朧月夜
ロミオに最後の別れを告げることなく、独りネオ・ヴェローナを救うために犠牲になろうと誓ったジュリエット。
そこへ現れたティボルトに、ジュリエットは真実を打ち明ける。
ティボルトはその覚悟に胸を打たれ、モンタギューを討つという自分の目的との間で揺れ動く。
その頃、ロミオはポーシアに自分の意志を告げる。
モンタギュー…父を討つ、と。
市民も、兵士も、ネオ・ヴェローナのすべてがモンタギューから離れていく中、ついに城へ向かう乗り込むジュリエット達。
待ち受けるモンタギュー。
因縁の絆を断ち切るのはロミオの意志か、ティボルトの剣か、それとも…。
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自分自身で、重く大きな決意をするジュリエットとロミオ。
ジュリエットは、エスカラスにその身を捧げる事を。
ロミオは、父モンタギューを討つ事を。
それが結果、相手を悲しませてしまう可能性を残しながら。
そしてそれを、他者に話す事でより決意を強く固める。
ジュリエットは、ティボルトに。
ロミオは、母ポーシアに。
それしか方法がないのか?
それが本当に正しいのか?
そう問いかける彼らの声に背をむけて――
最初にモンタギューの前に現れたのは、ティボルト。
その後に割って入ったロミオ。
最後に現れたジュリエット。
剣を向けた二人とは違い、もう必要ないと剣を置くジュリエット。
その覚悟と決意に、場を譲るティボルトとロミオ。
最早これまで…
モンタギューもまた、剣を手放した、次の瞬間――
ラスト2話を残して、モンタギューの急逝。
何というか…因果は巡るというか、因果応報?を感じさせましたね。
キャピュレットの一家を滅ぼされ、ただ一人生き残ったジュリエットでもなく。
父の暴虐に耐え切れず、己が幕引きをと決意したロミオでもなく。
母を利用し捨てた、実父への憎悪を募らせていたティボルトでもなく。
…追い詰められ、狂乱したマキューシオによって討たれたモンタギュー。
この一連のシーンは見事でした。
そうきたか!って感じで。
無血開城したその後、この場所でこうなるとは…
モンタギューも、そしてマキューシオも哀れに思えました。
(でも、マキューシオもある意味納得…ティボルトに激しく同意です)
モンタギューの、彼自身の声をもっと聞いてみたかった感もありますが、この最期の少ない言葉に込められている物を思うとこれもいいんじゃないかと思ったり。
あと、ティボルトの言動には感動しましたねぇ。
あの「モンタギューへの憎悪」しか無かった彼が、ジュリエットの話を聞いて、ジュリエットを助ける方法は無いのかと、モンタギューに詰問するとは…
彼にとっても、ジュリエットはそれほどまでに大切な人だったんですね
マキューシオの行動に、怒りすらみられて。
モンタギュー家の紋章に向けて短刀を投げた、その行動がモンタギューへの憎悪の終止点としようとしていたのかも。
ただ、モンタギュー自身エスカラスの事は知らなかったらしく、何も分からず仕舞いで。
残り2話。
どうか…どうかジュリエットが幸せになるように願っています!!
ハッピーエンドが見たいんです!
ネオ・ヴェローナへ帰還する"赤い旋風"。
その報をロミオは以前泉で会った老人の元で知る。
大地の死…その運命に抗うのならあの娘を守ってやれ…。
老人の言葉と、村の仲間からの後押しもあり、ロミオはネオ・ヴェローナへ向かう。
一方、城内では赤い旋風=ジュリエットの帰還による、緊急議会が開かれていた。
赤い旋風に迎合する市民を、街ごと焼き払えと冷たく言い放つモンタギュー。
議決を渋る議長を手にかけ、強硬に自分の意見を押し通す父に、ロミオは哀しみの目で訴えかける。
だがモンタギューは、自分こそが世界の真実を握っている、と秘密の間へロミオを連れて行くのだった。
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感想復活第1弾は、コレ。
ジュリエットの赤い旋風復活、ネオ・ヴェローナ帰還はめっちゃ燃えた!
カッコよすぎでしょ!!
で、今週、第20幕。
「罪を浄化し、命の胎動を宿す運命を負いし者よ
大地の調和の為、其の身を捧げよ
其の身体に植えられし、エスカラスの種を芽吹かせ、
『挿し木』と為りて、世界を…救え……」
ネオ・ヴェローナに自由の旋風を――
「革命」
仇討ちでも復讐でもなく、人々が幸せに暮らせる世界を…
そう志し決意したジュリエットに、突然突きつけられた事実。
エスカラスの挿し木と為れ――
他ならぬ、ジュリエットが望んでいる「世界を守る為」に、ジュリエット自身を捧げなければならないという、非情な宣告。
ジュリエットの前に現れたオフィーリア。
彼女の声色が変わって、枯れた樹のような腕を差し出し、そう告げられたジュリエットの驚愕。
…もう、朧自身、呆然というか…今まで希望へ、革命へと向かっていた明るい(とも言い切れないのですが(苦笑))状況からの、突然の急展開。
「エスカラス」という、この世界そのものともいえる存在を失う事は出来ない、其の為にジュリエットが…だなんて、なんつー事を…ッ(泣)
全を生かす為に、個を犠牲に。
そういうものは多く見られるわけですが、それが突然こんな形で来るとは…
特に、「挿し木」という言葉が、ジュリエットの存在はあくまで部品というか…「つなぎ」みたいな感じで、余計にオフィーリアの言動を冷酷なものに感じられました。
それにしても。
キャピュレット家とモンタギュー家の紋が彫られている事といい、両家がエスカラスに深く関わっている事は事実でしょうが、そもそもの双子の大樹の一方が枯れたのって何時だったんでしょうね?
人が其処に居るだけで此処までなってしまったのなら、幾ら挿し木をしても何時かは枯れてしまいそうなんですが…(不安)
今こそロミオに期待したいのですが…どうしても頭を過ぎる「悲恋」の二文字…(怯)
でも、ジュリエットとロミオ、二人を心配してくれる人もいますし、どうか…どうか二人には幸せになって欲しいんです!!
そういえば、ペンヴォーリオ。
貴方も随分しっかりして(感涙)
掃除だけではなく料理も…ってまさか花嫁修ぎょ…(爆)
次回予告、やっぱりそうなるのぉ?!って感じで。
「ありがとう…私は大丈夫」
って、そう言う人ほど大丈夫じゃないと思うんですが…(滝汗)
キュリオたちの助けを借りて、ジュリエットは牢からの脱出に成功した。
一方、モンタギューの前でジュリエットをかばうような発言をしたロミオは、辺境のグラディスカ鉱山へと追放されてしまう。
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再会を誓って一時離れたロミオとジュリエット。
ジュリエットは、キュリオ、フランシスコ、アントニオと共に、一先ずネオ・ヴェローナを出る事に。
迷いはない、って言い切れるジュリエットの様子に一安心。
ってコーディリアとペンヴォーリオが二人でお留守番?
…こりゃ本気で二人がくっつく、のか?(笑)
一方のロミオ。
今回はロミオメインでしたねぇ。
採掘場に追放されてしまうのですが、そこで知る国の影の部分。
…こーやって一つずつ知らなかった事を突きつけられていくのかな。
今後ロミオが此処でどうやっていくのか、どう変わっていくのか。
というか此処でフツーにしてたら、戻れるのはいつになるのか…というか戻れなさそうな…(滝汗)
まだまだ何か起こりそうな予感です。
ロミオとの会話での大公。
…やはりキャピュレット家を憎悪する理由が何かありそう。
存在が許されないって…一体何?
未だに前大公であったキャピュレット家の人がどういう人だったのか、とか、全然語られていないのも理由があるのかも知れません。
にしても、アバンでのウィリアム、素敵過ぎですv
彼の語りでこの物語の行く末を…って今までのシーンをバーッと出しているみせ方、上手いですねぇ。
捕らえられたジュリエット。
そんな重く暗いシーンから始まり、決死の救出劇、そして再びの約束と再会の誓いに別れる二人。
この時のロミオとジュリエット、二人の笑顔での「また」と言うような離別に、あぁ今度は大丈夫だなと、そう思えた13話でした。
ロミオとともに、ついに捕えられたジュリエット。
彼女は牢に繋がれても、楽しかった彼とのひとときの思い出を糧に、その仕打ちに耐えるのだった。
そのころ、ジュリエットが城にとらわれていることを知ったキュリオたちは、 彼女を救出するため、無謀にも城への突入を試みる。
今まで二人(+ロミオの母ポーシア)だけが知って知っていた事。
モンタギューの息子ロミオとキャピュレットの娘ジュリエットが愛し合っていた事が、他の人々にとうとう知られた今回。
反応は…以外にも、皆その事実を受け止めていて。
ジュリエット側の人々(アントニオは幼さ故か疑問を抱いていましたが)然り、モンタギュー然り。
ジュリエット側は「キャピュレット復興の放棄」とはせずに使命と恋の狭間で苦しんだだろうとジュリエットを心配しているし、モンタギューもジュリエットが愛している事を否定しては居なかったし。
何と言うか…ちょっと意外。
ただ、この時のコーディリアとペンヴォーリオに、「近い近い!」と思った朧(笑)
う~ん、少しずつ、でも確実に近づいている気がするんですがお二人さん?
モンタギューとジュリエットの邂逅。
此処で彼が言った、「キャピュレットの罪」って一体?
「罪」って、ちょっと意味掴みきれなかったんですが…過去に何かあったみたいですね。
そして其れこそが彼がキャピュレットを滅ぼした理由。
いつ語られるのでしょうか?気になります。
「俺はずっと、お前を守る事に命を賭けてきた。
お前は何に命を賭ける?
…恋か?
其れでも構わん。
だが、此処でやられては、何も実らない。」
キュリオ――!!
めっちゃカッコいい!素敵素敵!
今回めっちゃカッコ良かったvv
キャピュレットの娘というだけではなく、ジュリエットという一人の少女を守るという想いがいっぱいで。
ジュリエットが何を選んだとしても良いんだと、それでも今此処で終わるわけには行かないだろうと、そう言って…
あ~もう涙腺緩いです…
ジュリエットとハーマイオニ。
自分がロミオの婚約者だと、自分が優位に立とうと、余裕があるように見せる感じがしました。
この後のハーマイオニは一体どう動く事になるのか。
この邂逅が何をもたらすのか…
オフィーリアの言動。
「命を継ぐ者」って、ジュリエットはやはりエスカラスと関係がある様子。
以前フランシスコが言ってた、「ジュリエットはこのネオ・ヴェローナに守られている」発言。
あれは、的を射た物だったっぽい。
ネオ・ヴェローナの繁栄を支えるエスカラスの、守りがあったのではないかと、そう思えてしまいます。
ホントにこのアニメ、素敵過ぎです。
どのキャラも魅力があって重みがあって、好感が持てて。
悪役として立つモンタギューすらも、とても魅力溢れる、彼をもっと知りたいと思わせるストーリー、脚本、演出、どれも素晴らしくって。
次回はロミオ、いよいよやりすぎで強制労働か何かへ行かされるみたいで。
これから先の展開が本当に楽しみです。
うわ~こう来ましたか。
やっぱり、「名」を捨てる事は出来なかったのか…。
ロミオとジュリエットの里での新しい生活が始まった。
慣れない料理や掃除に苦労しながらも、お互いに笑顔が絶えない生活は順調であるかのように見えた。
だが一方で、ネオ・ヴェローナではモンタギューがロミオとキャピュレット家の残党の行方を追わせていた。
ロミオが食料を入手した店から情報を得た親衛隊テューバルは、彼をおびき出そうと民家に火を放つ。
情報を得たロミオは一人親衛隊の元へ赴こうとするが、ジュリエットは二人でこの危機を脱することを提案し、親衛隊へ戦いを挑む。
「退け――!!
我は大公の息子…ロミオ・カンドーレ・ヴァン・ド・モンタギュー!!」
「手柄が欲しくば、我こそ捕らえよ!
我が名は…ジュリエット・フィアンマータ・アース・ド・キャピュレット!!」
前半の穏やかな時間はやはり仮初めでしかなかったのか。
ロミオへの追っ手。キャピュレットの娘とその一味への追っ手。
前者は目撃情報を元に二人の足跡を辿り、後者は街中を洗いざらい調べて。
よりいっそうの強硬手段も厭わない、暴力的な方法。
ロミオが通った街を焼き払うのを見て、やはりこうなるのは…ねぇ。
前回のラスト(そして今回のアバン)での朝陽の中の誓い。
『生きるときも死ぬときも、永遠に、二人は共に在る事を』
これが、何と言うか…二人にとってこだわりになってしまったというか。
もう二人が離れ離れになりたくないという思いが強すぎて、ある意味、共倒れに近い状況になってしまった感が否めなくて。
今回の事だけをみたら、ロミオ一人なら捕らえられても命の心配はないし、今のロミオならどんな手段を使ってもまた城を逃げ出しそうな気がするんですよね。
でもジュリエットは違う。
キャピュレットの娘であるジュリエットが捕らえられれば、それ即ち命の危険に晒される事だったわけで。
今回の事は、やはり彼ら(どちらかと言うとジュリエット?)の考えの未熟さというか、もうちょっと策を練っても良いんじゃないかと思いました。
まぁ、二人で突然飛び出して逃避行する位ですから、そこまで求めるのは無理なのかも知れませんが。
…でも、二人それぞれの名乗りがカッコ良かった~って思ったのは、秘密です(爆)
その他つらつらと。
キュリオ、アントニオ、コンラッド(重傷みたいだけど)は無事逃げた模様。
フランシスコとティボルトはまだ連絡とれないそうですが、まぁ平気でしょう。
フランシスコなら…ってコーディリアは流石に分かっているようです(苦笑)
って何時の間にペンヴォーリオがジュリエット達の隠れ家に?
…「アントニオが帰って来て事の顛末を聞いたコーディリアがキュリオの隠れ家に行って一人にしておけないからととりあえず連れて来た」と予想(爆)
エミリアとウィリアム。
よりリアルに感じられる、残党狩りの厳しさ。
(そんなに簡単に貴族証を貸し借りしてもいいの?って疑問なんですが…(苦笑))
このときのウィリアムの台詞、う~ん、溜めて一気に爆発させるのでしょうか?
この混乱をどうにか退けて、むしろ大々的に名乗りをしてしまう事になるのかな?
兎に角、「劇的」な展開となりそうです。
大公がロミオとキャピュレットの娘と知り合っていると気づいた模様。
まぁあのロミオの様子なら、そう予想できるでしょうが。
ってポーシアさんとは、彼女が城を出てから一度も会っていなかったんですか。
…そもそも、何故キャピュレット家を滅ぼしたのか。
彼の背後が非常に気になります。
優しいハーマイオニ(今変換したらハー舞鬼って出た…(滝汗))。
ですが、どうやらそれ以外の面が出てきた模様。
あのマキューシオすら、ハーマイオニの様子に怯んでいるっぽくて。
「私ならロミオ様を悲しませるような事はしない」って言っていますが、でもね?って感じです。
それに、ロミオは思い悩んではいたわけだけど、決して「悲しんだ」わけではないんですよ。
しかもジュリエットの手を引いて二人ラブラブ(…爆)だったんですよ。
ココでハーマイオニが、ジュリエットの存在を「ロミオを悲しませる」敵としてしまった感じが、残念です。
前回出てきた謎の老人。
悪い人では無いようですが、一体何者?
エスカラスの事も知っているみたいですし、番人か何かでしょうか?
エスカラスに「呼ばれた」ジュリエットが泉に惹かれ、老人と二人が出会うんですが、その時に起こったジュリエットの反応。
…やはり、キャピュレット家と何か関係があるみたいですね。
その反応を見て、あの老人も何か気づいたのかも。
兎に角、この事はエスカラスの件――ひいてはネオ・ヴェローナの事に関してまた出てくるでしょうし、語られるのを待つとしますか。
二人の愛の逃避行。
つかの間の笑顔と、二人だけの教会での誓い――
今回の話は、今までの目まぐるしい展開とはうって変わっての、二人だけの時間。
ロミオとジュリエット以外の、今まで出てきたキャラたちが誰一人登場せず、周りの事も自分たちの名の事も捨ててきた二人の彷徨う旅。
終には、二人を乗せていたシエロさえも野性のリューバと一緒に…と放し、本当に二人だけ。
見たことの無い、言ったことの無い場所、二人が知らない、二人を知らない場所へと一緒に向かうロミオとジュリエットですが、やっぱりどこか刹那的な感が漂って。
互いの思い出を語り、互いの想いを話す二人ですが、先の事は全く見えていなくて。
現実的に考えて、このまま二人とも逃げる事は出来ないんでしょう。
キャピュレットの名、モンタギューの名は、二人の意思だけでどうにかなるものではない程大きく重くて。
いつかはこの逃避行も、終わってしまうのでしょうが。
それでも、この瞬間だけはどうか…と思ってしまうのは仕方が無いですよね?
荒地の先、アイリスの花が一面に咲き誇る朽ちた教会を見つけ、二人だけの愛の誓いを口にするロミオとジュリエット。
「わたくし、ロミオは」
「わたくし、ジュリエットは」
「此の晴れの朝、生涯の喜びも、悲しみも、共に分かち合う事を」
「誓います」
「生きるときも死ぬときも」
「生きるときも死ぬときも」
「「永遠に、二人は共に在る事を」」
…初々しい、暖かな空間。
ホントにこのまま、二人には幸せになって欲しいんですが…
というかまだまだ死なないで欲しいんで、そんな台詞だとちょっと怖いんですが…
二人一緒に生きていて欲しいんで。
にしても、荒地に来たときにまるで門番の様に崖の上に座っていた老人。
彼、一体何者でしょう?
…何かあるみたいですねぇ。
そうそう、シエロに乗って湖(?)の上を飛ぶシーン。
水面ぎりぎりで飛沫を上げているのが、まるで映画のハ○ポタみたいでしたよね?
そっくり~って思いました(笑)
「ロミオ…貴方はどうしてロミオなの?
私は、キャピュレットの娘。貴方は、モンタギューの息子。
どうして私達は出逢ってしまったの?
…どうして、愛し合ってしまったの?」
ロミオとジュリエット、愛の逃避行!!
モンタギュー奇襲は、失敗に終わった。
かろうじて逃げ延びたジュリエットだったが、ティボルトから突き放され、失意の中で彷徨った末、ポーシアの修道院に保護される。
ポーシアの優しさに触れ、張り詰めていたものが溶かされたジュリエットは涙する。
ロミオを呼び寄せ、ジュリエットの無事な姿を見せると共に14年前の事件を語るポーシア。
翌朝。バルコニーでジュリエットはつぶやいた。
「ねぇロミオ…あなたはどうしてロミオなの?」
その問いにロミオは力強く手をさしのべる。君のためなら僕は名を捨てよう…。
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あぁもう今回の話も凄い!!
もう絵の綺麗さが素敵で素敵で。
一つ一つのシーンの構図が美しくって、ホントに舞台物というか、そーゆーものらしくって。
これでラストは一体どうなるのか…
ハッピーエンドだっていうのなら絶対にDVD欲しいんですけど!
でも原作を考えると…(沈)
どーですか?原作のラストの悲劇をぶち壊してみませんかスタッフさん?
う~わ~どうしよう…
気を取り直して。
原作で有名なかの台詞が遂に登場した今回、何と言ってもラストでしょう!!
まだまだだけど甘いけど未熟だけどでもやっぱ言おうロミオ!
良く言った!!b
母からの覚悟を問われたときも、ジュリエットに互いの壁を嘆かれたときも、ホントにロミオ良く言った!!
も~台詞が恥ずかしくって恥ずかしくってしょうがなかったですが(苦笑)
朝日が照らすバルコニーのシーンがもう綺麗で綺麗で。
前回のラストとは180度真逆で。
この二人にはホントに幸せになってもらいたいと。
…あ~もう言葉が出てきません!
とは言え、このままっていく筈がないんですよね。
ロミオは家名を捨てる!って今は言い切れているんですが、ジュリエットはどうなのか?
そしてロミオ自身も、本当にそう言えるのか?
今の所、この二人が互いに愛し合っている事も二人がおそらく一緒に居なくなったであろう事も、知っているのはロミオの母・ポーシア一人。
その他の人々は全然知らないんですよね。
キャピュレット家の家臣達、モンタギューに従う者達、そしてティボルト。
彼らから逃れた二人が行き着く先が何処なのか…今はただ、祈りたいと思います。
…ホントに、どーにかして二人が幸せになって欲しいんだけどなぁ(哀)

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裏切り&売り渡し来た――!!(悲鳴)
弱い自分を断ち切りたい。
迷いと焦りで痛々しいほどのジュリエットを、コーディリアは悲しげに見守る。
キャピュレット家の剣を携えたジュリエットは、打倒モンタギューを誓う。
集まった元家臣達は沸き立つが、キュリオとフランシスコはジュリエットの迷いを感じ取っていた。
その頃、モンタギューは城の最深部、謎の大樹の広がる部屋で、庭師・オフィーリアと共に城の外へ出る事を決める。
情報を得たジュリエット達は、絶好の機会と襲撃を決意するが、一人フランシスコは冷静に思案を巡らせていた…。
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ロミオへの想いを断ち切り、キャピュレット家としての責務を選んだジュリエット。
自身の弱さを捨て去りたいと、髪を切ろうとして。
「アイリスの旗の下に!!」
拠点での、一同の結集。
とはいえ人数も十数人と本当に弱小、これでどうやってモンタギューを討とうというのか甚だ疑問と言ったところ。
…と思ったら、早速の。
貴族カミロ。
コンラッドにイイ顔して旧友と接しますが、其の後すぐに情報を売り渡すワル。
やな予感的中です。
コンラッドもまた何というか…今更ですが、もうちょっと慎重になったほうがイイとつくづく思いました。
逆に慎重派のキュリオとフランシスコ(…といかフランシスコは曲者?(苦笑))
ジュリエットの揺れも見抜いている彼らは、今回の掃討で残った様ですが、果たして無事なのでしょうか?
…まぁ此処で退場なんて事にはならないでしょうが。
初めて人の血を流したジュリエット。
剣を伝う血を凝視し、硬直してしまう有様。
覚悟の無さが、また此処で浮き彫りに。
そんな彼女を一同は地下水路へと逃がし、フランシスコが前もって依頼したティボルトに任せる様ですが、彼も味方とは言い切れませんし、ジュリエットが心配です。
一方、城ではロミオが奇妙な羽根の形をした植物を目に。
それを見て反応したモンタギューは、地下らしき場所へ。
城の奥深くに屹立するのは、巨大樹・エスカラス。
その庭師・オフィーリア。
このネオ・ヴェローナを支えるが如き樹と、それに仕えし巫女のような(人ならざる者のような空気を纏う)彼女。
そして、扉にあったキャピュレットとモンタギューの家紋。
「躍動を終えた双子の大樹」との台詞もありましたし、まるでこの両家が対となり、このネオ・ヴェローナとエスカラスに深く関係するかの様。
OPのタイトルバックでもこの両家の家紋が並んでいますが、「紅き剣」と「蒼き盾」のモチーフといい、この二つの家系は何か重大な秘密がありそう。
とすると、モンタギューの反乱の理由や、今現在エスカラスの大樹が枯れていたりする事にも関係があるのかも。
とりあえずロミオ!貴方もうちょっと頑張って!!
ちょっと気になった事。
「本当に、実らぬ恋…なのですか?」
↓
「貴方とならば…歩いていける。」
次回予告のラストの台詞。
今までずっと上のだったのに、此処へ来て変更が。
って事は、誰かと誰かが急接近?
それとも本命・ロミオとジュリエットに何か変化が?!
うわ~楽しみですv

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「此の剣は今日から私が持つ、父様に変わって…
此の剣を継ぐ――」
キャピュレット家の娘と知りながらも、ジュリエットを愛すると言うロミオ。
ロミオに恋をしながらも「実らぬ恋」と言って、キャピュレット家を背負うジュリエット。
二人には幸せになって欲しいんですけど…哀しいなぁ。
月明かりの中、素性を知りながらも気持ちは変わらないというロミオに、ジュリエットの気持ちは揺れる。
明くる日、ロミオは父がペンヴォーリオ一家を暗殺しようとしたことを知り、憤りに似た悔しさを感じる。
オーディンは再会したティボルトからランスロットを憲兵に売った相手を告げられ、初めて憎しみの感情を覚える。
だが、その剣を結局振り下ろすことはできなかった。
正義の心でも、憎しみの心でも、自分は人を斬ることができない…自分の弱さ、甘えを知ったオーディンは
ティボルトの腕の中で慟哭する。
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ロミオにも、ジュリエットにも、今まで彼らが知らなかった物を突きつけられた今回。
ロミオは、父・大公の謀略。
(どうやってロミオの私室まで無事届いたのか甚だ疑問ですが)届いていたペンヴォーリオからの手紙。
貴族街から追い出されたとしか知らないロミオにとって、手紙の内容も、そして実際に会って聞いた話も、青天の霹靂で。
まさか…と思いながらも、父への疑問・反抗心が強まっている模様。
「いつも僕だけ何も知らされない…そんなのはもう、沢山だ!!」
それにしても、シエロを処分するとまで言われちゃうし、それをはーマイオニに庇ってもらったり、なのに他に好きな人が居るって言って泣かせたり、ペンヴォーリオの事を知らなかったり、ホントにまだまだ…なんですよね。
今後ジュリエットが好き…だけでは全然全くどうしようもないと思うんですが。
ジュリエットは、自分の覚悟の弱さ。
ジュリエット自身、自分の正義感と「やらなくてはならない」という、何ていうんでしょう…義務感?みたいなもので家を継ぐ、モンタギューを倒すといっている現状。
なので、やはり思いも覚悟もまだまだ。
今回ティボルトの挑発に乗るような形でついて行った(この辺もまだ甘いですよね)わけですが、そこで見せられたのは、裏側・影の部分。
モンタギューを憎む者達。
体制に下り人を売り、他ならぬお医者様を死なせる原因を作った者。
どちらも、ジュリエットが知らなかった、キャピュレットの家臣達が見せなかった側面。
「一つ教えてやる――俺はあの男が憎い。」
だからこそこのティボルトの憎しみの感情に、その想いに怯えるような反応をしたジュリエット。
「お前の覚悟を見せてもらう。
その腰にぶら下げた剣の重みを、本当にお前が感じているのかどうか。」
ジュリエット自身、覚悟も、重さも、まだまだ分かっていない。
だからこそ、綺麗事を唱えられる。
そして、神父の事も、分かっているのに殺せなかったジュリエット。
「殺せない…私には殺せない…っ」
そう言って涙を流す様子は、場違いなほどに綺麗で。
『ジュリエット』が泣く様を見て、抱きしめるティボルト。
って何どさくさに紛れて抱きしめているの?!
貴方がわざわざそうしたんでしょ?!
…とは言え、その時の険しいティボルトの表情は、何を意味するのでしょう?
ジュリエットを知っていて、リューバに乗り、お金を持っているみたいで、いろんな所とパイプもあるみたいですし、コンラッドが知っている…
ティボルト、ホントに何者?(でもやっぱりカッコイイ(爆))
タイミング…悪いよなぁ。
よりによってあの瞬間をロミオが目撃するなんて…
愛するジュリエットが見知らぬ男の胸で泣いているのを見たロミオ…どーする?!(←おい)
にしても、最近はペンヴォーリオが唯一の癒しキャラ?
凄く可愛いんですが(笑)
「部屋を貸してくれてる人はちょっぴりおっかないんだけど、いい人な気がするんだ。」
の言い方が、如何にも(笑)
キュリオの部屋でクッション抱いて座っているシーンなんて、一体何処の女の子?って素で思ってましたもん(爆)
あ~、先週録画ミスったのといい、DVD…欲しいなぁ。
今期の中で一番、DVDが欲しいかも。
いえ、絵が好きなんですよね…こ~ゆ~綺麗なアニメ。
描写が細かくって丁寧で。
今回でも、ペンヴォーリオの告白を聞いて驚くロミオの瞳が細かく揺れている所とか、斬られた神父の血がじわじわと広がっている所とか、ジュリエットの涙とか、ちょっとした所というか細かい所まできちんと描かれていて、凄く好感度大です。

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公式サイトの無料視聴で。
とはいえ、朧のパソコンがヤバイのか、殆ど画像が見れずじまい(爆)
そんなわけで、音声のみでしたが、感想を。
オーディンを救った黒衣の剣士は、ティボルトと名乗り、ジュリエットの名を呼んだ。
なぜ自分の名を知っているのか、その問いを投げる間もなく剣士は去る。
オーディンと出会った墓場を訪れたロミオはある事実に気づき、意を決してポーシアを訪ねた。
亡きキャピュレットの一人娘…その名を訪ねるために。
夏至の花祭りの夜、オーディンとロミオは再び出会う。
その場からかけ去ろうとするオーディンを追うロミオ。
その手に捕まった瞬間、少女に戻ってしまうジュリエット。
見つめ合う二人は月明かりの中…。
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「下種に名乗る名など持ち合わせてはいない。」
置鮎さんカッコイイ~v
ティボルトカッコイイ~v
最初のアバンの辺りの、ティボルトの立ち回りはちょっとだけ見れたんですvv
ジュリエットの名を知り、「大きくなったな」と。
って事は、過去に知っている筈。
今回は助けてくれた彼ですが、キャピュレット家の家臣の一同ではないみたいですし…何者?
市長一家が無事で良かったv
ペンヴォーリオも無事で良かったv
ジュリエットがキャピュレット家の生き残りの娘と知り、驚く一同(そりゃ当然か)
ここでの、ペンヴォーリオの台詞。
「己の欲を満たすために民を虐げた、あの暴君の…」
…めっちゃ衝撃的。
モンタギューはそこまでしているんですか…
今の若い人達には、そう認識されているんですね…
隠れ家に住む事になった一同。
とは言え、生活力皆無の貴族ペンヴォーリオに呆れるコーディリアに(笑)
「あんな生活力の無さそうな人達、放っておけるもんですかっ!」
このコンビ、面白そうです(笑)
何かくっつきそうな二人です(笑)
そして、コンラッドとヴィットーリオが旧知の仲…意外です(苦笑)
一方のロミオ。
墓地で名を削られた墓を見つけ、気付く彼が向かったのは、母・ポーリア。
「教えて下さい!前大公の一人娘の名を!!」
「僕は知りたいんです。
彼女一人を苦しめるわけにはいきません!!」
そう言って「キャピュレット家の一人娘」の名を問いただし――知ったのでしょうね。
無知でいる事を受け入れず、自らも騒乱の中へと向かうロミオ。
今後彼がどうしていくのか…
で、オーディンがエミリアに引っ張られて(笑)行った花祭り。
この辺が微妙なんですよね~
音だけなのでよく分からなったんですが、そこでどうやらロミオに鉢合わせ?
追いかけっことなった様子ですが、この時に流れた「You Raize Ma Up」の原曲バージョンがめちゃくちゃカッコ良くって!
もう最高に盛り上がりを演出していました!!
絵が見れなかったのが非っ常~に残念でなりません!
で、ジュリエットとロミオ………キスシーンだったんですか?(爆)
う~あ~~~…やっぱちゃんと見たかったですぅ…(沈)

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やっぱりこうなったぁ…(涙)
ティボルト登場!!
黒ってだけでカッコイイのに(笑)、あの登場の仕方はカッコよすぎますよ!
突如、オーディンの前に現れた赤い旋風。
とらわれた人々を解放させ、自らは燃えさかる炎へと飛び込んでいった。
オーディンは、自分の幼い正義感が彼を殺したと思い、後悔の涙を流す。
赤い旋風の死の報告に動揺するしていたロミオはアイリスの園でジュリエットと再会しその無事に安堵したが、
突然の別れを告げられてしまう。
一方、モンタギューにより階級を剥奪され、追放されるヴィットーリオが襲撃されると聞き、
助けに向かったオーディンだったが、瞬間、危機に陥る。
そこへ現れる一陣の黒い疾風。漆黒のリューバを駆るは、敵か味方か。
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「赤い旋風は此処で消える。
だが旋風はまた吹く。
必ず、新たなる旋風が、希望がやって来るだろう。
其の希望を胸に、心の中で旋風を起こすのだ。そうすれば世の中は変わる!
――自由の旋風だ…」
お医者様ぁ~~~!!
やっぱりこうなったんですか…
分かっていたけど、予想はしていたけどこれですか…
「旋風を吹かせて下さいね。あの人は今でも貴方の中で生きています。
だから元気を出して…」
「主人は信じています。
アイリスの花が決して枯れてはいない事を…」
お医者様の奥様、彼女も分かっていたんですね。
分かっているからこそ、オーディーンを責める事もなく。
…これは辛いです。
これでジュリエットは「キャピュレット」の名から逃げる事は出来なくなりましたね。
人々を助けたいと思ってなった「赤い旋風」だったのに、彼を殺してしまったと泣くオーディーン。
その想いが強いからこそ、今後彼女は「打倒モンタギュー」を掲げ、ロミオへの想いも塞いで、行動を起こす事になるのかも知れません。
「もう貴方とは会えない。
私が本物の赤い旋風だから…」
赤い旋風の死を聞き、ジュリエットの姿を見て「赤い旋風≠ジュリエット」と考えた(安堵した)ロミオ。
お医者様の事でゴチャゴチャだったジュリエットにとって、ロミオと会う事は苦しくて辛くて。
その中での告白。
…身軽に飛び降りるジュリエットの運動神経に純粋に凄いと感じました(苦笑)
一方、貴族側でも動きが。
貴族院議会で憲兵の権力増強の発案、そして異を唱えた市長・ヴィットーリオの貴族証剥奪。
父の暴走といえるような現状に、恐怖すら覚えるロミオ。
「今、我々貴族に必要なのは強さだ。
其れを失えばどうなるか…奴自身が思い知るだろう。
力を失った者の惨めさを。」
そうロミオに言った大公。
ロミオは、郊外へと追われるヴィットーリオの一家を見送る事しか出来なく。
「君の方が心配だよ。」
そう言ってくれるペンヴォーリオが居なくなってしまう事で、今後ロミオが孤立してしまうのではないかと本当に心配です。
だが、ただ貴族証を剥奪しただけでは終わらず、さらに一家を始末するよう仕向けられた者達。
その報を聞き、助けに向かうオーディーン達が間一髪で間に合いますが、逆に追い詰められるオーディーン。
その瞬間に現れたのは――漆黒の竜馬に跨る青年!
…カッコイイ!!(笑)
これ以上無いほど美味しい登場ですよね。
さて、敵か味方か。彼は一体何者なのか…ですね。
それにしても。
「ありがとうございます。
花よりも可憐な美しいお嬢さん。」
ってフランシスコ?!
貴方何女の子達に愛想振りまいているの?
そんでもって、キュリオとの絡みが(笑)
それにしても、このコンビというか、キュリオの反応、どっかで見た感じがするなぁ。
どこだろ…
あ!黒鋼!!(←おいッ)(笑)

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お医者様…まさかまさかまさか…っ?!(愕然)
静かな雨、小屋の中で重なり合うままの二人…。
ロミオの目の前には先ほどの少年ではなく、愛しい人の顔があった。
気恥ずかしさに頬を染めながらも再会を誓う二人。
だがその頃、街では赤い旋風をとらえようと、さらなる圧政が敷かれていた。
街の様子を知らないジュリエットは、ロミオへのお礼にとハンカチに刺繍を施す。一針一針、想いを込めて…。
あくる日。赤い旋風の疑いをかけられた人々が引き出される。
オーディンはその報を受け、救出に向かおうとする。
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ジュリエット、現実を突きつけられる。
中途半端な今の状況ではいられない、いる事が赦されない、ジュリエットの目の前に突きつけられた状況。
お医者様が~!!
あの人、すっごく良い人ですっごくカッコよくてすっごく正義感の強い人で。
だからこそ、隠されたものや隠していたものを見抜く事が出来たのでしょうが、それが彼にとって幸せなのかどうか…
――オーディンがキャピュレット家の生き残りである。
この事を知った彼は本当に凄い人ですね。
そして、先を見る事が出来る人。
司教への行動といい、家族とのシーンといい、凄く…凄く不安でしたが、やっぱりこうしたか!っていう彼のとった道。
あぁぁぁぁ(泣)
ジュリエットとシンクロしてしまいましたよ…
彼、無事で居て欲しいけどそうはならないんだろうなぁ(泣)
今回の件で、ジュリエットは覚悟を決めなくてはならなくなりそうですし…
ロミオ!「あの可愛らしい人が、まさかね」とか言っている場合じゃないんだよ!
とはいえ、自分の無力さや父への疑問を持つロミオ。
ジュリエットが=赤い旋風、そしてキャピュレット家の生き残りである事を知った時の彼の反応が見たいです。
そして、ロミオを思って止めてくれるペンヴォーリオもイイヤツですね。
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何というか…ホントに好きですこのアニメ。
ジュリエットもロミオも可愛くて、初々しくて見てるコッチが恥しくなるほどで(笑)
それでも、背後にある二人の家の対立を思うと…哀しくなります。
「あの人が…モンタギューの息子」救出したランスロットの言葉に衝撃を受けるジュリエット。
キャピュレットの、そしてモンタギューの「名」…。
悩むジュリエットはオーディンへと姿を変え、両親の墓地へ向かう。そこへ龍馬と共にやってきたロミオ。
二人は龍馬でネオ・ヴェローナの天空を舞う。
今は名前のことは忘れたい…雲の上で、ジュリエットはつかの間の幸せを感じる。
突然の雨に、近くの小屋で暖を取る二人。
ロミオが小屋を離れた間、ジュリエットは服を乾かそうと男装を解いてしまう。
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今回は、シエロ、よくやった!ですかね?(笑)
シエロはジュリエットの事、好きみたいですし。
二人がシエロの背に乗って空中散歩、すっごく素敵でしたv
「今だけは…」
今この時だけは、家の名を忘れて、ただこの瞬間を感じていたい、一緒にいたい。
そんな想いの二人。
「敵討ちなんてしたくない!」
そう叫ぶジュリエットの気持ちが痛々しくて。
現状は何も変わっていませんが、ここで彼女がそう叫べたのは意外で、でも言えた事自体は良かったんだと思うんです。
自分の中に全部押し込んで我慢し続けたら、いつかきっとジュリエットが壊れちゃいそうだとおもっていたんで。
そして「ジュリエット=オーディン」バレ。
それは幾らなんでも不味いでしょジュリエット~
というか、あの状況下で髪を解いて、どうやって元のオーディンの髪形にするつもりだったのか小一時間程問い詰めたい(笑)
「ジュリエット?!」って感じで「?」だらけのロミオは可愛かったですが。
倒れそうになったジュリエットをとっさに庇ったのがカッコよかったなぁv
…そしてあの状況に(苦笑)
二人の今後、応援してますよ!!
何とかどうにかバットエンドにはならないで…っ!
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16歳の誕生日の夜。見知らぬ墓地へと連れられたジュリエットの元に次々に現れる人々。
激しい雷雨の中、自分の本当の名、そして幼い頃の記憶がよみがえったジュリエットは、その場に崩れるようにして倒れてしまう。
困惑するジュリエットだったが、赤い旋風の負傷の際、治療をしてくれていた町医者・ランスロットが逮捕されたと聞き救出に赴く。
医師の救出には成功したものの、追い詰められた赤い旋風は、思わぬ人物の機転により危機を脱するが…。
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う~わ~ココでジュリエットがロミオ=モンタギューの息子って知るんですか?!
…なんつー落としかた…
予告で見た、赤い旋風VSロミオは何ていうか、戦闘じゃなかったので安心安心。
いや、思いっきり本気で戦うだなんて…と重かったので。
そしたら実際は、自分を治療してくれていた町医者さんが捕まったと聞いて助けに来た赤い旋風を、追っ手から逃す為に一芝居打ったロミオ。
「偉い!」と言いたい気分です(笑)
それにしても、ロミオの顔を知っているとはあの町医者さん、意外と情報通なのでしょうか?
ちょっと気になっちゃいました(苦笑)
相変わらず、ジュリエットは可愛いし、オーディンはカッコイイし、絵も動きがあって音楽もよくって演技も光ってて、かなり面白いです。
今後も楽しみですよ~
相変わらずクオリティ高いです!
そしてロミオとジュリエットの初々しさが恥ずかしいです(笑)
ネオ・ヴェローナ城を訪れたジュリエットは、偶然、ロミオと再会を果たす。
2度目の出会いは「男女」として…。
互いに一目で恋に落ちた二人だが、ロミオはボロメア家の娘・ハーマイオニとの婚約を定められ、
ジュリエットは城へ行ったことをコンラッド老人に厳しく叱責される。
数日後、16歳の誕生日をむかえたジュリエットはアイリスの野でロミオと再び出会い、心を通わせる。
だがその夜。仲間の元へ戻った彼女には衝撃の事実が待ち受けていた。
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薔薇の舞踏会での二人の再会。
別れ、互いへの想い、偶然による再びの再会。
名前を呼び合って、また明日にと約束をして別れたその夜、明かされたジュリエットの秘密。
絵がホントに綺麗ですよね~
ストーリーも濃密ですし、動きもよくて、表情とかの描写が上手いです。
特に、アイリスの花のある場所をコーディリアに聞くジュリエットの後ろ姿。
見えた耳が真っ赤になってて、顔の表情の想像力がかき立てられます。
可愛いv
誕生日の日、ロミオとの偶然の再会、誕生日のパーティーから一転。
ジュリエットが連れられたのは荒らされた墓。
そこで自分の真実を知るジュリエット。
以前の家臣も呼びかけに集まり、ジュリエットを殿下と呼んでひざまづく一同。
暗い空の下、あまりの展開に呆然とするジュリエット。
…かなり怖かったです。
突然に、殿下と呼び、頭を垂れる者達が異様に映って。
反モンタギューの旗頭とされる事が重くて。
これからのふたりの恋を暗示するかのようで、すごく不安です。
次回、赤い旋風とロミオが剣を交わしていますが、どういった状況なんでしょう?
今はまだロミオが宿敵モンタギューのその息子と知らないジュリエット。
彼女がその事実を知るのも、すぐに来そうです。
それにしても。
アントニオ、ジュリエットがキャピュレット家の生き残りの姫だった事だけでなく、オーディンが女性だった事すら知らなかったんだ(苦笑)
そりゃ「えぇ~?!」だったでしょうね。
墓場で、ジュリエットに頭を垂れる一同を見て、あわてて自分も倣うアントニオが微笑ましかったです。