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2008-05-26 22:34 | カテゴリ:コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 
テーマ的な脚本の素晴らしさに脱帽…!
ルルーシュの言動も希望が見える方向へと向かっているような気が。

ですがゼロ×百万って!!(爆)
あの景色はとんでもなかったですよね…


コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01
(2008/08/22)
福山 潤、水島大宙 他

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何だか百万人のゼロコスという最強インパクトが凄かった(用意するの大変だったんだろうなぁ…)ですが、作品のテーマ的にも素晴らしかった今話。
「差別」「アイデンティティ」「自由意志」「秘匿の開示」
という、この作品の支柱の部分が総じて描かれていたのにはもう…!
特に前者二つは丁寧に、そして大々的に。
かなり核心に迫ったもので、そしてルルーシュとスザクの目指す方向が同じである事を此処で示されたという事は、これからにも希望が持てるという。
以下、それぞれの点をば。


●「差別」

支配するブリタニア人/支配される日本人(イレブン)
また、その間にも名誉ブリタニア人と居て、その立場の違いから隔たりがある、というのが現状。
特区に反対の人、ゼロの意見ならと従う人、名誉になれたのに今更という人。
どれも人々の本音。
ほんの少しのシーンでも、その辺りの人々の心情の描写が丁寧ですよね。

一期でそれを無くそうと動いたのがユーフェミアであり、その為の「行政特区日本」。
また逆に、ユーフェミアを殺された事で反ナンバーズ感情がより強まったニーナ(R2初台詞でしたね)や、それを国是としているブリタニア皇帝などは、全くの正反対。シュナイゼルは…相変わらず読めないお人。

一期では、ルルーシュのギアスの暴走によって壊れてしまった特区ですが、その意思を継いだナナリーにスザクとルルーシュと、三人とも目指す世界は同じなんですよね。
「等しく、優しい世界を。」
日本人の地位向上を――「黒の騎士団がブリタニアを倒す」事で、日本を取り戻し、日本人に――と人々は皆考えていたのですが。
↓↓


●「アイデンティティ」

「藤堂、日本人とは何だ?

「あのさぁ、訊きたいんだけど、君と前のゼロはおんなじ?それとも、」
ゼロの真贋は中身ではなく、その行動によって語られる。
「あはー♪哲学だねぇ。」

日本人とは、民族とは何だ?
 言語か、土地か、血の繋がりか。」
「違う!……心だ!!」
「私もそう思う。
 自覚、規範、矜持――
 つまり、文化の根底たる心さえあれば、住む場所が異なろうと、それは日本人なのだ!

「全てのゼロよ!
 ナナリー新総督のご命令だ、速やかに、国外追放処分を受け入れよ!!
 何処であろうと、心さえあれば我らは日本人だ!
 さぁ、新天地を目指せ!!」


…これが凄すぎる。
絵を見ると百万のゼロなんて凄い事になってますが(苦笑)、これは本当に凄い。
丁寧に伏線を張って、ここへ一気に持ってくるのがホント…

つまり、「日本人」というアイデンティティを取り戻す為に戦っていたわけですが、「心」があればそれはもう「日本人」なのだ、と。
そしてその為に、ルルーシュはゼロという名を「黒の騎士団のリーダー」ではなく「日本人の心をもつ者」の代名詞としてしまった、と。
あの百万の人々を、「ゼロという名の日本人」にしてしまうとは…。
これまで「日本人」というアイデンティティを奪われていた人々に、戦う以外の方法でそれを与えられるとは思ってみませんでした。

そしてまた、これは今回の百万の人々だけではなく、エリア11に残る「日本人」も同じ事。
彼らはスザクが、百万のゼロはルルーシュが責を負うとの約束。
…これはもう、ホントにルルーシュが世界を負う覚悟を見せてくれましたね。
ルルーシュ自身、「ゼロ(=日本人)」として世界と戦うと。

そして一つ。
今回出てきた「新天地」。
何かやけに強調されていたような気が。
いや、ブリタニア自体、ヨーロッパ(イギリスだっけ?)から現在の大陸(新天地)へと移住(脱出)し、国を作った…って辺りが何か気になります。
何だか、現在のゼロの状況に似ているのが。


●「自由意志」

「命令しろ、ゼロを見逃せと。」

今回のルルーシュが採った作戦、これはスザクとナナリーを良く理解し信じたからこその策。
見逃すという事は、ゼロを許すと言う事。
罪は罰せられるべきとルールに拘るスザクには受け入れられず、またナナリーも自分の一存で許す事は出来ない。
なら、そうせざるを得ない状況にしてしまえ、という。
そうして、スザクが「発砲命令を出さない」事を選ぶようにしたというのが、一期の惨劇の舞台を真逆の希望へとひっくり返した一因かと。
他には、ゼロ(ルルーシュ)が画面越し、スザクが責任者(スザクの判断をブリタニア側が受け入れる)、辺りでしょうか。

というか、「見逃せ」という台詞といい、一期のオレンジ事件の対比も入っていそう。
ギアスを使って、スザクを救ったが断られた一期。
ギアスを使わず、百万のゼロを救ってスザクとの約束を得たR2。
この辺も地味に面白いです。
前回の水中戦からこちら、ルルーシュが一切ギアスを使った描写が無いのも、作品のテーマとしては肯定的ですよね。
ラストもルルーシュの右眼アップでしたし。


●「秘匿の開示」

これは言わずもがな咲世子さんへのルルーシュのゼロバレ。
驚きの表情で見上げますが、すぐに嬉しそうな笑顔になった彼女。
とっても肯定的な描かれ方。

にしても、彼女一体何者なのでしょう?
ルルーシュサイドな気はするんですが、公式のキャラ紹介でも意味深な書かれ方しているし。
今回の一瞬の驚いた表情も、ゼロ=ルルーシュに驚いたと言うよりも、彼女は既にゼロ=ルルーシュは知っていて、今回それを自分に明かされた事に驚いた、そしてゼロの正体を教えられた自分が誇らしくて嬉しくて…みたいに見えて。
彼女がどれ位の情報を持っているのかが気になります。
(いや、それ言うとカレンやミレイやニーナあたりなんかもはっきりして欲しいかも…(苦笑))

あとは、バレ…とまでは言えませんが、今回の作戦の内容からスザクにはゼロ=ルルーシュとバレたも同然かと。
敵同士でありながら、互いに「日本人」を救う約束…
相手を信じた事の結果、これが後々どうなってくるのか、気になります。
スザクの描写も随分あって、ルルーシュへの「何故ユフィを殺したか?」という疑問を抱いているのは少し軌道修正みたいな?
やはり、今後何処かでルルーシュがスザクに「ユフィ殺害」の真相を明かすシーンが来なくてはならないだろうと。
というか、スザクは何故ルルーシュがかけた「生きろ」ギアスの事を覚えているのでしょう?
V.V.辺りに教えられたか何かしたのでしょうかね。

そしてルルーシュの舞台は中華連邦へ移して、ですが、学園の方はどうしたのか…
あれだけだと、ロロやヴィレッタがどうなるかはっきり言えないような。
…まぁ、ロロの場合、あのリュック背負ったスタイルを見ると「家出少年」っぽいですが(爆)


●その他

・アバン
「行動の先にこそ明日があると、当時のルルーシュは信じていたから…」
っていつの?
相変わらずC.C.のアバンは意味深。

・神楽耶
え~と、三人官女同盟は何処行ったのでしょう(笑)
新妻発言した者勝ちでしょうか?
というかゼロもメンバーも誰一人突っ込む人は居ないのね(苦笑)

・ミス・ローマイヤ
シーリン@ヴィレッタ(爆)
いや、そうとしか…
とりあえず、思った通りの方。
にしてもこれではナナリーも大変そうです。

・屋上ガーデニング@生徒会
雑誌か何かで、この計画が無事完成するか途中で破綻するか、ストーリーの結末とリンクしていると聞いた物です。
予定が遅れる…みたい?
ルルーシュも去るわけですし、どうなるのか。
にしてもスザク、逆に背後からロロに監視されてるよ(汗)
そしてリヴァル、いくらなんでも「幼女皇女」は…(汗)
カレンに対しては、やはり皆「友達」としての感情が。
シャーリーはお父さんの事とカレンは別、なのでしょうか…?
…いや待て、相談している相手はついこの間カレンと判ってて全力で殺りに行った人物なのですが(滝汗)
とは言えこの時点でルルーシュの記憶が戻っていたから良かったものの、戻っていなかったらルルーシュだけカレンの事を知らないという異常事態になっていたと思うのですが、その辺はやっぱりルルーシュ皇族バレ等の様にスルーするべきなのでしょうか?

・ヴィレッタ
何というか…可哀想なのかも。
ルルーシュに敬語な彼女が何か良かった(酷)
にしても、扇に再会して更に揺れてましたが、この後どうなるんでしょう?

・ニーナ
この子が結果を出した時、それが一番恐ろしいかも。
彼女の意思と関係あるなしに係わらず、惨劇となりそうで。
というかあの時未完成だったから良かったものの、まさか本当にスイッチ押してたとは…!!(怖っ)

・アーニャ
何気に好感度アップ中。
フツーにスザクに接している所が。
そう言えば非公式の「アーニャブログ」が面白い!
特に二人のコメントがツボ(笑)

・極秘会談
ゼロ(ルルーシュ)はやはり上手いな、と。
話をわざとそういう方向へ持っていく辺り。
にしても、あのロイドさんが真ん中陣取って自ら話している辺り、ゼロへの興味は大きい様子。
今回の一連の出来事は、ロイドさん的に「面白い」ものだったのでは。

・鎮魂の灯
ユフィの死を悼むキャンドルが。
ユフィの遺志を受け継ぐ者がナナリーとスザクの他にも。
こーゆーの、丁寧で好きです。

・星刻
って頭脳及び身体能力最強+薄命って何処の主人公ですか?!
そうですか、弱点は病ですか成る程。
そしてゼロ(ルルーシュ)との共犯関係と相成りそうです。

・三人娘
幹部の横に居る辺り、この時点で騎士団入りしているのでしょうか?
そういえば4話の時点で眼鏡の子とかモブの中にいましたよね。



次回、緊急ナビ。

テレビ雑誌でも知っていたのですがそうですかやっぱり総集編ですらないのですか。
…パスワードの画像はどうなるんでしょう?

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2008-05-19 22:55 | カテゴリ:コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 
今回は、今まで必死に闘ってきたルルーシュの、根っこの部分が破壊された感じ。
「ナナリーの為に」とゼロとなり、黒の騎士団をつくり、ブリタニアと闘ってきた理由そのものを喪ったルルーシュのあまりの痛々しさにもう…(沈)

ですがだからこそ、どん底まで落とされたルルーシュに見えたものがある、ルルーシュが欲しいと願う世界がある。
Bパートでの、ルルーシュを同定する人達とのシーンの数々。
今回はこの物語の希望が描かれた…と言っていいのではないかと。
もぅ感動しましたホントに!
そして今再びゼロの決意とともに、鮮やかな作戦指揮。
内面描写、そしてテーマの描写共にレベル高かったです!


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今回、根本的な理由・目的を喪ったルルーシュを、それでも同定した存在は。


●カレン/ゼロ

「しっかりしろ、ルルーシュ!!
 今のあんたはゼロなのよ!
 私達に夢を見せた責任があるでしょ!
 …だったら、最後の最後まで騙してよ!
 今度こそ完璧にゼロを…演じきってみせなさいよ!!」

以前にもあったカレンからルルーシュへのビンタ。
一期は、ただの学生を装っていたルルーシュを否定するもの。
R2は、ゼロとしてのルルーシュを肯定して、そして喝を入れるもの。
全く正反対の意味となっています。

嘘をついていたとしても、偽りがあったとしても、それでもゼロを、ルルーシュを信じる!というカレン。
ゼロバレしてからのカレンの感情は、大分ゼロ/ルルーシュが混ざってきた感じ。
そういえば今回のナナリーの件で、カレンからはルルーシュがブリタニア皇族だと確定だったと思うんですが、それについてはまた後で、なのでしょうか?

とにかくこのカレンの台詞は当然。
以前ゼロが藤堂に言った、「奇跡の責任を取らなくてはならない」がルルーシュ自身に返ってきて。
イレブンに見せた奇跡・夢、それをほったらかしにして逃げる事は許されない、と。


●ロロ/兄

「大丈夫、僕だけは何処にも行かない。
 ずっと兄さんと一緒だから。」

偽りの弟、それでも…と。
所詮偽りは偽りなのか?そのものに意味は無いのか?
それとも、始まりが例え偽りだったとしても、真実となるのだろうか?

ナナリーへの嫉妬は増加中?
ただ、今のロロは、ゼロとしてのルルーシュやナナリーの兄(皇族)としてのルルーシュ、それらルルーシュの他のアイデンティティを知っていながらも否定しているので、そのあたりが今後変化・受け入れへとなっていって欲しいなと。そうしたらロロも晴れて生徒会メンバーですし。

今回街を彷徨うルルーシュに、追い討ちをかけるようにギアスを使ってわざとナナリーの映像を出したりと、「自分だけの兄」であって欲しいが故でしょうが中々キツイ事もやってましたよね。
ルルーシュを強制的に追い詰めた感が否めないかと。
カレンが走り去ってから、ルルーシュが顔をあげるまでの一瞬、ルルーシュがカレンを追いかける(=ゼロを棄てない)と思って、ギアス使って時間稼いでわざと足止めしたようにも深読み出来ますが…(モノレールでの一件を見てもナチュラルにギアス使っていたんで)

また、変化という意味ではヴィレッタもロロに同じ。
予告であった、ルルーシュ&ロロ&ヴィレッタの3人が一緒にルルーシュの(?)部屋にいるカットが物凄く気になります。


●生徒会メンバー/学生

「みんなで一緒に花火がしたいなって。」 @シャーリー
「…みんな?」 @ルルーシュ
「ニーナ、カレン。」 @シャーリー
「スザクも。」 @リヴァル
「それに、ルルーシュとロロね。」 @ミレイ
「…!!」 @ロロ

泣・け・た…!(涙)
誰もいない学園、空っぽの鳥籠、作られた偽りの檻…
それでも、此処には確かにルルーシュを同定してくれる人達がいる。
例え記憶を改竄されても、偽りの時間の中だったとしても、ルルーシュとの友情は本当だった。
人種も生まれも関係なく、みんなが仲間であった。
学園で過ごした日々、それこそがルルーシュの幸せの象徴だったと。

その一番があの学園祭。
今回修学旅行を蹴ってまで残った3人が上げた花火こそ、その幸せの象徴の残滓。
だからこそ、

「みんな、また此処で花火を上げよう。
 絶対、絶対にもう一度、みんなで…」

と、もう一度あの時間を、こんどこそ…!!
みんなが自分の意思で、秘匿も差別もなく、そんな風に学園祭を…と思うと、ヤバイ…マジで泣けてくる(涙)
そうして新たに自分の目指す世界を認識した事で、

「そう、俺の戦いは、もうナナリーだけじゃ……」

「ナナリーの為に」から、「大切なみんなの為に」へ、多くの大切な人達の為に今再び世界と戦う決意をしたルルーシュ。
ナナリーだけじゃない、スザクもカレンもシャーリーもミレイもリヴァルもニーナも黒の騎士団もC.C.も、みんなの為に戦わなければならない!と。
そして今後の展開次第では、ロロもヴィレッタも含まれるのでは…?
というか、あんな事になって、「人非人」発言まで飛び出しても尚ルルーシュにとってスザクは大切な友達なんですね…(涙)
何というか今回は本当に、ルルーシュの成長を感じられました。


●その他

・ナナリー
早速特区宣言…とは言えお付の人どころかスザクにすら言っていなかったんですか?!
にしてもこの時のロイドの表情って…何というかロイド自身の好む人物と考えたのかも?

・セシル
R2初出の凶悪料理(爆)
流石のロイドさんもこれには…(苦笑)
ギルフォードも気の毒に…(合掌)
スザクが抜け出したのは、黒の騎士団追うためとセシルさんの料理から逃げるための半々なんじゃ…(爆)

・三人官女
って(笑)
とりあえず、三人横並びで居ましょうね(ニッコリ)って事でしょうか神楽耶さん?(汗)
何気に仲良しな女の子達。
ラスト付近で、ゼロが来た事に浮かべた笑顔を見られ、そっぽを向いたC.C.に笑う神楽耶がめっちゃ愛しいv
そして、信じる以外に道があるかとはっきり言い切る辺りに、神楽耶の強さを感じます。

・スザク
「間違っていたのはユフィじゃない。」
けど、「だからルルーシュが間違っていた。」となるとは限らないという事には気付いていないのかも。
何というかスザクは、正義と悪、白と黒、真実と嘘、全ての事について世界は二色に分かれる物と思っていそうな気がします。
グレーを認めない、というような。
そういう感じが、朧的にしっくりこないんですよね…

・皇帝
何故ナナリーに就任後に理由を聞く?
しかもこの時の表情、今までルルーシュ視点で描かれてきたのとは異なる感じが…
「我らブリタニアこそが、世界の嘘を壊し、真実を齎すのだ!」
って此処で「世界を壊す」って?!
皇帝がルルーシュと同じ言葉を唱えるとは…
ルルーシュが壊したいのは、皇帝が唱える弱者を虐げる世界。
では、皇帝が壊したい世界とは一体…?
「神を殺す」発言と繋がっていそうですがまだ分かりません。

・マリアンヌ
…マジで何者なんですかお母様?!
もしや魔女…?な~んて予想も捨て難く。
とにかく、これでC.C.の話し相手(のうちの一人?)がルルーシュとナナリーの母マリアンヌである事は確定、ですよね?


ゼロ再復活後の水中戦は流石ルルーシュ!!
海底のメタンハイドレードを使ってブリタニア軍を一気に壊滅させる…この圧倒的な手腕は流石としか言いようがありません!
にしても、断崖絶壁で潮風にあおられる事といい、ヴィンセントの手の上で立ち上がる事といい、「危ない落ちるルルーシュ!!」とヒヤヒヤしたものです(爆)

そのまま特区への参加命令…って何故?!
黒の騎士団メンバーみんな、寝耳に水でしょう。
相変わらず引きが素晴らしい。



次回、「百万 の キセキ」

漢数字の百万と、キセキ。
何気に気になるタイトルです。
予告の内容も色々考えめぐらせますが、一番はやっぱりルルーシュのナレ。
「君」って誰…シャーリーの事でしょうか?

2008-05-18 15:18 | カテゴリ:コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 
ルルーシュ~!!(悲鳴)
現在7話直前ですが、一応アップをば(爆)

コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01
(2008/08/22)
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何というか…ホント、ルルーシュに優しくない展開だぁ…と欝気味。
とりあえず、思い出しながらつらつらと箇条書きで以下。

・アバン…命かかってても、それでも「ナナリーに嘘をつくわけには」ってルルーシュ…(涙)
・ここはもうロログッジョブ!!
・ロイドさん登~場~v って皇帝「ちゃん」?!?!(怖)
・中華連邦で神楽耶と天子…って天子役リアルに9歳?!凄い…
・「夫」は正妻と通信中(爆)
・C.C.のアンダー姿も可愛いv
・そういえばC.C.の新コスって、(アイデンティティロストを意味した雪の)白の上に(ルルーシュや黒の騎士団のイメージな)黒って所にニヤリ。今のC.C.は一期とは違ってる~v
・皇帝とV.V.の契約が「神を殺す」?
・ってえぇぇぇぇ「兄さん」?!?!?!
・黒の騎士団による新総督保護奪取作戦。
・早速ヘマする玉城が愛しい(笑)
・コードギアスがめちゃくちゃロボットアニメになってる~!
・朝比奈さんがあんな人だったとは(笑)
・仙波さん…卜部さんより酷い…そりゃ公式サイトの機体説明で予想してたけどこれは…ッ(悼)
・ですがここはもうカレン&紅蓮にMVPを!
・スザク&ランスロットに一度敗北、落下してもうダメ!って所でラクシャータ登場、そこから怒涛の空中換装で紅蓮可翔式へ!!
・「舞い上がりなぁ、飛翔滑走翼ぅ!!」何かイイ!凄いツボった!!
・もう皆の応援を背負って「行ッけ~~~!!」って(叫)
・神楽耶藤堂果てはあのC.C.まで!(やっぱりC.C.はこっそりツンデレ(爆))
・ラウンズ並み…凄いよカレン!
・ジノ&アーニャを停止、スザクに一矢報いての大戦果!凄い凄い!!
・ロイドさんの絶叫も凄い凄い(笑)
・にしてもナナリーとの再会…う~わ~…(沈)
・「自分で望んだ」…こうなったルルーシュは何も手を打てない事が判明。
・問答無用で連れてく…って選択肢は、ナナリー相手には存在しないと…そこまで愛情を注ぐのがルルーシュ…貴方を甘く見てました(平伏)
・「秘匿・強制(ギアス)」のルルーシュに対し、「開示・自由・非差別」のナナリー…勝てるわけ無いです!!
・(異母)妹、エリア11の(副)総督、行政特区日本…ルルーシュ=ゼロにとって、間違いなく最大の難敵トラウマ再来。
・とはいえ、コーネリアの庇護下にいたユフィとは立場がまた異なり、また目も見えない(=ギアスが効かない)ナナリー。この違いが生きてくるのでしょうか?



次回、「棄てられた 仮面」

予告…次回予告が…ッ!!
Myパソの動画は殆ど動かない状態なんですが、必死に見た(…というか画像が見れなくて聞いただけ(爆))30秒バージョンのルルーシュの台詞を聞くともぅ…(泣)
でもねでもねルルーシュ、貴方のナナリーへの一身の愛は間違っていないんだよ!!と言ってあげたいです(涙)

ロロとの顔の近さにも反応。
そしてこれでカレンには、ゼロ――ルルーシュ――皇子がバレ。
これを全て知っている人物では、(おそらく今の所)C.C.、スザク、皇帝に次いででしょうか?
現在、知っている情報量に疑問があるのは主に、
・ミレイ……ルルーシュの事、学園の機情報局の地下室といいスザクとの会話といい、何かしっていそうな感じも見られる、というかどっちにでも取れるというか。今月号のNewtypeの小話、ミレイとリヴァルの5話~6話あたりの、ルルーシュとスザクの屋上での会話の辺りの話なんですが、こっちも気になるんですけど!!
・ロロ……ルルーシュにいた妹=ナナリー=新総督⇒ルルーシュが皇子っていうのは知っているのか?今回のアバンのやりとりで、ナナリーという妹がいたこととかは知ってたのかも知れない…と思えるんですがやっぱり微妙。そして「あの人」とかも気になるし、あのロケットの中のものも知りたいです。


それでは、また後程!!

2008-05-04 23:40 | カテゴリ:コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 
今回は、学園パートメインとなったわけです、
が。
………ラストが酷すぎる。

そりゃルルーシュがゼロだったわけでギアスかけてC.C.釣るエサにしていて記憶が戻った可能性がある場合のルルーシュ(=ゼロ)への対抗策としてはこれ以上無いほどに効果的でしょうとも!!!


コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01
(2008/08/22)
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●スザク

の「復学」
勿論、ラウンズになったスザクがわざわざ学園に戻って来たのは、ルルーシュの記憶の復活があるのかの確認でしょうが。
表面上の友情な展開に胃が痛いです…
ただ、ここで色々と分かった事が。

・皇帝がルルーシュにかけたギアスは、
 「ナナリーの事」「ゼロの事」「皇子の事」の3つ
・生徒会メンバー以外の学園の生徒・教師も全員、
 ブラックリベリオンの後ブリタニア本国に戻っている
・その為、スザクを知っているのは、生徒会メンバーだけ
・スザクがゼロを確保した事は既知

にしても、ゼロに対しての各々の予想が面白い。
シャーリーの予想が一応当たりな事も。


●歓迎会

と言う名の「お祭り」
相変わらず会長の手腕(というか火付け)はお見事。
にしても、今回のBパート前半のギャグ展開は前シリーズを思い起こします。
ピザの宣伝をする司会リヴァル、ピザに釣られるC.C.に、咄嗟にC.C.をトマト漬けにしたルルーシュ、そして「ピザ女」(←Newtypeの小話の通り逃亡中もいつもピザを食べてたんだろうなぁ…)を連れ戻しにinきぐるみなカレンと、ルルーシュ放って戦うシャーリー、アーサーと追いかけっこなスザクと、状況は知らないけど悪乗りするミレイ。
…こうして見ると、アーサーwithゼロ仮面の追いかけっこのパロっぽいです(笑)
しかも相変わらず体力ないルルーシュは、スザクは勿論、inきぐるみカレンやシャーリー、果てはドレスのミレイにまで抜かれる始末(苦笑)
というか、この一連の所は突っ込みどころが多すぎて何処から突っ込めば良いのか分かんないです。
ルルーシュの、C.C.を引っ張る時やきぐるみの中でのカレンとの会話が面白すぎるv
非っ常~に楽しすぎるvv
そして勝手に「中の人」となって好き勝手やっているジノが…(笑)
何というか…もうちょっと理知的というか常識ある人かと思っていたんですが。
…間違いなく、ルルーシュの天敵なタイプでしょうね(苦笑)
水泳部の顧問だった為に、非常に不本意な事をやらさているヴィレッタも。
(シャーリー…後で100回殺す!!)って(笑)

ですが、今回は前シリーズでの学園祭とは違って内輪のブリタニア人のみ、イレブンシャットアウトとなっていたお祭り。
前シリーズでの、「もう一度と言った(特区宣言で中止した)学園祭」とは違っていると。
そういう意味では、このお祭り…と言うか、学園自体がまだまだ「檻」となっているのかと。
巨大ピザがまた失敗だった事といい、状況が変化してからこそ、「学園祭をもう一度」となって欲しいですねぇ。
ナナリーがいて、カレンもいて、扇とヴィレッタが並んで…とかいう絵が出てきたりしたら泣く絶対。

ところで、スザクと二人で話していたミレイ。
彼女の記憶はどうなっているんでしょう?
どうとも取れる会話だったのですが…ランペルージがクラブハウスに暮らしているという点から、記憶がある可能性もあるんですよねぇ。


●ナナリー

が、ここで来たか――!!!!
何か…本気でスザクが嫌いになったかも。
あれだけルルーシュがナナリーを優先させてきたのを知っているくせに、こんな風にナナリーを利用するなんて…
この状況じゃあ、ナナリーの事を「知っていたら記憶有りで抹殺される」「知らないふりをしたらナナリーに疑問視される」で、どっちにしてもルルーシュにとって一番重要な「ナナリーの兄」というアイデンティティが奪われるって事でしょう!
…そりゃ一番効果的ではあるけどさ~それが「自分が守る」と言ったナナリーを傷つける、利用しているって点はスルーですか?
何か…これでもかと言うほどルルーシュに優しくないです…

しかもいくらナイトオブワンになってエリア11を貰ったとしても、それはあくまで「エリア11」、決して「日本」ではなく、日本人もイレブンでしかないと言う事は…本当に分かっているんでしょうか?
カレンみたいに、堂々と「日本人」を名乗りたくて、自治の日本を取り戻したくて必死に戦っている者達からしたら、とても身勝手で一方的で決して受け入れられない事だと思うんですが…それがスザクは分かっていないような気が。

それにしても、これでナナリーが正式にエリア11の総督として着任したら、カレンには絶対詰問されるでしょうねぇ。
(そしたら、カレンもゼロ=ルルーシュ・ランペルージ=ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアを知る事に!)
キョウトからも連絡来るかな?
藤堂も疑問に思うかもしれないですし。
そういえば、ブリタニア本国に戻った学園関係者達にも、もしナナリーの事を知られたら不味いと思うんですが…?


●その他

・ゼロ
についてを、藤堂が先陣きって同意を促すとは思ってなかったです。
まぁ、藤堂も扇も説得にまわったら、表立って反対は唱えられないでしょうが、内心気に食わない…という人物が最も危険かと。

・ロロ
着実に地盤を固められています。
監視者メンバーをリーク、しかもカレンからの報告を元に、いよいよ動いたルルーシュと共にヴィレッタへの反意提示。
早速ヴィレッタを排除とは…相変わらず展開早すぎです。
ところでロロのギアスの弱点って?
認識凍結の時間は一定でコントロール出来ないとか?

・C.C.
がわざわざ取りに来る程お気に入りで、ルルーシュが「あんなもの」というブツ。
…はい、やっぱり「チーズ君」でした。
そっか、そんなに気に入っていたんですね…ダンボールにあんなに脅しを書くほどに(苦笑)
ブリタニアは、C.C.を捕獲したいならルルーシュをエサにするよりも、ピザとチーズ君の方が圧倒的に有効だと思うんですが(爆笑)
(にしてもC.C.のあのコスプレちっくなアイテム…ネギま!のキャラで似たような娘いませんでした?)

・壁に十字の印
途中で途切れていますが、何故?
効果が切れたのか、本国へ戻ったためか、それとも…?



次回、「太平洋 奇襲 作戦」


2008-05-04 12:33 | カテゴリ:コードギアス 反逆のルルーシュ R2
 
今回のルルーシュは、凄まじく黒かった!
麗しい兄弟愛を擬装し、ロロの心情につけこんでの攻略。
…どんだけ他人に非道なんでしょうか(汗)


前シリーズの骨子をトレースしながら、さらにグレードアップしているR2。
今回の第4話は、「ゼロがブリタニアに囚われた者を助け出す」
ですが、そこに更にロロや機情局や中華連邦…と、同時進行で複雑かつ難解に絡み合う各陣営の思惑。
そんな中で、策を講じ自分の目的を果たしたルルーシュ…これぞコードギアスです!!


コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01コードギアス 反逆のルルーシュ R2 volume01
(2008/08/22)
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●ルルーシュとロロ

ルルーシュがあの状況下で、秒数をカウントしてロロのギアスを看破したのは凄い…
やはり、ロロのギアスは対人のみで体感時間を止める力。
言葉巧みにロロを抑えたルルーシュですが、ちゃんと聞くと、言ってる事が明らかに矛盾しているんですね。
にしても「C.C.を売る」って、あんなにイイ感じなのにルルーシュ正妻(違)を手放したりする筈ないですよ(爆)
そして福山さんが言ってたラストのあの台詞は…今後も素晴らしい名言として語り継がれる事でしょう(爆)
ただ、ロロがいつ誰からギアスを貰ったのか、誰との会話なのか、「そう言われました」のは誰に言われたのか、「あの人」とは誰なのか、ルルーシュが元皇族なのは知っているのか、ナナリーの存在や居場所を知っているのか?
色々疑問もありますが。


●黒の騎士団救出劇

は流石。
ブラックリベリオンと同じ策を採り、「自分があのゼロである」と言うかの様。
にしてもあのルルーシュがリフ(違)するとは…(笑)(寧ろ普通に戦闘するよりかなり技術いるんじゃ?)
あぁいう、建築物とか物とか状況とかを上手く使っての策は面白いです。
そしてグランストンナイツの方々。
養父ダールトンの仇をうつ所か、ギアスをかけられ利用された方一名、亡くなった方二名。
…合掌。
内一人を落とした(!)カレンの戦闘がめちゃくちゃカッコ良かった!
絵といい小清水さんの演技といい。
やっぱり、紅蓮弐式のバイクみたいなコックピットはイイなぁ。
絵に迫力が出ますよね~


●対比

本当の友情を抱きながらも、敵対したスザク。
偽りの兄弟愛を装いながらも、味方に傾いたロロ。
スザク/ロロの対比が明確に。
こうして見ると、R2第1話の「復讐は悪だろうか、友情は正義たりえるだろうか…」の台詞が結構重いです。
と言うか、ルルーシュの性格から思うと、ロロに対しても愛着と言うかそーゆーの出てきそうな気も。
ルルーシュ/シャーリーとか、扇/ヴィレッタとか、偽りの時間は無意味かとかが来るかと思うと、ルルーシュ/ロロもそう期待しちゃうんですけど。


●ラスト

……何、故?

何故ヤツが学園に来てるワケ?EU相手に戦場で戦ってたじゃん!
…もぅ今から怖くてしょうがないです。
と言うか、今更学園って来ないで~!
(朧はルルーシュ支持なんで、はっきり言ってスザクへは厳しいです)
そういえば、スザクに対してルルーシュや生徒会メンバーをはじめ学園の人々の記憶はどうなっているんでしょう?
ヴィレッタやロロとは接触するのか?


●その他

・リヴァル
のバイク、無事だったようです!
弁償せずにすんだねルルーシュ(笑)
にしても、ショッピングモールでの爆破予告で混乱があったばかりなのに、その後すぐの夜によくリヴァルが出かけたねぇ。

・ヴィレッタ
が可愛いですv
扇さんが無事に救出された事に安堵していましたが、とりあえずこの二人の関係性も生きてます。
と言うかR2、出てくる女性キャラどの人も無性に可愛いんですが(笑)
特に↓の二人があんな風になるとはなぁ~(しみじみ)

・C.C.とカレン
何げに普通に一緒。
そしてこの一年の間の二人の様子が激しく気になる今日この頃(アオモリ…ってそんなにエリア11中逃げてたの?是非ドラマCDとかピクチャードラマで!)。
そして普通にC.C.が司令官代理状態っぽい。
前はあんなに我関せずな言動だったのに、今じゃまるで副司令みたい(ゴメン扇さん!)(笑)
C.C.にもっと感謝しなきゃだよルルーシュ。

・コーネリア
は、現在消息不明。
少なくとも、ギルフォードはじめとしたブリタニア軍には分からない、と。
①中華連邦
②記憶喪失で何処か
③皇帝の下
…辺りが候補でしょうか?
う~ん…あのブラック・リベリオンのラストがどういう状況だったのかが不明なので、イマイチ予測出来ません。
まさか、互いに記憶を改竄されて、姉コーネリア/妹ナナリーにされている…な~んて事はないでしょうが…

・星刻
…なかなかやるお方のご様子。
同じ志を抱く部下からの信頼が篤そう。
一先ず即敵対とはいかないようですが、今後の関係が恐ろしいです。


次回、「ナイト オブ ラウンズ」