朧月夜
今回は何と言っても、アルゴノート主砲発射とエリュシオン降下のシーンが凄かったです。
主砲発射シーンは、モビード達キャラのアツい台詞が。
エリュシオンは、あの幻想的で圧倒的な映像が。
ラスト目前、盛り上がってます!
エリュシオンへ向かうアルゴノートを磁気嵐が襲う。その向こうにエリュシオンを感じたディアネイラは、アルゴノートへ主砲の発射を厳命する。
マザーコンピュター「デルフィ」は、ディアネイラからの指示で封印していたそのロックを解除する。その使用を禁じていたディアネイラが、なぜ磁気嵐に向け発射を指示したのか分からないクルーたち。
そのころ、エイジたちもまたエリュシオンに向けて移動していた。パエトーとともに。
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ベルクロス達4人のノドスが無事に無次元から生還…と思いきや、その後もわらわらといっぱい出てきた…
まさかあの二人も生還ですか?
せっかく空の彼方にいったと思ったのに(←おいッ)
「ほら出られた!」
っていきなりエイジ達がパエトーのフルへドロンに入ってるー?!
そりゃパエトーも吃驚しますよね(苦笑)
流石に脱出に力を使ってへとへとなノドス達。
何かやっぱりメヒタカが可愛いですv
怯えるパエトーですが、銀の種族の総意はプロメの考えだと言うレクティ。
そのままエリュシオン行きの移動手段にしちゃいましたよ(笑)
…そりゃノドス相手じゃいくらパエトーでも言う通りにしますよね(苦笑)
「我らに不可能な事を姫様が一度として求めたか?!
…姫様が決して使用を許可されなかった代物を、今此処で使えと命ぜられたのだ。
我らの全力量をもって、お応えする時であろうが!」
………っカッコいい~~~!!!
もーホントに、モビード艦長はカッコよすぎます!
磁気嵐に呑まれて如何して主砲なのかはイマイチ理解不能ですが、そんな事をまったく関係なくなる程に燃えた!
ディアネイラの言葉を聞いて、ニヤリとする艦長。
そして、「無理です!」という艦橋メンバーを一喝する、艦長の台詞。
それを聞いて、覚悟を決めて発射準備に取り掛かる各クルー。
この全員一丸となって向かっていく…アルゴノートの強さをめっちゃ感じられる様子に、これぞ「ヒロイック」な感じがしました。
それにしても、主砲発射って、ビーが発射銃に変形するとは!
ただのマスコット的AIかと思いきや、すごく重要だったんですね(笑)
クルリと回っていきなり銃になったのには吃驚です。
そして照準合わせてトリガーを引くモビードがやっぱりカッコいい(笑)
「星の…道か……」
「スターウェーが…生まれた…!!」
アルゴノートの主砲によって生まれた、エリュシオンへの「スターウェー」
今までディアネイラが使用を忌避していたアルゴノートの主砲によって、破壊ではなく「創造」が成された。
この争いの結果齎された、一つの可能性が形となった瞬間。
……地味に(笑)感動です!
とうとう辿り着いた、黄金の種族の母星・エリュシオン。
ディアネイラ自ら降下していきますが、そのシーンの綺麗さといったら!
このアニメ、随所でCGが用いられていますが、ここまで神秘的で綺麗なシーンが来るとは…
特に、中で水晶玉みたいなのが上へと移動して行く様子は、圧倒的でしたねぇ。
因みに、外側のヘドロンは銀の種族へと齎されたテクノロジーの元らしいです。
エリュシオンの地上は、まるで水晶のカケラに覆われたかのようで。
降下艇が下りたと同時に、人類の最適生存組成へと変化するエリュシオン。
黄金の種族は何故この星を残したのか――
それを感じようとしたディアネイラの前に現れたのは…ロム・ロー!!
ってやっぱり追ってきた!
…はっきり言って貴方邪魔!って叫んでやりたいですホントに(笑)
そのまま、ロム・ローは「自分のものにならないのなら、痕跡ごと消す」なんて身勝手な理屈を理由に攻撃開始。
しかも、限界だったユティを「契約に従え」と開放。
そのままケルビウスが狂乱状態になってしまって。
……アルゴノートがエリュシオンの地上に落下したぁ!!(悲鳴)
最後まで艦長は指示を出し、被害を最小限にしようと必死なクルー。
ただでさえ満身創痍だったのに、艦体でフルヘドロンの航路を妨げた衝撃、そして落下の衝撃で、ボロボロになって遂にビーが……(涙)
「よく頑張ったな…ビー……」
艦長の良き相棒って感じで可愛いマスコットだったビーが…(泣)
AIだったけど、めっちゃ悲しいです…
このままじゃアルゴノートはどうにもならないし、もしかしてビーはこのまま最後まで出番が無いのかな?
それじゃ寂しいんですが…
イオラオス達オーガン隊もロム・ローに敵わず、ディアネイラの乗る降下艇に攻撃が向けられたその時…
ベルクロスが来た―――!!!
エイジ偉い!やっぱりそれでこそ「ヒロイック・エイジ」ですよね!
これでエリュシオンに5人のノドスが再集合。
この戦闘はどうなるのか?
ユティの狂乱は鎮まるのか?
そして何より、黄金の種族の狙い、彼らの残した物とは一体?
残り2話。
どんな結末となるのか、楽しみです!!
ロミオに最後の別れを告げることなく、独りネオ・ヴェローナを救うために犠牲になろうと誓ったジュリエット。
そこへ現れたティボルトに、ジュリエットは真実を打ち明ける。
ティボルトはその覚悟に胸を打たれ、モンタギューを討つという自分の目的との間で揺れ動く。
その頃、ロミオはポーシアに自分の意志を告げる。
モンタギュー…父を討つ、と。
市民も、兵士も、ネオ・ヴェローナのすべてがモンタギューから離れていく中、ついに城へ向かう乗り込むジュリエット達。
待ち受けるモンタギュー。
因縁の絆を断ち切るのはロミオの意志か、ティボルトの剣か、それとも…。
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自分自身で、重く大きな決意をするジュリエットとロミオ。
ジュリエットは、エスカラスにその身を捧げる事を。
ロミオは、父モンタギューを討つ事を。
それが結果、相手を悲しませてしまう可能性を残しながら。
そしてそれを、他者に話す事でより決意を強く固める。
ジュリエットは、ティボルトに。
ロミオは、母ポーシアに。
それしか方法がないのか?
それが本当に正しいのか?
そう問いかける彼らの声に背をむけて――
最初にモンタギューの前に現れたのは、ティボルト。
その後に割って入ったロミオ。
最後に現れたジュリエット。
剣を向けた二人とは違い、もう必要ないと剣を置くジュリエット。
その覚悟と決意に、場を譲るティボルトとロミオ。
最早これまで…
モンタギューもまた、剣を手放した、次の瞬間――
ラスト2話を残して、モンタギューの急逝。
何というか…因果は巡るというか、因果応報?を感じさせましたね。
キャピュレットの一家を滅ぼされ、ただ一人生き残ったジュリエットでもなく。
父の暴虐に耐え切れず、己が幕引きをと決意したロミオでもなく。
母を利用し捨てた、実父への憎悪を募らせていたティボルトでもなく。
…追い詰められ、狂乱したマキューシオによって討たれたモンタギュー。
この一連のシーンは見事でした。
そうきたか!って感じで。
無血開城したその後、この場所でこうなるとは…
モンタギューも、そしてマキューシオも哀れに思えました。
(でも、マキューシオもある意味納得…ティボルトに激しく同意です)
モンタギューの、彼自身の声をもっと聞いてみたかった感もありますが、この最期の少ない言葉に込められている物を思うとこれもいいんじゃないかと思ったり。
あと、ティボルトの言動には感動しましたねぇ。
あの「モンタギューへの憎悪」しか無かった彼が、ジュリエットの話を聞いて、ジュリエットを助ける方法は無いのかと、モンタギューに詰問するとは…
彼にとっても、ジュリエットはそれほどまでに大切な人だったんですね
マキューシオの行動に、怒りすらみられて。
モンタギュー家の紋章に向けて短刀を投げた、その行動がモンタギューへの憎悪の終止点としようとしていたのかも。
ただ、モンタギュー自身エスカラスの事は知らなかったらしく、何も分からず仕舞いで。
残り2話。
どうか…どうかジュリエットが幸せになるように願っています!!
ハッピーエンドが見たいんです!