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2008-11-09 20:28 | カテゴリ:機動戦士ガンダム00 2nd season
 
各キャラの傷と、それ故に選んだそれぞれの選択による現在の立ち居地が描かれた第6話。
特に今回は、もう一人の主人公・沙慈の側でストーリーが進んだ感がしました。
ED前の沙慈のあのシーンは流石に素晴らしいの一言で。
あとはスメラギ、マネキン、ソーマ等をポイントに。


機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1
(2009/02/20)
宮野真守三木眞一郎

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続きは後程。
続き、upしました。


●沙慈

変わり果てた、虐殺の跡の酷さを目の当たりして。
自分の犯した罪の余りの大きさに恐れ慄き怯える沙慈。

「何をした。」
「…ぼ、僕は…」
「したんだな…誰だ君は?アロウズのスパイか。」
「ち、違う!僕は…ッ……」
「訳を話してもらうぞ、沙慈・クロスロード。」

「何と言う…何という愚かな事を…!」
「…こんな事になるなんて、思ってなかった…
 僕は、戦いから離れたかっただけで…ッ
 こんな事に…そんな…僕……」

「彼らの命を奪ったのは君だ!!」
「…ッ!!」
「君の愚かな振る舞いだ!
 自分は違う…自分には関係無い…違う世界の出来事だ…
 そういう現実から目を背ける行為が、無自覚な悪意となり、このような結果を招く!」

「…ッ
 …ぼ、僕は……そんなつもりじゃ…ぁ、あぁ……ッ!!」

「ティエリア!…ぁ…」
「刹那…」
「どういうことだ、アレは。」
「アロウズの仕業だ。
 そしてその原因は彼にある。」

「…沙慈・クロスロード…」

マクロの「天上人」ティエリアによって断罪される、ミクロの「地上人」沙慈。
…こうしてみると、物語の立場的に全くの正反対ですよねぇ、この2人。
CB≒天上人の中でも特に非地上人サイドのティエリアは、それ故に「断罪者」としての面が強いですし。
でも、ティエリアが沙慈の肩を掴んだあの場で詰問ではなく、CBのコンテナ(?)で2人きりの状態で真正面から言葉で相対した、っていうのは2期だからこそ、ですよねぇ。
…これがもし一期の頃のティエリアだったら、その場で問答無用で銃突きつけ、だった事間違いなしだと思えます(汗)
行き場の無い沙慈をちゃんと連れてく発言といい、成長したなぁホントに。

「カタロンの人達を守るんですよね?!
 僕にも、何か手伝わせて下さい!」

「気持ちだけ貰っとくよ。」

「何かしなきゃ…」

自分の罪を認識し、その罪の大きさに押しつぶれそうになって、兎に角自分に出来る償いを捜し求めている沙慈。
…ある意味この状態では、覚悟の無い空周りで。
だからこそ、

「イアンさん!僕にも手伝わせて下さい!」
「ッ…覚悟はあるのか?」
「あの人達を守りたいんです!」
「…分かった!付いて来い!」
「はい!」

ただ「守りたい」という「意思」だけが走ってしまって。
「戦う覚悟」も無いまま、戦場に身を置いてしまう沙慈。

「操作方法は分かったな?」
「はい…」
「敵機が2機、本艦に接近中です!」
「突破されたか!
 撃て!攻撃だ!」

「……ッ」
「何してる?!撃て!!」
『人を殺せば、君達と同じになる』
「どうした?!早くッ!!」
『戦えば、また罪の無い人が傷付く』
「…来るな!」
『君達は憎まれて当たり前の事をしたんだ』
「来ないでくれ!!」
『あの子供達も君達の犠牲者だ』
「…僕はッ!」

「ソレスタルビーイングッ!!」
「僕はァ―――ッ!!!」


「戦う覚悟」が無ければ、武力から「守る」事は出来ない状態で。
過去、ティエリアに、ラッセに、刹那に言い放った自分の言葉が突き刺さる。
…まさにブーメラン。
この一連のシーンの沙慈の追いつめられる感じの素晴らしさは震えましたよ。
迫り来る敵機、撃てというイアンの叫び、トリガーに掛けた指の震え、自分の言葉のフラッシュバック、叫び。
いやはや、これぞ巻き込まれ型主人公の真髄ですかねぇ(←鬼)
余りにも軽く押していたトリニティ組と正反対に、沙慈の引き金の重さ、その行動の大きさ、認識の違いが良く表れていて。
丁寧な描写といい引きのインパクトといい、最高です!
…というか、引きに関してはCパートが微妙に思えた位でしたもん(爆)

にしても、それにしたって何て展開ですかコレ…(鬱)
追いつめられて贖罪観念に取り付かれて沙慈が握ったトリガーの先が、CBを敵とするルイス、だなんて…
互いが互いを認識していないとは言え、まさか双方共に銃を向け合うような展開になるだなんて、思ってもいませんでしたよ…(泣)

今回、ギリギリの状況で追いつめられて撃てと言われても反応出来ず、沙慈は引き金を引いてしまうのか?!という所までで。
…ただ、対してルイスは二期1話で既に引き金を引いてしまったんですよねぇ。
この2人の行く先が不安です…


●スメラギ

『彼の為に生まれ、彼の為に死す…
 それを運命と言うなら、抗う事敵わず…
 見えない道を旅し、行きつく先にあるものは、命の終焉…
 それこそが、神の導き…』


出てきました、「神」の認識関係。
これは、(最初の頃の)ソランにとっての神、(一期初期の)刹那にとってのガンダム、(同じく一期初期の)ティエリアにとってのヴェーダ、ですかね?
「人間」にとっての「道標」=運命=神、と。
神至上というか…運命なのだから抗う事は出来ないと。
ある意味絶望前提な感じで、イオリアの「人間の可能性・意思」に期待した思想とは正反対、ですかね?

(…エミリオ…)
『俺は、君の戦術予報を信じる。』
『誤った情報から君達はそれぞれに予報をし、それによって友軍同志が戦う事になってしまった。』
『戦争から目を背けず、早期終了の為に尽力する君を、僕は尊敬する。』
『君達は優秀過ぎたんだよ、マネキン…』
(私の…エミリオ……)

おぉ!本編で来ましたか、九条過去話!
って、誤情報で同士討ちって…それで恋人(?)含む部下大量犠牲って、どんだけ酷い過去なんですか…(滝汗)
「戦争への嫌悪感」から「CBの戦争根絶」に賛同してのCB入り…でもCBで行うのはやはり戦術予報で、仲間を戦場に向かわせるという同じ責任を背負う事で。
…スメラギさんのあの逃避にも、納得です。

にしても、まさか九条がAEUだったとはなぁ。
マネキンの覚えを匂わせるシーンがあったとは言え、名前やビリーとの絡みからしててっきりユニオンだと思っていましたから。

あと、ちょっと気になったのが、エミリオさんの一人称。
「俺」と言ったり「僕」と言ったり。
…話す相手との親密度で、一人称が変わったりするんでしょうか?


●マネキン

「ガンダムの横槍で2機を失ったとはいえ、反連邦組織の秘密基地を叩く事に成功しました。
 これは勲章物ですよ?マネキン大佐。」

「黙れ。」
「おや?掃討戦はお嫌いですか?
 私は大好きですが。」

「人殺しを喜ぶと言うのか?!」
「何故それ程までに興奮なさっているのですか?
 貴女も以前、同じような事をやっているではありませんか。
 いやはや…あれはとても不幸な事故でした。
 誤情報による友軍同士の戦い…
 あのとき貴女は、AEUの戦術予報士だった筈…」

「言うなッ!!」
「まぁた味方に手を掛けるのですか?
 あんな事があれば、二度と戦争に関わりたいと思わない筈。
 それが中々如何して…」

「…ッ」
「尊敬させて頂きますよ?マネキン大佐…」

リント少佐!ホント嫌なキャラだなぁ(両方の意味で)
にしても、

『九条…』
「…ッ?!
 ガンダム達の戦術は、彼女のやり方に似ている…
 まさか…九条が?!」


ここでまさかスメラギ=九条――マネキンが繋がるとは!
CBの戦術予報士VS元AEU指揮官、と思いきや、同じ傷を負った元・AEUの戦術予報士同士の対峙だったなんて!
これはもぅ、OPのシーンも大きいですよー。

どちらもAEUの戦術予報士、同じ経験をして違う道を選んだ2人。
軍を辞め、戦争根絶の為にCBの戦術予報士となった九条。
軍に残り、AEU、連邦、アロウズと軍人でい続けるマネキン。

マネキンが九条の影に気付いた事ですし…今後の2人に、注目です。


●ソーマ

『流石にソーマ・スミルノフという名前は、語呂が悪いか。』
『そんな事!
 …でも、ピーリスと言う名が無くなるのは、少し寂しく思います。』

『…気に入っていたのかね?』
『その名で呼ばれていた事を、忘れたくないのです…』

セルゲイさんに呼ばれる名前だから、ですかね。
そういえば、「ピーリス」ってどんな意味なんでしょう?
「ソーマ」は調べたんですよ。
インド神話に出てくる飲み物の事で。

↓以下ウィキから引用。
ソーマ (soma) とは、ヴェーダなどのインド神話上で、神々の飲料とされるある植物の液汁。
神々はこれを飲用して英気を養い、詩人は天啓を得るために使った。
神々と人間に栄養と活力を与え、寿命を延ばし、霊感をもたらす霊薬という。
また、その植物を神格化したインドの神(月の神とされる)

ヴェーダ、神、人間、天啓、月…
何やら意味深ですよねぇ。
ある植物の液汁←「地上」のイメージ?
人間に栄養と活力←人為的に能力を授けられた超兵
月←女性、銀、儚い、変化、反射とかのイメージ?
とか、気になりますな。

「…ッ
 …ありがとうございます大佐。
 大佐のお蔭で私は、自分が超人特務機関の超兵1号である事を再認識しました!
 私は兵器です!人を殺すための道具です!
 幸せを、手に入れようなど…ッ!」


何でそっちに行っちゃうのぉッ!!(泣)
自分のアイデンティティを兵器って、道具って言い聞かせるソーマが…うぅ…!

「私は超兵…どんな任務でも忠実に実行する…
 その為に産み出された存在…」
 

あぁもぅ口にして自分に言いきかせているよ…痛々しいです(泣)

「やめてくれ、マリー!
 僕だ!アレルヤだ!!」

「私は…超兵だッ!!」

自分を「超兵」と言うソーマ。
ソーマを「マリー」と呼ぶアレルヤ。
…全くもって会話が噛み合っていないですよねぇ。
ソーマも、アレルヤを「被検体E-57」としか見ていないし。


●その他

・ライル
「やめろ!こいつらは何もしてねぇ。」
こいつら=自分以外のCB。
やはりまだまだライルはジーン1ですねぇ。

・フェルト&ミレイナ
「ミレイナは見ちゃダメ…」
「は、はいです…」
…ここ、腑に落ちなかったんですよねぇ。
カタロンのアジトに戻って現状を目の当たりにした沙慈と対照的に、スメラギさんらトレミークルーはトレミーの映像越しで俯瞰の天上人目線。
とは言えスメラギさん達は、CB参加前に地上人として世界の歪みを目の当たりにしている過去(=経験?)を持っているので、実感は込み。
ですが、ここでそうとは思えない=地上人としての経験が浅い(or無い?)ミレイナを、現実を見せずに退場させるなんて…天上人描写?と。
そういう意味では、(ロックオンの件があるとは言え)フェルトも両親共にCBメンバーでCB育ちなワケで、地上人としての過去が見られ無いんですよねぇ。
…フェルトがお姉さんしている、っていうより、その辺が違和感だったんですが。

・マリナ&シーリン
「よく戻って来たわね…」
「…刹那なの…強引に…」
「…彼に感謝しなきゃね。」
「何よ?!
 私は死んでも良かった!
 アザディスタンの為なら…私は…ッ!」

死んでも良かった、は禁句ー。
マリナには地上で足掻いて欲しいですが…

・留美&紅龍
「…お優しい事ね?新生したCBは。
 一体誰の影響かしら?」

「お嬢様、その手配は私に…」
「ネーナ・トリニティにお願いするわ。」
「何故です?」
「貴方に脳量子波が使えて?」
「そ、それは…」
「イノベイターを欺く為にも、彼女の能力が必要不可欠。
 貴方では分不相応なのよ紅龍……いえ、お兄様?」

………は?
お 兄 様 ?!
留美の暗躍度と黒さとラスボス度と謎が大幅upした今回です。
とりあえず、ネーナの脳量子波が先天的操作によってなのか、それとも後天的(おそらく一期後?)なものなのか…後者、ですかね?

・ルイス&ソーマ
「…貴女無理をしている。」
「…ぇ?」
「私の脳量子波がそう感じる。
 貴女は心で泣いている…」

「そんな事は…」
「誰かをずっと想っている…」
↑といい、脳量子波が何かが物凄く気になります。
とは言えソーマとルイスが接点を持つとは…!
ソーマの言う「誰か」=沙慈ですよね…なのに。
「遂にこの時が来たよ…ママ、パパ…」
ルイスは、自分のアイデンティティを「両親を殺したCBへの復讐者」と固定化。
その上でアロウズ参加の理由は、ジニン大尉の言うようなお題目もある、と言い聞かせているようにも思えます…(泣)
ってか、ルイスの心の声が分かるんなら、ソーマ自身の気持ちにも気付いてあげて!(泣)

・アンドレイ
(乙女だ…)
って!流石子熊!!(爆笑)
余りの血の濃さ、やっぱり彼はロシアの荒熊の息子だ…
これで晴れてアンドレイもネタキャラですね!(←おいッ)
しかもこの時、ルイスに見とれるアンドレイの口元の描写が異常に細かかったのが余計に…(爆笑)

・ミスター・ブシドー
「肩に動力の在る、2個付きのガンダムは私が合間見える。
 干渉、手助け、一切無用!」

「何だと?」
「良いではありませんか、大佐。
 ライセンスを持つ、噂のミスター・ブシドー。
 その実力、拝見したいものです。」

「ご期待には応えよう…然らば。」
ブシドーはもぅ、ゴーイングマイウェイ此処に極めリ、ですね(笑)
意味はおかしくない筈なのに、何かが絶対におかしい彼の名言。
…凄すぎ(笑)

・ミレイナ
「ダブルオーに向けて、突進してくる機体があるです!
 トンデモ速いですッ!」

噴 い た (爆)
いやでも確かに、ブシドーの刹っちゃん&ガンダムへの異常な愛情の大きさが表れています(笑)



次回、「再会と離別と」

アレルヤとソーマの2人で無人島で一晩?
しかも雨っぽいし。
…これって、ガンダムで定番なんですか?
(朧はガンダムは「00」と「SEED」シリーズしか知らないので(苦笑))

↓放送終了後の限定待ち受け、その今週のヤツにテロップで出てたんです。
ソーマ・ピーリス中尉は名誉の戦死を遂げた
………ネタバレ?!(滝汗)
まさかこんな所で次回のストーリーのネタバレが来るとは思ってなかったです…
って、セルゲイさんのところにそんな連絡が行っちゃうんですか?!
せっかくルイスと仲良さそうにしていたのに…(沈)
CB行きか、或いはアレルヤと2人逃避行…は無いか?(汗)




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