朧月夜
記念すべき、原作沿い新シリーズ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」
第1話は、原作1話の舞台リオールに行く前の、オリジナルエピソードから。
新しい視聴者への導入、そして既存ファンへの「サービス話」って感じでした。
(原作の「0.5話」みたいな?)
原作でもお馴染みのキャラクターといえば、
エド、アル、大佐、ホークアイ少尉、ヒューズ中佐、アームストロング少佐、
大総統、キンブリー、ラスト、グラトニー、って辺りですかね?
しかも初っ端からヒューズ家が出てくるなんて…なんて不意打ち(泣)
大総統やキンブリーやあの人(の目)まで出てくるなんて、かなり意外ですし。
声は…大佐やホークアイ少尉の声がやっぱ違和感感じますねぇ。
前のシリーズの声を知っていますし、エドやヒューズなどお馴染みの中で
聞くと余計に違いが感じられるというか…
大佐は特に、「クールでカッコつけで偉そうないけ好かない奴 byエド」な
朧のイメージより、三木眞さんだともっと「アツい」大佐っぽく感じました。
でもまぁ、その辺は慣れですな。
ギャグも積極的で、ハガレンっぽさ満載でしたねぇ。
エドのチビ扱いへの過剰反応(しかも×3(いや×4?)(笑))あり。
大佐の無能ネタ(あの予備の手袋って(笑))あり。
アームストロング少佐の肉体美お披露目あり。
何というか…濃い1話でしたねぇ(笑)
OP&EDは…歌は逆でも良かったのかも…と。
何というか、YUIがOPってイメージがあまり無いので。
とは言え、OPの内容が結構終盤を意識した内容になっていましたねぇ。
特に、兄弟父ホーエンハイムとか、壁の練成陣とか。
むしろ1クールでこれをOPにもってくるか?!って吃驚ですよ。
この辺かなりラストのネタバレですもんねー。
あと、ロス少尉や准尉…でしたっけ?(名前忘れた…)がいたのも
朧的に吃驚です。(特に准尉の方!(笑))
逆に、マスタング組や師匠辺りが居なかったのがちょっと寂しいです。
是非とも最強主婦には(かなりのキーキャラですし)、
登場して欲しかったんですが。
で。
テーマ的に真面目に書くと、物語当初の「個人の目的で動いていた兄弟」を
第1話で明確に描いて来たな…という印象です。
オリキャラ、氷結の錬金術師(一瞬お酒が浮かんだ…(爆))とエドの
やりとりにあった、
「エドワード・エルリック!
…軍の狗、国家錬金術師よ。
お前はこの国が何をしようとしているのか知っているのか?!」
「知るか!
そんな事より…」
「知れば!!
私がやろうとしている事が解る筈だッ!!」
「知らねぇっつってんだろッ!!」
↑の台詞から分かる様に、今のエド(とアル)の行動源となっているのは、
過去の自分達が犯した罪によって支払った代償(失った体)を取り戻す為。
エドが軍の狗と蔑まされようとも国家錬金術師となったのも、
自分達の目的を叶える為の手段でしかない。
軍なんて、国なんて、世界なんて知ったことか!なんですよね。
だからこそ今の2人は、氷結の彼の言葉を聞いていない、と。
そんな2人が、取り戻す為の旅をして、人々と出逢い、知り、戦い、対話し、
手を組み、そうして進んだ茨の道の先に、一体何を見出すのか。
「等価交換」
「一は全 全は一」
そんな、ハガレンの根底にあるテーマを軸としての物語。
2人の成長を、人々に与え与えられる影響による変化を、
見守っていきたいと思います。
次回、「はじまりの日」
兄弟の、禁忌を犯したあの罪が早速描写されるみたいです。
可愛いウィンリィが楽しみv
放送前のスペシャル…って事でしたが、結構良かったですねぇ。
土田さんはもぅ、アニメ漫画その辺のサブカルチャーにはお馴染みですな。
ポイントは纏まっていましたし、それぞれのおすすめシーンとかも
「アレ良いよね!」って感じでしたし。
にしても、初心者向けの天の声&アニメ絵による紹介と、
芸能人達のディープなトークが、結構温度差がありましたよね?(笑)
「髪の毛持って行かれた…!!」
には笑わせてもらいましたし(笑)
あとは、
・背表紙イラストは…ガンガン系のコミックにはお馴染みですよ!
・マスタング組イラストは朧も好きです!(ハボ…(泣))
・ヒューズさんはもぅ涙…!
・と思ったらヒューズラインって何デスカ?!(笑)
…でもやっぱり、大佐の声が時々ロックオンに聞こえてしまう…(苦笑)
早く三木眞声の大佐に慣れたいですねぇ。
あと1時間後!
オリキャラも結構バトルしてくれるみたいですし、楽しみにしておりますv
ホントに随分お久しぶりになってしまいました、朧です。
ここん所、オフで忙しくて中々ネット出来なくって。
朧、先月後半2週間ほど、実習行ってたんです。
その為、アニメとかドラマとかも見ずにいて…
ようやくフリーになったんで、兎に角今日はガンダム00セカンドシーズンの
感想をアップしました。
…最終話とか、やはりかなりの濃度となっていましたねぇ。
(朧はガンダムは種とダブルオーしか知らないんで、アムロがどうのとか
ファーストへの云々って辺りはイマイチ解らなかったんですが(汗))
テーマ的にもキャラ的にも絵的にも素晴らしい作品でした。
劇場版も今から期待していますよ!
…ホント、ギアスといい、最近アニメを見る目が肥えてしまって、
良作のラインが高くなって来てしまっている様な気もしますが(苦笑)
次の午後5作品である「鋼の錬金術師FA」も、とうとう明後日!
何やらダブルオー出演者がかなり多い感じですし、
白鳥さんなんてギアス、ダブルオー、鋼FAと午後5コンプだし(笑)
いやぁ、楽しみですねぇv
あ、それと朧の家で、ブルーレイのデッキを購入しました!
結局、前に使っていたHD-DVDデッキはそのまま仕舞って、
お金に余裕が出来たら修理に出したいと思います。
…何せ、取っときたくてHDDからとりあえずビデオに写した番組が
沢山あるんですもん!
新しいデッキは本体とDVD他だけで、ビデオは使えないんで…
4月からの新番組は、また後程書きたいとは思いますが、
毎週感想を書くのは多分、鋼FAだけ…かも。
「俺達はソレスタル・ビーイング。
戦争根絶を目指す者。
世界から見放されようとも、俺達は、世界と対峙し続ける。
武力を行使してでも、世界の抑止力となって生きる。
…だからこそ俺達は、存在し続けなくてはならない。
未来の為に…」
…こう来たか!って感じです。
「機動戦士ガンダム00」。
いやぁホント、凄く良い作品だったと思います。
「武力による戦争の根絶」という、矛盾をはらんだ難しいテーマを掲げて
始まったガンダムダブルオー。
戦争と平和、愛情、憎悪、国と軍、復讐、ガンダムと神、世界の歪み、
変革、痛み、無関心、対話、相互理解、天と地、無自覚の悪意、罪と罰、
人間とイノベイター、アイデンティティの選択、願い、欲望、過去と未来。
↑の様なキーワードを主に、随所で「リアルさ」を感じたガンダム作品。
「武力」だけでは世界の歪みは討てなかったファーストシーズン。
「対話」をもっても世界の人々は解り合えなかったセカンドシーズン。
世界の紛争根絶は遠い。
世界の人々が分かり合うのは難しい。
けれども、人々が未来を求める限り、人々が少しずつ変わっていける限り、
きっと人間は分かり合える、世界も変わっていく事が出来る。
…そんな、ほのかな希望の光が見えた、そんなラストでした。
「ソレスタル・ビーイングは、存在する事に意味がある。」
きっとその信念の元に、刹那達はこれからもCBであり続けるのでしょう。
全ての矛盾をはらみながら。
そして、
劇場版 機動戦士ガンダム00
2010年公開
って劇場版ホントにやるんですか?!
このラストの後…って事ですよねやっぱり。
なら今回「描かれずに終わった」部分は映画で見られる…って事ですかね?
活躍が見られなかった人とか放置された事とか回収されなかった伏線とか
疑問に残った部分とか色々あるんで、その辺が見たいなぁと思います。
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●戦闘
前半、刹那VSリボンズがホントに凄まじかったです!
つかまさかエクシアVSオーガンダムなんてのが見られるとは
思ってもみませんでしたよ。
太陽炉×2のツインドライヴ VS 擬似太陽炉×2のツインドライヴ
から、
太陽炉 VS 太陽炉
へと、正に刹那が自らの過去、神と思った存在との因縁の対決。
「ガンダムエクシア、刹那・F・セイエイ。
…未来を切り開くッ!!」
最後まで「対話」を、「相互理解」を切り捨てたリボンズとの、
避けられなかった戦い。
…前話での、ロックオン(ライル)VSサーシェスとの相似ですね。
「駆逐する」からの刹那の変化、それでも、結局「武力による破壊」と
なってしまったという。
純正の太陽炉も一つ失われ、ツインドライヴのトランザムによる
GN粒子空間での対話も出来ず、武力のぶつかり合いとなってしまった。
マリナと同じ様に、対話による相互理解を求めていた刹那にとって、
切ないラスト・バトルだったと。
それでも、人間は、世界は変わる事が出来る、という信念を得られた事こそ、
「刹那・F・セイエイ」というアイデンティティを選んだ彼のこれまでの戦いの
意義となったのかもしれませんねぇ。
アレルヤ&ハレルヤは最終話でようやくの超兵復活!!(喜)
流石ハレルヤ!アリオスの高機動性が遺憾なく発揮されていましたね。
ヒリングは…相手が悪かったとしか…見事にハレルヤの餌食というか(苦笑)
ロックオン(ライル)は、いやもぅこちらも最終話でようやく!
「CBのガンダムマイスター、ロックオン・ストラトス」としての覚悟を決めて、
真っ赤に染まった右目を開いての1秒トランザムって…ッ!!(じたばた)
そして、ティエリアがヴェーダからリボンズに語りかけるシーン。
あれが正に、リボンズの否定でしたねぇ。
(対話にならなかった会話ですねアレは)
イノベイドは人類を導く者ではない。
人類の変革を促し世界の変革を促す者である、と。
人類を見下してはいけない。
相手を一方的に見下ろしては相互理解は出来ない、と。
そして、それらは皆今までCBでティエリアが人間と触れ合い知り学んだ事で
得た価値観であり、本当の意味での、人類統一に向けての作中是と
なるであろう思想なんでしょうね。
●ラスト・エピソード
ダブル主人公で語られたガンダムダブルオー。
マクロで戦場視線を刹那が、ミクロで民間視線を沙慈が担当だったのは
この為だったんだ…と凄く納得出来ました。
マリナが書いた、ファーストの返事となる刹那への手紙は届かなかった。
マリナの非武力思想と刹那の武力思想は、戦場で交わる事は無かった。
刹那/マリナのマクロサイドは、(個人では解り合えてはいますが)まだダメで。
対照的に、沙慈はルイスを取り戻す事が出来た。
ルイスの細胞異常も止まった様ですし、2人は一緒に生きている。
戦場で戦ってしまった2人ですが、対話によって解り合う事が出来た。
対話をしても、マクロ・世界規模では、未だ人々は解り合えていない。
でも、対話によって、ミクロ・個人同士では、分かり合えた人達が居る。
そんな風に、作品テーマの結論を象徴した主人公達でした。
・マリナ
「自分の中にある幸せを、他者と共有し、その輪を広げていく事が、
本当の平和に繋がると、私は考えています。」
作中解の一つ。
他者を支配するのではなく、他者と共感する事こそが…と、
リボンズと正反対のもの。
そして彼女もまた、「アザディスタン皇女、マリナ・イスマイール」という
アイデンティティを自ら選んだんですね。
「だから、どうか貴方も、貴方の幸せを掴んで下さい。
…刹那。
貴方に幸せが訪れる事を、私は、祈っています。」
とは言え、刹那に手紙は届かず、子供達の歌も聴かせる事が出来なかった
ワケで、その辺りは是非とも劇場版でお願いします!!
・沙慈&ルイス
「ねぇ、沙慈…
世界はこれから、どぅなるのかな?」
「…正直、僕にも分からない。
でも、僕達は、無自覚では居られないと思う。
平和の中に居た僕らは、現実を知り、戦いを知り…その大切さを知った。
考える必要があるんだ…本当に、平和を求めるのなら。
世界について考える事が。」
一人ひとりがきちんと考える事こそが必要だと。
無関心や無自覚な悪意となってはいけない、と、それを知り成長した。
一般人サイドで、よくぞ頑張った沙慈!って感じです。
ルイスは何か入院?しているっぽいですが、検査や経過観察みたいな感じ?
とりあえず、沙慈の汚名はビリー辺りからマネキン大佐にでも話が通って
晴れた…のかな?
「…もし、間違ってしまったら?」
「悲しいすれ違いが起きて、戦いになってしまったら…
きっと、彼らが立ち上がる。
全ての矛盾を抱え込んでも、きっと…」
CBなど、戦う者を全否定していた沙慈の、変化。
対話によるCBの彼らへの理解を強く感じる、彼の言葉ですねぇ。
今後の沙慈は再び技術者となるのか、それとも?
その時が来たら、沙慈はどうなるのか…
ルイス自身も勿論そうですし、沙慈も銃を撃ってしまっているし。
彼らの物語も、劇場版に持ち越しっぽいですねぇ。
・ロックオン(ライル)
(父さん、母さん、エイミー…兄さん。
俺は、カタロンから離れて、ガンダムマイスターとして生きる。
ロックオン・ストラトスとして、この世界と向き合う。
例え世界から疎まれようと、その罰が下されるまで、戦い続ける。
…そっちへ行くのは、もぅ少し先だ。
その時まで、待っててくれよな…アニュー。)
「CBのガンダムマイスター、ロックオン・ストラトス」として
アイデンティティを選んだライル。
(まさか最終話のエピローグになるとは思ってもみませんでしたが(苦笑))
ロックオンとなった彼の事も劇場版で見たいですね。
・アレルヤ&マリー
(この世界は、矛盾に満ちていて、僕自身も矛盾していて…
でも、それを変えて行かなくちゃいけない。
見つけるんだ…僕達が生きる意味を、その答えを。)
…CBを抜けたんでしょうか?
一体どんな状況なのか良く解らなかったんですが(苦笑)、
自分探しの旅にでも夫婦で(爆)行っているんですかね?
…有事の際には、再び刹那がお迎えにでも行くんでしょうか?(笑)
・ティエリア
(これで、未来は人類に委ねられた。
僕はヴェーダの一部となり、君達を見守る事としよう。
来るべき、対話の時まで。
さようなら、みんな…)
ってやっぱりティエリアはヴェーダの中ですか…(泣)
せめてトレミーⅡに通信とかしてくれたら、とか思ったんですが、
人類から離れて見守る…ってそうですかそうなったんですね。
劇場版では、マイスターはどうなるんですかねぇ?
4人じゃないと悲しいんですが…
・刹那
「――行こう。
俺達にはまだ、やる事がある。」
無事だった――!!(喜)
ホントに良かった…刹那が居る…
実質的に、CBのリーダーっぽい感じになっていますね、刹那。
彼もまた、「CBのガンダムマイスター、刹那・F・セイエイ」という
アンデンティティを選んだんですねぇ。
個人的に気になっているんですが、イノベイターやイノベイドや
その辺の事って刹那は自分の事を知っているんですかね?
…いや、ティエリアからちょこっと位聞いたのかなーとか思ったんで。
それにしても、手紙の事といい歌の約束といい、
劇場版ではマリナとの再会を是非見てみたいんですが。
・マネキン&コーラサワー
「いやぁ…ハハッ!
不死身のコーラサワー改め、幸せのコーラサワーになりましたぁッ!!」
「…やれやれ、全くだ。」
や っ ぱ り !! (笑)
流石はコーラサワー!劇中一の幸せ者じゃないですか?
まぁ彼は最初からマネキン大佐(じゃなくて准将か…おめでとうございます)に
熱烈アタックしまくっていたので、作中是を突っ走っていたんですよねぇ。
対話の先駆者…そりゃ幸せにならなきゃ、ですな。
・アンドレイ
「私は軍人として生きる。
市民を守り、平和を脅かす者と戦う…父と母が目指した、軍人に!」
…末端の方へ志願した…という事でしょうか?
マネキンとも繋がりがあるみたいですし、今度こそ彼は軍人という
アイデンティティを全うして欲しいです。
ついでに、劇場版ではアレルヤ辺りと接触してくれたら面白いんですが
(ただの趣味です)
・ビリー&グラハム
いやぁ…なにやら彼らも元鞘(違)みたいですねぇ。
ビリーは、クジョウとの関係は穏便に解決したみたいですし。
にしてもブシドーじゃなくてグラハム!
彼は丸ごと劇場版へ持ち越しじゃないですか…
まぁ、生きる事を選んだ彼の変化もまた、歓迎したいと思います。
是非ともまた、2人のタッグを期待していますよ!
・他
思ったよりも退場者が少なかった…という感じ。
刹那もマイスターズもトレミー組も沙慈もルイスもマリーもグラハムもビリーも
アンドレイもコーラサワーも…つか殆どの人が死亡フラグ立ててたんですよ?!
実際は、ティエリアがヴェーダに同化、ホーマーさんが自害。
あれだけヤバかったルイスの細胞異常も止まったそうですし、
超兵カップルも生存、ヴァスティ家も無事、ラッセまでも!と、
ミクロ視点では良い事が多かった様に感じます。
(マクロではまだまだこれから、な感じでしたが)
刹那のテーマ的な相手はマリナですが、刹那個人としてのお相手は
フェルトなんでしょうか?
いや、ちょっと前での花の一件からして、フェルト→刹那は脈あり?!って
思ったんで(苦笑)
朧としては刹那個人の幸せもやはり願いたいんで、刹那が幸せになって
くれるならそーゆー事でも良いんじゃないでしょうか…?って感じなんですが。
あと、ブレイクピラーの件からして、もぅ一度全員が自身の想いから
一致団結しての人命救助シーンが来るかと思っていたんですが、
(ハッキリ言って「CB(母艦)が地球へ落下?!を阻止」って感じで)
それがなく、刹那VSリボンズの「CB対決」で終わった辺りが不完全燃焼。
紫ハロも放置…ですよね?
あれもCBの起源というか、その辺も絡んでいたんで何かあるんじゃないかと
思っていたんですが、ティエリアがヴェーダに同化した現在どうなんでしょう?
あの紫ハロって、発見されたのが木星宙域だったみたいですし、
イオリア計画に重要な太陽炉の起源も恐らく木星、
セカンドの物語の最後に映ったのも木星。
…やっぱり木星で何かある筈。
ですからやはり、(戦い前提は悲しいんですが)その辺りを劇場版で!
世界を見続ける事を選んだ彼らの、今後の戦いを見たいです。
スタッフ、キャストの皆さん、お疲れ様でした。
素晴らしい作品で楽しませてくれて、本当にありがとうございました!!
劇場版、絶対行きますから!楽しみにしております!!
P.S.
「じゅうを捨て 花をもとうよ 兵隊さん」
この句、どう思いますか?
今日何となくTVを(テレビ東京でしたっけ?)見ていて、その番組内で
小学生の子供達が変柳を詠んでいたんですが、その中の一番の作品。
(正直違ってるかもですが(爆))
ガンダムダブルオーの、マリナと共に居た子供達が思わず浮かびましたよ。
あの子達が世界に言っている様に感じて。
…ホント、子供って侮れませんよね。
率直な言葉で直球ど真ん中で来ますし、周りを良く見ていますから。
他にも、「エコとエゴ 地球にいいのは エコの方」とか、「上手い!」って
思いましたもん。
何というか…印象に残ったんで、書いておこうかなと。
いやぁ…物凄い濃度でしたねやはり。
此処へ来て、一話でかなりのキャラの関係に決着がついた今回。
スメラギとビリー。
マリーとアンドレイ。
アレルヤとマリー。
ライルとサーシェス。
沙慈とルイス。
そしてその殆どが、刹那の覚醒によるGN粒子空間での「対話」がキーという。
残るはリボンズ。
イノベイター(イノベイト?)を超えたイノベイター、リボンズ・アルマーク
純粋種として覚醒したイノベイター、刹那・F・セイエイ
どちらも違う意味で「人間」や「イノベイト」を超えた存在。
この2人が一体どんな風に戦うのか…
ホントに、リボンズが…っていうのが新旧対決な雰囲気ありますよね(苦笑)
そして期待するのは、ブシドーとマリナ。
それぞれのキャラが決着付いた中、未だ先が見えないのがこの2人。
今後の世界がまだ分からないので、何かでこの戦いに関わって来そうな
感じはするのですが。
セカンドシーズンのキャッチは、「その再生を破壊する」。
その最終話のサブタイトルが「再生」とは何とも意味深。
一体どんなラストを描いてくれるのか、楽しみです。
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・スメラギ&ビリー
一体どうなるのかと恐ろしかったのですが…良かった!
作中悪を突き進んでいたビリーですが、決定的な事になる前に
刹那のGN粒子空間での対話となれた事で、BAD END回避(…ですよね?)。
つか、ビリー何気にトレミーのブリッジに居ましたよね?!
ブリッジに入った時、10代の女の子2人な事に面食らっていそうな気が
したんですよね…(←おいッ)
いや、どーでも良い事ですがね。
・マリー&アンドレイ
お~…こちらも何と「対話」成立。
というか、ピーリスではなくマリーになるとは。
(と言うか彼女の様子からすると、人格が統合されている様な感じも?)
そして、セルゲイさんとアンドレイの、父子の悲劇の理由が。
言葉にする事の必要性。
対話をする事の大切さ。
そして、相手を信じるという想い。
…それが必要である、と、作中解が語られていました。
・アレルヤ&マリー
というか、アレルヤ/ハレルヤとマリー/ピーリス、ですかね?
ハレルヤ!出来れば声だけじゃなく見たかった!!
コックピットの反射のアレをして欲しかった…です。
にしてもこの2人、一体どうなるのか…幸せになって欲しいんですが。
・沙慈&ルイス
…感涙。
いやもぅ言葉も無いというか…
MS越しの対話でも、GN粒子空間での対話でも、分かり合えなかった。
生身で向かい合っても、ルイスは「CBの沙慈」として殺そうとした。
でも、殺そうとしたその時、ルイスの目に映ったのは、あの指輪。
沙慈を見下ろすルイスの金の瞳から溢れる涙…ってッ!(泣)
一度ルイスが意識を失ったor死んだ?のが微妙に
判断出来なかったんですが、あれは「復讐者」「破壊者」としてのルイスから
生まれ変わった…って事なんですかね?
その後の、抱き合う2人はようやく…と感慨深かったです。
例えすれ違っても、記録を消しても、記憶は消えない。
互いの想いも、指輪に込められた思い出も消えない。
だからこそ、ルイスは指輪を手放す事が出来なかった…と(感動)
ただ、沙慈がとうとう引き金を引いてしまった事といい、
残り1話でこうなったのといい、心配なんですよね…
ルイスの罪といい、まだ何かありそうな予感…(怖)
・ライル&サーシェス
…どーとれば良いんですかねぇ?
単純に考えれば、
「ロックオンからニールとなり、家族の仇としてサーシェスを撃った」ニールと、
「ライルからロックオンとなり、世界の歪みとしてサーシェスを撃った」ライル、
という対比なのかも…?
「対話」でも「相互理解」出来ない事もある、という事でしょうか?
にしても此処で、ラスト直前で「必要悪を背負う」みたいな感じの
CBのガンダムマイスター、ロックオン・ストラトス宣言だったんですが…
この後、ライルはどう動くんでしょうねぇ。
・ティエリア&リジェネ
ティエリアが撃たれた瞬間「いやぁあぁぁぁッ!!(悲鳴)」だったんですが、
あれはティエリアがヴェーダのシステムの内部に意識を移した…って事?
ついでにリジェネも一緒…って事?
つか「イノベイド」なんですか…つまり今まで言っていた「イノベイター」は、
本当は純粋種の事で、イノベイド等の偽称って事みたい…多分(え)。
「僕は、イノベイター…いや、イノベイドで良かったと思う。
この能力で、君達を救う事が出来たのだから。」
あぁもぅティエリア…!(泣)
人間と触れ合って人間を学んで自らを人間だとアイデンティティを叫んだ
ティエリアが、それでも「イノベイドで良かった」って…!
でも、肉体は死亡している訳で…ティエリアどうなっちゃうの――?!
・刹那
一人革新に向かい、とうとう「真のイノベイター」として覚醒した刹那。
トランザム、ダブルオーガンダム、ツインドライヴ、それらと共に
「真のイノベイター」が覚醒した時こそ現れる、GN粒子空間。
今回刹那が起こした光は、人々に「対話」を齎した、と。
そういえば、一人一人に対して名前で呼びかけていたのが新鮮でしたねぇ。
スメラギさんとか、ファーストネーム呼び初めてな人もいましたし。
そして、ティエリアを追ってヴェーダの元に行き、ティエリアの言葉を聞いて。
(何気に死んだティエリアの声を聞いた瞬間に驚いた刹那が可愛かった(爆))
そして最後、刹那の前に立ちふさがったのは、リボンズ・アルマーク。
「刹那」の始まり、オーガンダムのパイロットにして、イノベイターのトップ。
イノベイターを超えたイノベイターを、神を自称する者。
自身が憧れ、そして否定した「神」と対峙するという。
…一体どんなものが見られるのか、期待しています。
・その他
ラッセさんが何気に存命(酷ッ)。
ビリーが何故かオートマンと応戦(何故?)
リヴァイヴとヒリングの今後が読めない(イノベイドの扱いは…?)
マリナが未だ傍観中(…ホントどうなるんでしょう?)
グラハムはいつ登場?(期待しているんですよ!)
次回、「再生」
「私達が世界を変えた事への償いを、そのけじめをつけましょう。
イノベーターの支配から世界を解放し、再び世界を変えましょう。
――未来の為に!!」
最終決戦開始の言葉を唱える、スメラギ。
その言葉と共にカットインする、
「過去の罪を贖う」アレルヤ、
「自らのけじめをつける」ライル、
「イノベイターによる支配を解き放つ」ティエリア、
「再び世界を変革する」刹那、
「未来の為に戦う」沙慈。
それぞれのキャラクターに反映されている台詞が重ねられているのも、
象徴的ですねぇ。
マイスターズと沙慈の5人のメイン。
彼らの物語もその他の人々の物語も、そして世界の物語もクライマックスへと
突き進む23話。
あと残り2話、凄い濃度になりそうです。
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イオリアの「外宇宙の地球外生物との遭遇」を視野に入れての、
地球に住む人類の統一が目的、でしたか。
なんつー凄い事考えていたんですかねイオリアのお爺さん…
にしても、リボンズが支配していた母艦「ソレスタル・ビーイング」って
私設武装組織と同じネーミングな辺り、思想的にも立場的にも
「もう一つのCB」…なんですね。
にしてもあの物体…やはり落下による地球危機が起こりそうな予感…
・ライル VS サーシェス
一期のニールとの対比となりそうなカード。
今の所は「敵討ちせず」で同じなんですが、ここでサーシェスに
「家族の仇」として対面、という。
ニールとは異なる選択をして欲しいのですが、相手はあのサーシェス…
ホントに強いなぁ!
・アレルヤ VS トランザム隊
相手は、理想の超兵みたいな使われ方をされている彼ら。
(つかアレ気持ち悪い程ですよ…(汗))
アレルヤはまずはピーリスを守れるか…ですよね。
あとは小熊とピーリスの関係ですか。
・ティエリア VS リヴァイヴ&ヒリング、リボンズ
彼が、対イノベイター…
各々自身のアイデンティティ問題をぶつけてくる様な相手を配されている辺り、
見事に徹底されていますねぇ。
そしてラストで、リボンズに銃を向けるティエリア。
リジェネとの対比…となるのかも。
兎に角、ヴェーダ関係でティエリアの選択が見られる事を期待しております。
・沙慈
物語の「ミクロ」を担当する主人公。
「イノベイターの支配」「敵討ち」「対話の放棄」等、作中悪へと
向かってしまっている「ルイスを取り戻す」というのが、彼の背負うもの。
ここはやはり沙慈に頑張って欲しいですよね!
刹那という協力者も居る事ですし。
・刹那
物語の「マクロ」を担当する主人公。
どんどん純粋種としてその能力(?)が見られます。
個人の救済を担当するのが沙慈なので、世界という規模では刹那が背負う
テーマだと。
そして、更に刹那の力となりそうな人が、マリナ。
未だ明確な活躍の場が無い彼女ですが、歌によるメッセンジャーという
役割の下地が描かれているので、残り2話で何かやってくれる筈。
・他
スメラギさんの関係が主かな。
マネキン大佐はもぅカッコ良すぎる!!
コーラサワーは…「大好きです、カティ。」って何で学生恋愛みたいな
初々しい感じの台詞を言っているの?!
しかもまさか!ここで退場なんて嫌だァ!!
どーか後日談で大佐の後に居て下さい!!
ビリーは…まさかオートマン従えて乗り込んでくるだなんて…
リボンズ側についちゃうし、トランザム隊のMS作っちゃうし、
スメラギさんに銃向けちゃうし…(鬱)
…どーなっちゃうのかなぁ。
あとは…ブシドー改めグラハムの動向とか?
次回、「BEYOND」