿は、あの日本国での出発とそっくりで、でもみんなが揃って
玖楼国の服装であったり、さくらの元に行くのではなくさくらの元から
旅立つ事であったりと、対比されていて。

その旅立ちの時、ようやく明かされた主人公二人の「本当の名前」。
「俺の本当の名前は」 「私の本当の名前は」
     「「…ツバサ…」」
何と、この作品のタイトルそのもの!
小狼とさくらという「CCさくら」の二次ではなく、ツバサという名前の
異なるキャラクターである事が明示された驚き。
また、このツバサ二人の告白のシーンでも、小狼からさくらに伝える事で
CCさくらの二人とも写身の二人とも違う事を表現していましたねぇ。
澄み切った空を見上げて彼らを見送ったさくらの穏やかな表情が、
この物語の未来を暗示しているんだと思います。
小狼とさくらが笑顔だったのが、凄く嬉しかったですねぇ。
これはハッピーエンド、ですよね?
…やっぱ、つらい結末は見たくなかったんで(苦笑)

写身の二人にしても、どうやら「消えた」のではなく「中に居る」と
言う小狼。
今ある魂に体を与えたい…そっか、それは「生き返る」のとは違う事として
語られそうですねぇ。

これからの小狼達の旅でその術も探すつもりだそうですが、彼の旅は…
これで完結だともぅ見れないのかなぁ?
あとは、気になったのは飛王・リード。
彼もまた、本人というより「誰か」の強い「想い」によって具現化した、
写身のような存在だったとの事。
「ツバサ」の物語では語られなかったこれらの部分ですが、もしかしたら…
「xxxHOLiC」の方で語られるのかも…と思ったり。
…ちょっと気になるのが四月一日から飛王誕生説なんですがねぇ…(戦々恐々)


以上、つらつら書きましたが、一言で言うと「最高!!」って事です。
CLAMPの先生達ホントに凄すぎます!
こんな凄い物語を読めるだなんて…「カードキャプターさくら」が人生で
初購入コミックだった朧としては、ホントに感慨深いですねぇ。
まさかまさかの展開、始めからから数多く仕込まれていた伏線の数々、
そして今までの作品からの沢山のキャラクター達…
どれをとっても素晴らしかったです!

お疲れ様でした!&今後の作品も楽しみにしています!



2010-01-30 23:25 | カテゴリ:漫画
 
鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス)鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス)
(2009/12/22)
荒川 弘

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ホーエンハイムと「お父様」との一対一の戦い。
また前巻から続くスロウスとの戦いをはじめに、アームストロング少将らブリッグス軍による中央司令部制圧作戦。
いよいよとなったその瞬間、戦場に響くはあの人の声。
文字通り、正面から堂々と道を切り開くその姿は王の圧倒的な「力」そのもの。
それでも尚戦うブリッグズの彼らと、その戦いに参戦するグリード。
強欲のグリードとして、シンの皇子リンとして、王たる存在を倒さんと二重の意味での再戦は、正に命がけの激闘!
それと時同じくして、地下を進むエド達の前でいよいよ始まった「第一段階」。
その瞬間、開かれた扉に呑み込まれたのは――。
凄まじい激闘と、驚愕の展開。
特に、エド達人間側が掲げる「一は全 全は一」に対し、お父様側が掲げるのが「全は一 一は全」…「全」あっての「一」と、まさにエド達の思想とは全くの正反対。
本当に見事です。



ようやく購入&読了したので、遅ればせながらも感想をば。
以下、完全にネタばれです~。


「お二人とも逃げてくださぃぃぃぃ!!」
この土壇場で手を組む事となった、アームストロング姉弟と中央軍の兵士達。
最初は、命令ではなく己の命を守る為に手を組んだ関係だったのに、
いつの間にかそれを越えて、一人ひとりが命がけで何としても姉弟二人を
逃がそうとしている…
一人ではとても太刀打ち出来ないスロウス相手に多くの中央兵らが力を
合わせ、文字通り鎖となってスロウスの動きを抑えているこのシーンは、
まさに「一は全 全は一」。
こちら人間側の象徴的な絵ですよねぇ。
何気に戦闘中に背を合わせている辺り、中央兵への少将の信頼が見えたりv
少佐の、戦場から逃げろというのか!っていう台詞も、彼のバックがある
辺りを思うとホントに重いなぁ…と思ったら、

「いいねぇ逃げない覚悟!
 いい男じゃないの
 うちの旦那の方が数万倍いい男だけどさ」
師匠――!!!(喜)
カッコイイです師匠!
いつものスタイルで悠々と登場、そして全力で惚気、流石です!!

「あんた 行ったよ」
「あいよ」
アイコンタクトすら無しの阿吽の呼吸流石です!!
そして少将の顔が驚きで崩れた初めての瞬間…?(笑)

 友よ!!!
 立て!!!(クイ)
あはははははッ!!!(大 爆 笑 ★)
まさかあの筋肉で生まれた友情がこの決戦で実を結ぶとは!
荒川先生大好きです!!

「俺の中にいる五十三万六千三百二十九人
 全員と対話を終えている!」
ホーエンハイムさん…あの魂全部と「対話」済みとは!
以前に山の中で数名の名前を言って、すまない、使わせてもらうよって
言っていたのは、ホントに体内の魂に呼びかけていたみたい。
そして彼らもまた共に戦うと、協力していると。
…アルが対プライド戦で言った、「一緒に戦おう」という言葉もそう。
賢者の石にされてしまっていても「人間」として見るのは同じ姿勢ですねぇ。

「見下しているのはそちらの方ではないのか
 ホーエンハイム
 進歩しているのが自分達だけだと思っている!」
人間側であるホーエンハイムの進歩が「対話」。
なら同じ時間を経たホムンクルス…お父様側の進歩は、ホーエンハイムの
形をした砂袋から出る事が出来る事、なのでしょうか?
プライドの影にそっくりなその姿は…ホント、気味が悪いです。

「ただいま諸君」
……怖ッ!!
頭から冷水を浴びせられたような感覚が本気でしましたよ。
勝った!と思ったその瞬間に響くその一言が、めちゃくちゃ怖くて。
ここまでブリッグズの優勢な状況で進んできたのに、大総統一人のその
存在そのものが圧倒的な「力」で。
しかも、

「私の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?」
ですよ!
小細工も何も彼には必要なし。
多くの人が沢山の策を講じて成ったこの状況なのに、まっ正面から
たった一人の「力」でこうも一方的に崩されるとは…
これはホントに何というか…確かに「孤高の王」という存在。
彼には、仲間も部下も何も「必要ない」んですな。
力を合わせるという、「一は全」が成らない。
彼一人で既に全となってしまっているが故に、一を集めての全という形は
必要としていない…孤独な王ですね。
そんな、全てを手に入れていながらも全ては所詮与えられただけで
何も無い、孤独な王の前に降り立ったのが、

「だけどなんでかねぇ…
 見捨てる気持ちにはなれねぇんだよな
 そういうの!」
グリード登場!!
対ブラッドレイ戦は、グリードにとっても、リンにとっても因縁の相手。
倒さねばならない「王」。
…まさかここで再びの対戦とは、ホントに荒川先生は凄すぎです!!
グリードとリンも、凄く仲良くなっているし。
(中の相棒に~って、あのグリードが「相棒」って!
 それってリンを自分と同等と認めているって事ですよね?!)

「こいつが我が孫娘の腕を千切りよった男カ!」
そこへ、フー爺さんも参戦。
そういえば爺さんだけは敵側に面割れしていなかった…つまり相対した
事が無かったんですよねぇ。
これでグリードの擬似部下:バッカニア大尉、リンの従者:フー爺さん
みたいな形になっています。

「どれ
 アームストロング少将に全部なすりつけるか」
見た目を裏切って頭脳派なブレダ少尉が活躍中~(笑)
にしても、どこもかしこもが戦場の中、一人何も知らない夫人。
彼女は今も、戦場で圧倒的な存在である大総統をただ、夫としてその身を
案じていて。
上記で「何も持たない」とは言いましたが、ブラッドレイにとって唯一、
彼自身が「選んだ」と名言出来る存在が、夫人なんですよね。
彼女のその想いは、間違いなく「夫」として、「一人の人間」として
ブラッドレイに向けられているワケで、彼の魂は彼自身であると
思えるんですが…
戦場がどんどん地下へ地下へと向かっている中、此処もそろそろ…という
ラジオ占拠中のマスタング組が夫人を連れてどう動くのか、気になります。

「信用できる人物だわ」
確かにきたなっ…(笑)
でも良かったねぇ、ブロッシュ軍曹。
今まで全力で一人仲間はずれにされていたから…(苦笑)
まぁここで真相の説明をされて下さい。
自転車で家を飛び出した彼の合流でまた、一人味方が増えましたねぇ。

「全は一 一は全!」
…吃驚しましたよ、ホントに。
今まで人間側で「一は全 全は一」をテーマとしていましたが、その言葉の
前後を逆にするだけでこんなに意味が変わって聞こえるとは…
「全」ありきの「一」、大勢の為には少数を犠牲に…って、作品として
否定される様な思想が滲み出るこの感覚。
「選ばれた者」という選民思想なんかも感じさせて、お父様側の都合の
良い解釈に曲げられているのが良く分かります。
…にしても二人の女傑&その後ろの筋肉友情二人。
これだけでめちゃくちゃ恐ろしいです(震)

「貴方自身を信じなよ」
まずは「一」があってこそ。
「一」たる己のあり方を選んでこそ、その積み重ね…一人ひとりが集まる
事で「全」となる。
そう諭す師匠が、ホントに素敵です。

「……街(あそこ)に家族がいるんだ」
国の為、国民の為…
それらの想いは確かにあるけれど、それでも「一」たる己の一番の想いは、
身近な人々…
家族、恋人、友人など…自分にとって大切な人が平和に暮らせる事。
根っこの芯の部分があるからこそ、上官の命令に否を告げた彼ら。
…名前もないその他大勢なのに、こういう風に彼ら一人ひとりの想いを
描くからこそ、鋼の物語は凄いんだと思います。

「…となると…」
「こっちか…」
少将や師匠も、ここでお父様の本拠地たる地下へと否応無く進む事に…

「迷子かね鋼の」
「まっ…」
持ち直した大佐と相変わらずの低レベルな言い争いするエドに(笑)
でも、朧は個人的に言い合う二人を呆れて眺める中尉とスカーの
「……」
がツボだったり。
この二人が同じ吹き出しで同じ反応をしている、っていうシチュエーションに
可笑しさと少しの感慨が。

「大佐の説得をしてくれてありがとう
 あの人 憑き物が落ちたかもしれない
 ありがとう」
ホークアイ中尉からスカーへの感謝の言葉。
まさか礼を言われるとは思っていなかったであろうスカーの、見えない顔
がどんな表情をしていたのか…
きっと、彼本来の表情が覗いていたんじゃないかなぁと思ったり。

「俺にキング・ブラッドレイと同じになれと言うのか!!
 あいつは自分の民をも見捨てようとしている
 あれは俺の目指しているものとはちがう!」
フー爺さんの危機に「勝手に出てきた」リン。
まさにランファンの時と同じ、民を守らないブラッドレイと民を守るリン。
見下ろすブラッドレイの姿がまるで絶対の神の如く、その存在の圧倒的な
強さをみせつけるかの様。

「この老いぼれはここで……
 永遠のいとま…頂戴いたす!!!」
フー爺さん~!!!(悲鳴)
この激しさと、それでもブラッドレイへ届かない無念さに涙が…
ブラッドレイの「ホムンクルス」の左目が、もはやどうにも出来ないのか
と思わせ――

「たとえ神のごとき目を持っていようとも
 見えない所からの攻撃は防ぎようがあるまい」
大きく見開かれる、ブラッドレイの「人間」の右目。
……ってうわぁぁぁぁッ!!!(悲鳴)

「じいさん
 地獄への道行き 付き合ってやるぜ」
「おォ……かたじけなイ…」
いやぁぁぁッ!
二人ともそんな…凄まじ過ぎるよ…(泣)
フー爺さんの、むしろ穏やかさすら感じさせる様な台詞が…(号泣)
「一矢報いた」…それに対する安堵なのでしょうか…?

そんな、部下達の命がけの攻撃によってブラッドレイに傷を負わせた
その決定的瞬間、硬化した腕で涙を流しながらブラッドレイに一撃を
加えたのは…グリードか、それともリンか。
この瞬間は、きっと本当に「二人とも」だったのではないかと。

「「キング・ブラッドレイ」になれなかった男たちだよ」
まさか彼らまでもが登場するとは…
てっきり処分…賢者の石の材料にされていたんだとばっかり。
そういえば、この時スカーが反応していたのは、「余り者」との言葉なの
でしょうかねぇ?

「五つの…頂点を持つ練成陣…!!?」
地下通路、研究所そのものすら、この計画に直接関係しているんですか?!
どんだけ伏線…(凄)
これは「第一段階」だそうですが…そもそもこの人、一体何者?
錬金術師で医者、キング・ブラッドレイを作った人。
でも、その当時から姿が変わっている様には見えないんですが…

「鋼の!!!」
エド、アル、師匠の三人…「人柱」に対する、扉を通じての強制収容ですか。
これじゃあ何処に居ても逃れられないですね…。
ただ、扉に呑まれる時、エドも師匠も練成の分解を受けている描写があった
んで、アルも分解されてる…んですよね?
同じ様に姿が消えて居たんで。
って事は、アルの魂がちゃんと扉をくぐって行くならもしかしたら…?
それとも今回の強制収容で5人分を使われてしまった…とか?
…ッめっちゃ気になります!!


次巻、25巻。

「扉を開けてみようか
 マスタング君」

って、残り一人の人柱の席を埋める為に、「人柱候補」として挙がっていた
マスタング大佐が?!
無理やり扉を開けさせられるだなんて…うわもぅホントに待てないです!!


2010-01-30 18:07 | カテゴリ:DARKER THAN BLACK 黒の契約者
 
「早く此処を離れた方が良い。
 …信じて。」
「お前の方こそ俺を信じろ。
 俺はお前を、独りにしない。」
「……嘘。」

とうとう待望のDTB外伝、第1話を視聴しました!
マジでこの2年の間で黒と銀に一体何があったのか、メチャクチャ気に
なっていたんですが…いやもぅ期待以上で素晴らしい!!

「黒の死神」としての、黒の戦闘はやっぱりカッコイイ!!
あのスピード感やダイナミックな動きが黒らしいですよねぇ。
ワイヤーも電撃の能力もあったし。
(流星の双子では電撃が無かった分、能力要素が低かったからなぁ…
 それはそれで新鮮だし黒凄い!だったんですが)
しかも「沖縄」で「新婚旅行」……ッ!!(グッ)
対オーナーなど対人人格が李ですし!
あのへにょっとしたイイ人モード、素敵です。
しかも銀も一々反応が可愛いし…
「…頼んだの?」「うん。」
なんて最高!
黒銀好きな朧としては、美味し過ぎましたよ!

とは言え、逃亡を続ける二人のつかの間の平穏と、忍び寄る組織の手。
そして、銀の変化とそれ故にすれ違う二人の想い。
この先に待っているであろう悲劇を思えばこそ余計に、一つひとつのシーンや
銀の揺れ動く感情の描写すら、嬉しくも哀しくて…
あぁもぅ朧も可愛過ぎる銀をギューってしたいです!(←おいッ)


で、物語としてキーになるのは、黒と銀の関係性。
新婚旅行を装っての様子は可愛すぎるんですが、その実、黒は銀の事は
一方的に「庇護」の対象にしているのかなぁと。
ドールだからこそ、観測霊を使っての情報収集はさせていますが、それも
「黒の指示」で…って感じで、戦うのは黒だけ。
そして傷つくのも、黒だけ。
冒頭アバンでの戦闘シーンも、包帯だらけの黒の描写も(…萌えた(爆))、
その印象を強めている様な。
銀は、「黒だけを戦わせる」現状を、歯がゆく思っているんですねぇ。
自分が傷つく事など省みずにただ銀を守りたい黒と、黒に守られるだけ
ではなく自分も戦い黒を守りたいと思う銀。

だからこそ、銀は「自分の意思で」動き始める。
自ら外に赴き、他者と会話し、食事の手配まで行う。

「此処は安全…今はゆっくり食べて。
 見張りは私がやるから。」

…黒と共に居て、黒の為に。
そんなドールにはありえない言動をし始める銀の変化を、受け入れられずに
居る黒。
黒にとって想定外の行動を銀が取る毎に黒は、苛立ちや不安、恐れを
感じていて。


そんな時に、二人の前に現れた、アンバーに似た女性。
彼女の出現後の、黒に届かない銀の想いがもぅ切なくて。
(つか浜辺で銀が黒に伸ばした手が空を切ったあのシーンはズルイです)

「早く此処を離れた方が良い。
 …信じて。」
「お前の方こそ俺を信じろ。
 俺はお前を、独りにしない。」
「……嘘。」

信じられるのは互いだけ。
黒は銀の変化を、銀は黒が傷つくのを恐れ、不安を抱えている。
どうか「信じて」とは言葉にしても、自分が抱える不安を言葉にする事が
出来ずにいる二人。
観測霊をとばしてまで、相手を調べようとしている銀の想いと、それを
止める黒の、そのすれ違いがもぅ切なすぎます。


そして、敵に連れ去られる銀と、追う黒。
その戦闘の最中、黒の危機に突然起こった異変。
敵の契約者の自死と、その背後に佇む銀の人型の観測霊。
――まるで、銀がその者の能力を返して、契約者を殺したかの様に。
この頃から銀の「力」が現れ始めていたんですねぇ。
彼女の変化は、何らかの形で黒からの影響もあるみたいで、

「あのドールは確かに黒の死神の傍に置く事で、進化を早めているようだ。」

と、銀の変化を「進化」と言う彼ら。
流星の双子でも、「進化するドール」との言葉もありましたし、契約者が…
もしかしたら黒がドールである銀に何か影響を与えているのかも。
敵側のドールが服のすそをギュッと握り締めたのも、この時彼の「心が動いた」
からだと思うんですよねぇ。
それがどういう意味を持つのかは、分かりませんが…
ただ、

「銀…俺を独りにしないでくれ……」

そう言って抱きしめ合いながらも、それでも不安定で哀しい二人の関係が
切なくて寂しくて。
何というか…自ら「変化」を望む銀と、銀の「変化」を恐れる黒、と、
二人の想いがこの部分では反対みたいです。


「私の能力は基本的に相手の動きを制御出来るんだ。」

その能力の応用で、アンバーの幻覚を見せていた契約者、クロード。
彼は犬に憑依した契約者と共に動いているみたいです。
今回銀の力で死なせられたかと思ったら、何やら本人の能力によってか、
無事だった彼。
しかも、

「アレはそのうち私達の手に負える代物じゃなくなる。
 …彼にもね。」

と、色々と知っている様子。
組織側なのかと思ったんですが、予告を見るとそうとも言い切れない様な…
彼らは何か「目的」を持っていそうな。
第2話でもしっかり活躍してくれそうです。



次回、第2話は3月下旬発売の、第4巻で。

「何処まで逃げても果ては無く、俺達はまた次の地獄へ舞い戻る。
 香港、九龍城。
 闇から伸びる白い手が、銀を捕らえる、放さない――」

どうやら舞台は日本を脱出して香港へ。
チャイナ服姿の銀可愛い!!
香港マフィアとか出てきそうな…
とか思ったら公式で予告映像があったので、見てみたら…
何か銀が黒かったッ!!(滝汗)
…ホントに銀が怖いよ……
黒は、銀の事でも「無知で揺らされ」るんでしょうか。

次回も、期待しています!!


2010-01-28 22:13 | カテゴリ:デュラララ!!
 
約一週間遅れになってしまったので、簡単に。


・ナレーター
は、各主要キャラの持ち回りなんですかねぇ。
今回はサイモン。
とは言え「彼の心の声」というワケでもないみたいです。
って事は、2話のは…セルティなのかも?

・臨也と遭遇してしまった帝人
突然の邂逅。
でも何だか、
「ちょっと、人に会いにね……もぅ、会えた。」
との言葉からして、臨也は「帝人に会う為」に池袋に来たみたい。
しかもしっかり帝人のデータ調べているし!(怖ッ)
前回でのあの暗躍ぶりを見ると、チャットでの甘楽は彼なのかなぁと。
今回チャットで執拗に「ダラーズは悪」な情報を与えている事ですし、
帝人をダラーズのメンバーに接触させる目論見はありそうな…
というか「帝人の知っているあの人がダラーズだった」みたいな?
だとすると、気になるのがやはり紀田君。
てっきり「危険人物・臨也」の情報は伝聞でかと思いきや、当の本人と
接点があるみたいですし、しかも、
「コイツはただの友達で…」
って、じゃあ「普通じゃない知り合い」が居るの?って思うし。
臨也の手によって、帝人の言う「非日常」に巻き込まれそうな予感大…!
あと杏里を引っ張って行ったのは頑張った!なんですが、結局逆に
引っ張られたのはらしいというか何というか…ファイトー(苦笑)

・やっぱり怖い臨也
「俺に女の子を傷つける趣味はないけど、
 だから、女の子の携帯を踏み潰す事を趣味に…するよ。」
「困ったなぁ……見逃してよ。」
笑ったかと思うと突然フッと表情消えたりスッと目が怖くなったり…
マジで怖いんですが!!(震)
しゃべりも動きもスイッチがありそうな感じといい、得体の知れない怖さ
全開ですねぇ。
つかケータイのシーンも凄かったし…そんな臨也が帝人に何をしようと
しているのかホントに怖いです!
とは言え、
「シズちゃんの暴力ってさ、理屈も言葉も通じないんだから苦手だよ。」
って、臨也側からすると基本、とにかく関わらないように、逃げるが一番、
のスタンスみたい。
…ホントに仲悪かったんですねぇ、この二人。
一体何があったのかが凄く気になりますが。

・敵にまわしてはいけない男
平和島静雄登場ー。
つかまさかの「臨也に自販機ぶつけ」とは吃驚です!(笑)
流れをぶった切って割り込んでくるこの無茶苦茶さがそのまま静雄の
キャラクターなんだろうなぁ…多分。
「いーざーやーくーん!!」
ってコッチも怖いよ!
チンピラ相手の時も、
「…お前、今頭狙ったな?
 打ち所が悪けりゃあ、死んじまうって分かってるよな?
 分かっててやっているって事は、殺す気だったって事だよなぁ?
 …じゃあ、何をされても文句はねえよなァッ!!」
この台詞の持っていき方が正に「問答無用!」って感じで、ホントに
「彼そのものが暴力」ですねぇ。
でも、わざわざ彼の貴重な時間を割いて、自分から喧嘩しに行く辺りは、
臨也は特別なんだろうな、とも思ったり。
そして彼もセルティと関係がある様子。
というかどっちかっていうと、あくまで「依頼人」と「運び屋」という
仕事としての関係だった臨也とより、静雄との方がより親しい(?)様な
感じがしたんですがねぇ。

・杏里
委員長に立候補したのは、「委員長だから」という大義名分を得る事で
播磨さんに干渉出来る様にする為…でしょうなぁ。
それとナイフに怯える感じ…彼女も「何か」あるのは確かな様子。

・「見つけた…俺の、愛ッ!」
って何が?!
あの首に痕がある子…そして入学早々退学宣言した彼。
そこに杏里も何らかで関係すると思うんですが…。

・サイモン
この人も何かヤバイ人だー!!
空から降ってきてあの自販機を止めるだなんて、そりゃ敵にしちゃ
マズイよね!


次回は、新羅@福山さんが出るみたいなので、楽しみにしていますv
セルティとの絡みが見られるかなぁ?


2010-01-18 21:17 | カテゴリ:デュラララ!!
 
今回は、第1話で起こっていたある「事件」の当事者・マゼンダこと
神近莉緒。
彼女の回想の様な形で語られる、事件の真相とそれに至ったまでの彼女の
バックボーン。

今回のメインであり、そしてゲストであった彼女の出番はこれで終わり、
でしょうなぁ。
今周りにある現実を受け入れる事で、彼女の非日常の物語は終わり、
彼女の日常に帰ったと思います。

そして彼女と共に、事件に大きく関わっていたメインキャラ二人――
セルティと臨也。
そのキャラクターというか立ち居地というか、事件とは無関係の
傍観者サイドの帝人視点だった1話では見られなかった、「当事者」
サイドの物語でしたねぇ。


まず、臨也。
…つか初っ端から暗躍とは吃驚ですよ!
彼もやっぱりかなりのイカレた人間の様ですねぇ。

「…此処に一人、居るっつーの。」
1話でもあった悪役さん達の会話だけではなく、マゼンダの心の声にも
合わせて、両者の台詞に対しての否定の言葉だったんですねぇ。
後での彼女に対してのネタばらしを見て何と言うか…ホントに「想定通り」
だったんだなぁと。

「『人間』が好きって事かなぁ。」
「『人間』ってモノが面白くて、興味深くて仕方ないんだよねー。」
この台詞も正に自分は人外って感じがします。
彼の言う『人間』のカテゴリはどうなんでしょうねぇ。
彼自身とかについても聞いてみたいです。

にしても、好き勝手な言葉を一方的に聞かせて、マゼンダを揺さぶるだけ
揺さぶってそのまま、
「楽しかったよ――マ ゼ ン ダ さん♪」
ってサラッと消える感じ…一貫しているなぁ。
情報屋らしいというか何というか…情報を操る事で他者を思い通りに
動かして楽しむ感じ、凄く「悪役」っぽいです(笑)


「首なしライダー」こと、セルティ・ストゥルルソン。
どうやら彼女(?)には人格もちゃんとあるみたいですねぇ。
つか、新羅@福山さんも関係者なんですか?!吃驚です。

今回の事件では、諸悪の根源(笑)の臨也の依頼で「運び屋」としての
仕事を受けた彼女。
首が無いからか話が出来ない様で、ケータイの文字打ちで他の人との
会話を行っています。

「あなたが考えているほど
 世界はひどくないから。」
臨也からの言動に傷ついたマゼンダに対してのこの言葉。
彼女が今回の事件にまで至ったのが画面上の文字なら、ここで彼女を
励ますのもまた画面上の文字。
同じ「顔の見えない」存在からの言葉でも、それは正に正反対です。

あと、顔が見えないという事といえば、彼女自身の謎、言葉や表情が
見えないという事も相まって、セルティというキャラクターに対する
呼称が多いです。
都市伝説と言われる「首なしライダー」や「死神」、「優秀な運び屋」、
皮肉った言い方の「正義の味方」と、多くのアイデンティティが
見られます。
これはやはりそれだけ彼女が、多くの人達から彼女の一部の側面を
見られて、呼ばれる様なキャラクターだからなんでしょうねぇ。
新羅との関係も、知りたいです。


2010-01-15 23:59 | カテゴリ:鋼の錬金術師FA
 
今回から第4クール、という事で新OP&EDに。
つかOPもEDもイイ!!

OPはケミストリーの「Period」。
放送前に曲だけは聴いていたんですが、それがもぅ正に朧のど真ん中
ストライク!!だったんで。
あのサビの盛り上がり方は最高!
で、あの曲にどんな絵が付くんだろうと、今までのOPもかなり動くイイ
物ばかりだったんで期待していたんですが…
期待以上でした!

Aメロでの、すれ違い荒野に一人だったエドとアルが切なくて。
でも次の瞬間、他のキャラが、二人の周りにグワーって数え切れない位の
多くの人々が集まって…あの盛り上がり方は異常です!!
アツい物がこぅせり上がって来るというか。
あのシーンに描かれた「エドとアルが出遭った人々」の集合の絵は正に、
「一は全、全は一」ですねぇ。
(でも登場第一号が何故にシャオメイ?!
 ホント愛されてんなぁ…(笑))

しかもあの絵、主要キャラは勿論、既出(予定含む)の人々全員じゃないか
っていう位多いですねぇ。
(予定っていうのは、あのマダムらしき人も居たんで。
 確かまだアニメ未登場ですよね?)
しかも、何か外伝とかでのオリジナルキャラっぽい人も。
(盲目の錬金術師とか…)
あの制止絵、大きくして欲しいです。
又は誰か、「コレが誰それ」ってやってくれないかなぁ。
めっちゃ気になります。
凄く良く分かる人(少佐とか(笑))と良くわかんない人が居るんで。

戦闘は、エド&アル対プライド、グリード対ブラッドレイ、
あとエンヴィー対ランファン&フー爺さん、とか。
めっちゃ動く動く!!
ランファンとフー爺さんなんて早すぎて動きが掴みきれない
位ですもん(笑)
つか、全部見終わって、何だか足りない様な…と思ったら、
集合絵の他には、大佐とか軍部関係(北以外)が出てなかった
んですね…今はエド達と接触ないからなぁ。
どんだけキャラが多いんだーって事ですよ。


EDは、SCANDALの「瞬間センチメンタル」。
つかこれ、ED?!
絵も曲もOPでも行ける位にカッコイイです。

でもどっちかって言うと、OPが正にエドとアルだったのに対して、
EDはホーエンハイムのお父さんが主人公みたいだった(笑)
本編での出番の少なさを挽回するかの様に、OP&EDでの存在感が
大きいです。

夕日の中、互いを見つめ合うホーエンハイムとトリシャさんの絵がもぅ、
あぁ、幸福だったんだなぁ…って感じで。
 ♪ あふれる涙は 弱さや後悔じゃない
   イタミが生んだカケラで
の歌詞も、あの記念撮影のシーンを思い出して…(涙)
あのシーンもまた、ハガレン屈指の名シーンですし。

一斉攻撃(対プライド)は正に、一人ひとりが力を合わせて
戦うっていう、「一は全、全は一」の象徴の様な絵ですからね。
ここでグリードやキメラ達が一緒なのは、この先の展開のネタバレ
ですが…イイシーンだなぁ。
その後の、ウィンリィが一人まっすぐ前を見据えて歩くシーンは、
今回の本編のあの「戦う覚悟」を決めた彼女の強さを感じますねぇ。
 ♪ 限界だって困難だって
   諦めたくないよ
正に、この先の展開での、外国に逃げとけと勝てない可能性を言う
エドに対して反論する
ウィンリィの言葉ですよねぇ。

それぞれが手を伸ばして…。
ギアスでも00でも、最近良く見る「二人の手」の描写ですが、
しっかりと手を握ったのは鋼だけかも。
大分大きさが違うんで、大人の男女ですよね…ホーエンハイムと
トリシャさんですかねぇ。


本編は、とうとうウィンリィが本当の意味で「戦場」へ。
「勘違いしないで。
 理不尽を許してはいないのよ。」
理不尽は許さない、人として憤っている。
だが、憎しみに囚われるのではなく、それを耐える――
負の感情を集まったら負へと流れてしまう、逆に正の感情を集める事で、
世の中を正の方向へと流れるように――
スカーの師や兄の語った言葉と同じ選択をしたウィンリィのその姿に、
スカーはようやくその意味を理解した事でしょうねぇ。
憎しみを超えて、命を掛けて戦う事を選んだ彼女の強さが眩しいです。
今回は「ウィンリィ主役」でしたね。

でも朧としては、尺の都合でしょうが地下坑道をゆく時マルコーさんとの
会話の中で、「お客さんを放ったらかして~~最低だわ」って、自分を
サイテーだって言うシーンが削られちゃったのは残念でしたねぇ。
命狙われているこんな状況でも、機械鎧技師である彼女の本分を見失う事
無く、自分の仕事に責任を持っている…
それこそ、彼女の両親と同じ様に、自分の責務をちゃんと分かっている
彼女の本当の凄さが現れていたシーンだったんで。

あと、逆に追加されていたのが、ザンパノとジェルソの二人の会話。
つか早速馴染んでる?!早ッ!(笑)
お互いの家庭環境を知っているって事は、キメラにされる以前から
お互い交流を持っていたんですかねぇ?
仲いいなぁ。
妙にそれぞれの表情の描写が丁寧で、何かスタッフ拘っていそう~って
思いました(笑)

あと、物語の謎としてはお父様が、「人柱」として、エド、アル、
ホーエンハイムを、「可能性あり」として師匠を、駒に見立てています。
あと一人…その席を埋める「人柱候補」として挙げられているのは
大佐とマルコーさんでしたっけ?
物語もいよいよ転に入っているワケですし、この先も色々と衝撃の展開と
なるんですが、今後も期待しています!



…さて、いい加減ハガレン24巻を買わなくては(爆)


2010-01-15 23:37 | カテゴリ:デュラララ!!
 
 これは、歪んだ物語。
 歪んだ恋の、物語―。

 舞台は東京・池袋。そこは様々な思惑を腹に抱えた若者たちが集う街。
 非日常に憧れる高校生、池袋一強い男、情報屋、闇医者、
 ストーカー、“首なしライダー” etcが、事件をおこしたり、
 巻き込まれたり……。
 アクの強すぎる登場人物が織り成す、予測不可能な
 ハイテンション・サスペンスアクション!


今期新作アニメで一番の注目作品です、「デュラララ!!」。
元々朧は原作は未読なんですが(なのでネタバレはNGでお願いします)
「バッカーノ!」の原作&アニメが大好きな朧としては、以前から
気になっていた作品で。
原作を集めようかどうしようかと保留していた中アニメ化を聞き、
ならばいっそ「デュラララ!」はアニメから入ろうかと思った次第。

内容の前情報はアニメ雑誌程度。
とりあえず、学生3人&ヤバイ大人3人の同級生トリオ×2がメイン
みたいで。
つか声優さんが豪華ですよね?!
…とりあえず福山さんが大人キャラだったのが意外でした(笑)。
因みに主人公の豊永利行さんは、今までの出演アニメを調べてみたら、
地獄少女しか分からなかった(爆)仙太郎役の方だったんですねぇ。
あと、花澤香菜さんは蘇芳とかこばととか撫子とか、最近朧が見ている
好きなアニメ作品に高頻度で出演されている方なんで、嬉しかったり。
今回はどこか陰のある女の子…みたいな感じ?楽しみです~

で、バッカーノ!と同じく何だかヤバいやつらの群像劇で、舞台は
現代の東京・池袋、と。
…うん、この位しか分かってない状態です(笑)

でも「バッカーノ!」スタッフ再集結という事で、アクの強い
(であろう…多分(苦笑))成田さんの小説をどんな風にアニメで魅せて
くれるのか、凄く楽しみだったです!


で、放送された第1話、「開口一番」

まずOPが「バッカーノ!だ!!」(笑)
一連の繋がった動きで一気に登場人物の顔と名前とキャラクターと
人間関係を示したあの感じはまさしく。

学生トリオが夕焼けの中夕日を眺める姿…
仲いいんだなーと思いつつ、曲のタイトルが「裏切りの夕焼け」って
何か怖いかも…(震)
静雄と臨也の楽しい(笑)やりとりは最高ですし、何気に新羅が別枠で
なにかありそうな感じもイイですし。
あと他キャラではサイモンが妙に気になった!

本編は終始帝人目線というか、池袋に対する彼の想像と現実のギャップを
しっかり描いていた感じ。
何だか見た事ある場所ばっかりで面白かったなぁ。
(つかホロが!電撃文庫ですもんねぇ、でも色々用って何…?)
(アイザックとミリアもあのDVDのイラストとかで登場)
それと合間合間に進行形的にリンクさせていたチャット。
あれ、何かこの先の展開に関係あるっぽいですねぇ。
とりあえず「失踪事件」とか「首なしライダー」とか、どちらも今回
起こっていた事件に関係する要素なんで。

ちゃんと顔が出てきちんと紹介を受けてた人々とは別に、静雄と臨也は
言葉だけだったんですが、それでも何かキャラクターが良く分かりました。
つか自販機が空を飛んだ!!なんつーキャラだ!(爆笑)

凄いといえば、首なしライダー。
…誰?というか…何?
何だか良く分からないけど凄いですねぇ。
つか、見終わってから公式行ったんですが、「セルティ」…って
人名あるんですね?!キャラでOKみたいです。
明りつけずにバイク疾走して鎌もって…何かカッコイイです!!

EDがまた文字通り「繋がっている」キャラクター達。
その人の性格が良く出ています。
つか、此処でもやっぱり新羅がちょっと別位置?
一人逆さまで何か気になります。
で、曲名は「Trust Me」…私を信じて下さい、ですか。
OPと並べると何とも真逆というか皮肉というか。
この先誰かが誰かを裏切る様な事になるんでしょうかねぇ。


と、いやぁ正にこれぞ成田さんの作品!って感じでしたねぇ。
何だか変わったキャラばかりというか、変な奴等が蔓延っていると
いうか…(←酷)
そんな中、「普通の」学生である帝人が、この池袋でどんな出逢いや
体験をして、事件に巻き込まれていくのか(断定)。
早速2話で「まず会わない」と言われていた臨也と接点を持つ事に
なりそうですし、いやはや、メチャクチャ楽しみです!



次回、「一虚一実」

サブタイトル、四字熟語で統一されるみたいなんですが、それについて
公式サイトで載っているのが、「岸谷新羅の四字熟語講座」。
ちょこっと新羅の言葉として紹介されているんですが、キャラクターの
やりとりが脳内再生されて、面白いです!