朧月夜
人間に寄生し妖しく咲き誇る「漆黒の花」。
梓は花に魅入られ、憎悪と殺意に突き動かされる。
黒と銀、パンドラ、「組織」、軍人、外事四課、そしてハーヴェスト…
「漆黒の花」を巡る物語が加速する!
![]() | DARKER THAN BLACK~漆黒の花 2 (ヤングガンガンコミックス) (2010/03/25) 岩原 裕二BONES 商品詳細を見る |
いやもぅ最高です、DTB漆黒の花!
漫画も2巻になって更に面白くなっています。
因みに、時系列としては、
黒の契約者(アニメ一期) → 漆黒の花(漫画) →
→ 黒の契約者外伝 → 流星の双子(アニメ二期)
みたい。
「漆黒の花」では未だ黒と銀は東京で、アニメ25話の直後な感じ。
それでは以下、つらつらと。
・梓、そして黒
表紙、梓がカッコイイ…
そして帯を取ると銀が!(笑)
帯には「いばらの王」の宣伝が。
…気になりますよねぇ、映画見に行きたいなぁ。
「一人生きてればじゅうぶんだよね」
こ、怖…ッ!!
「地獄で響ちゃんに詫び続けろッ」
ハッとしました。
梓にとって「響ちゃん」が一番の憎悪の理由なんですね。
そういえば1巻でのあのイメージ的世界な感じの事は、どうなっているん
でしょう?
「お兄ちゃん」
やっぱり「黒」の原点はここなんですよね…
契約者となった妹「白」の任務遂行のイメージに、白が死体の山を築いた
イメージに、梓も重なっています。
そしてこの先の外伝で、銀もまた重なっちゃうんだろうなぁ…(溜息)
何だろう…黒の近くにある女の子は不幸な目に遭うんですか?!(泣)
「殺すな」
梓にも言ってたんですね黒…(苦笑)
いや、蘇芳にも言ってたし、やっぱ黒の近くにある女の子は…(以下同文)
フワッ
「やめろ」
ってこの見開きページが凄く素敵。
あの殺意と憎悪で暴走している梓に対して黒がとった行動は、力ずく…と言う
にはあまりにも「レディ」扱いで。
…そりゃ梓だって惹かれますよ!
(やっぱり黒は女たらs…(笑))
でもあぁもスマートに梓を止められるとは…黒の能力の高さは流石ですねぇ。
「きちんと治療でその花を取るまで…
ソイツへの怒りは取っておけ」
ちゃんと梓に説明するのも、誠実さとか信頼とかが感じられます。
そして、梓への思いやりも。
「説明する時くらい仮面は取って下さい」
「……」
「……やっぱりカッコいいじゃないですか
ズルイです」
このやりとりが、素の梓らしくて可愛かったです。
黒の仮面を外して、素顔の黒と対面した梓が「ズルイ」っていうのがもぅ、
彼女の本音だよなぁと。
つかホント黒はモテモテだよね!(爆)
「梓!」
ここで梓と名前呼び。
黒は相手を名前でちゃんと呼ぶ人とそうじゃない人とで、明確に線引きする
イメージがありますねぇ。
にしても、黒が梓を名前で呼んだのは梓が意識を失った後、っていうのが何か
切ないなぁ。
「BK201後ろ!」
ってうわぁぁぁぁぁッ!!
すっごい絵の迫力です…(滝汗)
つか、殺られても全然全く欠片も可哀相じゃないというキャラもまた珍しい
ですが。
「パーセル」
ここで黒がパーセルも名前呼び。
つか痛そうだよ!
そして、何故パーセルに対してわざわざ攻撃したのかが分からない…
別に能力使うんなら怪我させる必要ないような(汗)
「銀の声がオレの感覚を一瞬だけ取り戻したんだ
それがなければ…」
「……」
銀の声で、ですか…
ただ単に想いの力で通じたのか、それとも…イザナミの方で何か関係が
あったりするんでしょうかねぇ。
実はこの時も実は銀が、というか銀の力が一瞬だけ相手の能力を無効化して
いた…とか。
・銀
今回も銀の違った格好が。
つかあのワイシャツ一枚姿はやば過ぎるよ黒!(滝汗)
あと、ミーナに言われて手伝った時。
銀の白衣姿が何か可愛かった~(笑)
にしても、銀は盲目なのにミーナ気づいているのかなぁ?
・パーセル
「アンタがサターンリングを壊してくれたおかげで
組織ももう一枚岩じゃあないって訳」
成程、漆黒の花では組織内部で対立状態なんですね。
で、この先組織が大打撃を受ける事になると。
「信じろって!
万が一の時はオレがアンタもドールも好きな所に逃がしてやっから
な」
「……よし
…だがオレは仲間になった訳じゃない
オレの邪魔をすれば誰だろうと殺す!」
信じろ、ですか…
何かパーセルの死亡フラグな気が(滝汗)
「対価なんだから仕方ないだろ…」
「頭に耳を付けるのが対価か?」
ってパーセルあなたそれ対価だったのね!(笑)
黒との会話が何か可愛い。
そして、アンタも云々とあったと思ったら、
「……対価じゃあない」
「えっ!?ウソ」
(笑)
そうだよね正直対価じゃないのに何で仮面?だよね(笑)
まぁ顔を隠す為ではあるんだろうけど、それにしては仮面って印象的だよね。
きっとパーセルは黒に「対価のせいで理不尽につけなきゃならない」同盟の
同士だと思っただろうに(笑)
「だから小僧じゃ…」
って、パーセルは女の子?!
お…女の子……黒の傍に居る女の子……って事は更にパーセルの危険度が
上がった気が(滝汗)
「東京アクアライン
海ほたるか……!」
パーセルの秘密基地…あぁ成程。
アクアラインの橋もトンネルも潰されたらそうなりますよねぇ。
海ほたるは近いから、何かよりリアリティを感じます(笑)
・チャンプ
完璧な兵士、ですか…
ドールはホント、様々に「利用」されていますよねぇ…
・ミーナ・カンダスワミ
「きっと彼なら…
彼なら」
ミーナはやっぱり黒への想いを抱いていたんですねぇ。
「また会えるとは思ってませんでした
……こんな形でも…」
乙女ですねぇ、ミーナ。
でも正直、彼女もかなり危険な感じで怖いんですが…
だって、こんなに物語に食い込んでくるなんて!
黒と再会したって事自体、危険度が急上昇ですもん(←酷)
流星の双子でも名前を聞かなかったですし…(怖)
・セルゲイ・スミルノロフ
「パンドラの契約者になった時点で天文部のデータは
すり替えられていたのだ」
って事で、ハーヴェストの星の謎解明。
公安のデータまで操作されていたとはホントに…(汗)
「トーキョーエクスプロージョン
あの日あの男を蘇らせたのが 黒 オマエだったということを」
って、もしかして黒の「物質変換」の力が、ハーヴェストの死体に影響をした
って事ですか?!(滝汗)
でもそっか…それじゃあ黒が自分の責任を感じるのも頷けます。
黒が「第3の道」を選んだが故に起こった事態、ですもんね。
「その人類の中にパーセルとチャンプは入っているのか」
「私は科学者だ 黒
人類という定義に個人は含まれない」
…あぁもぅ黒は何処までも「個人」を見るんだよなぁと。
それとは対照的に「人類」を見るセルゲイ。
彼の様な、全の為には一を切り捨てる非常さが無いからこそ、黒は傷つき
苦しむんですが…
・ハーヴェスト
「私の作戦が功を奏したのか
それとも…
BK201……
ヤツという存在のおかげかな…」
う~ん…黒という存在自体が何か「変化を促す」要素を持っているんですか
ねぇ。
銀の時もそうだったみたいですし。
黒が「能力を持った人間」だからでしょうか?
それとも黒が白から受け継いだ能力が「物質変換」だからでしょうか?
…分からないですねぇ。
「その非合理性はどこからくる?」
心…じゃないかな、と。
心とか、想いとか、信念とか、そういう個人が抱くもの故に。
・未咲
「お前を逮捕する!」
ハーヴェスト捕獲の一連のシーンはめっちゃカッコよかった!
凄いですねぇ~
つか車で突っ込むなんて、無茶し過ぎですよ。
「待って…李君……」
やっぱり未咲は黒に出会えなかったですねぇ(苦笑)
でもこんなニアミスだったとは。
足痛めたのにがんばっている未咲ですが、
「ドライバーと松本さんが意識不明の重態……!!」
ってやっぱそうなったか~(悲鳴)
そして彼女はこのまま事件の大本には関われないんでしょうか?
利用されただけな感が可哀相ですね…相変わらず蚊帳の外扱いだ(泣)
「流星の双子」でとばされてたのは、おそらく「漆黒の花」での何かを
理由故にだと思うんですが…これでしょうか?
兎に角松本さんの無事を祈ります。
・黒い花とは
「寄生された患者の死亡率は?」
「……一つの例外を除いて100%……」
うっわ、酷すぎる…
つかそのハーヴェストも「生き返った」みたいな感じですし、どんだけ怖い物
なんですか!
「これこそが軍に必要あるものだ」
「もちろんその娘
“黒い花”よ」
黒い花の背後にいる、マクスレイ将軍、ミスター西島。
そしてその手足として動く契約者達。
梓の想いも何も関係なくただ「黒い花」としてしか見ていない彼ら。
梓個人を見る黒と対照的で、作中悪ですね。
つかあのエリック西島の父親ですか…
「“枯れない花”」
サイドにある標本状態の死体が嫌ですねぇ…
そしてまた変人が。
やばそうな研究者…うん、多分彼は死ぬかな?(←酷)
「契約者です」
って吃驚!
正しくは「ある契約者が死んだ後も、能力だけが残っている状態」らしく。
元は、花で「相手を操作する」能力だったそうですねぇ。
それがどうしてこうなったのか…その能力者については不明らしいですが、
今後何らかの形で語られるのでしょうか?
それとこの能力…外伝での彼の能力と結果は同じですよねぇ。
ちょっと気になったり。
「…非契約者の覚醒メカニズムの解明とその二次利用……
覚醒物質の特定と分離です……」
契約者という不確定で利用しにくい存在ではなく、管理しやすく強い力を
求めた人間達。
その過程に起こる多くの悲劇などを無視し、何処までも「力」しか見ていない
彼らのあり方はやはり歪んでいる気がします。
「真に支配可能な究極の力!」
CBR…って何?
何処かの国の軍組織だとは思うんですが…
巻末にあるミーナの講座。
対価の支払い方法の説明ですが、何かカードとか銀行とかの話みたい(笑)
「自動引き落とし型」とか(笑)
![]() | 鋼の錬金術師 パーフェクトガイドブック 3 (少年ガンガンパーフェクトガイドブック) (2009/10/10) スクウェア・エニックス 商品詳細を見る 毎回面白いネタが一杯なですが、今回もまた沢山の情報も纏まってて、何気なく描き込まれている一つひとつにちゃんとバックがあるというか… 凄く詳しく設定されていて吃驚です。 新情報も色々あるし、本編読んだ上でこれを読めば、成程~と更にハガレンに夢中になる事間違いなしです! (因みに本編で言うと、24巻に載っている「97話」までの情報です) |
今回も買いました、ハガレンパーフェクトガイドブック3。
中でも此処は!って所をば。
・「血液」の重要性
人体練成においてキーとなる血液。
ホムンクルスの時もそういえばホーエンハイムの「血液を使って扉を開いた」
って言っていましたっけ。
「お父様」の計画で、何かまたその辺りが関わってくるのかも…
・エドとアルの精神の混線
現実世界のエドの肉体がアルの魂を引っ張っている事で、鎧に安定して
定着していた…っていう事みたい。
エドが意識を失ったり(あともしかしたら長く離れていたり)すると、
真理のアルの肉体に魂が引っ張られるのかも。
・軍服の解説
普通の常装とか、礼装とか、あとブリッグズのとか、それぞれ詳しく
解説されてて良く分かりましたねぇ。
んでもって一般兵の軍服の裾の部分って「スカート」って言う事を始めて
知ったり(戦場では緊急時に色々と使えるみたいですし)
ブリッグズのブーツが長めなのも見落としていましたよ。
・年表や行動記録
国の歴史の方もそうですが、1巻からの主要キャラ毎の行動記録が書いて
あって分かりやすかったですね~。
後半は特にキャラも多いし、それぞれの場所で同時進行的に物事が進んで
いたんで、並べて纏まってたのは良かったです。
・ラース
やはり彼は魂一つで、肉体の修復は出来ないそう。
・ホムンクルスは丸い模様が急所
ただ複数箇所を同時に攻撃するとかじゃないとダメ。
…大総統がデビルズネストでグリードをピンポイントで串刺しにしたのは、
その為なんですねぇ。
・プライドの能力
食らったものの能力を取り入れる事が出来る…
じゃあ、キンブリーを食らったら…?(怖)
あと、ネタ満載だったのがQ&A。
裏話も多くて…ホント面白いv
・ホーエンハイムの眼鏡
は伊達眼鏡らしいです…(笑)
・タッカーの合成獣の研究
そういえばそうだよね…と。
裏を隠す為の所詮「表向き」だったんですねぇ。
そりゃ確かにラストも「あのへぼ錬金術師(だったような…)」と言います
わな。
・ロス少尉の、シンでの武勇伝
ただヤオ族の世話になっていただけじゃなかったんだ…何気に凄い事して
いたんですね、ロス少尉。
荒川先生描いてくれないかなぁ、「ロス少尉の華麗なるシン滞在紀」(笑)
・食事を取るホムンクルス
あ、やっぱり食事は人間と同じに摂取していたんだ…
って事は「お父様」も?
・ブラッドレイと夫人の馴れ初め
これ!このネタ最高に笑わせて頂きました!!
目に浮かぶようですねぇ。
ビンタされたり、説教されたり、またビンタされたりするブラッドレイ…
エンヴィーの反応も納得だし(笑)
つかここで大佐&大総統のあの四コマのネタに繋がるの?!(爆笑)
今回のカバー裏、裏表紙側も大総統夫人ネタだし…最高です!(笑)
・荒川先生のインタビュー
成程…と読んでいたんですが、ハガレンの初期の構想話で、
「魂だけがモモンガに乗り移った父親」ってあって…
マオ?!って吃驚しましたよ(笑)
・外伝「長い夜」
アルが「一人の夜は嫌なんだ!」と言う印象的だった本編のシーン。
それに関して、人体練成すぐ後のアルのショートストーリー。
ハガレンらしい、シリアスだけどあったかいお話。
つかアルの物語でアルの目線なのに、エドがホントにエドらしくて。
あ~、兄だなぁって感じです。
…アニメのDVD特典で映像化して欲しいですねぇ。
![]() | D.Gray-man Vol.19 (ジャンプコミックス) (2009/12/04) 星野 桂 商品詳細を見る アレンの身に起こる異変。 新たなエクソシストと、教団の「実験」によって造られた「サード」と呼ばれる者達…そして、神田の秘密。 ノア側も一気に動き出し、新たな局面へと急展開です! |
久しぶりのDグレです。
絵柄もまた変わっていると言われていますが、朧はそんなに気になら
なかったですねぇ。
カラーは印象変わったとは思いますが…
物語は、教団側もノア側も大きく動きがみられて、明かされた謎も新たな
謎も沢山出てきてます。
思ったことをつらつらと。
「じゃあ おまえはなぜ くるしんでいる」
退魔の剣がアレンに効いている?!
ホントに14番目が中に居る…って事なんですか?
「 オ ハ ヨ ウ 」
レベル4も、この時のアレンを「ノア」と呼んで…
ノアでは、はじめましての挨拶が「おはよう」なんですかね。
後で出てくる新たなノアに対しても、覚醒の瞬間に伯爵が「おハヨウ」
でしたし。
「オレは安くねェぜぇぇぇ
ボ~~~~~~ス」
教団(つかコムイ)に今までの弁償&これからの出資もさせるとは流石
ティモシー!
…つか、アレンは全然そーゆーの無かったんですが…
師匠によって作られたアレンの借金って今現在どの位あるんでしょう?
あるんなら教団に払わせようよアレン!!
あ、エミリアも教団入りは嬉しかったり。
(つかカリオス●ロに(笑))
アレンて ちゃんと呼んでよ
呼ンデ
…何か、名前呼びがアレンに関しても重要みたいですねぇ。
神田との「モヤシ」「アレンです」のお決まりのやりとり(今巻も有)も、
何か伏線っぽくなっていたのかも。
つかアレンの目が!目がAKUMAみたいになってるー!!(悲鳴)
あと、退魔の剣の傷跡ですが、ティキの傷とそっくり…って事はやっぱり
アレンの中には14番目が居るんですか…
つかこの辺とか、リンクが可愛いんですがどうしよう(笑)
空気呼ばわりされたり、リナリーにベッド取られて部屋を追い出されたり、
締め出されてプッツン切れて反撃したり…
最近どんどんリンクが愛しくなってきて、一々反応が楽しいv
「衛兵ぇ?」
アレンと神田がジジに聞きに行っている時の、二人の背後で行われている
ティムキャンピーVS神田ゴーレムが凄い事になってるー!!(笑)
「お前と神田が衝突する理由がわかった…
似た者同士だからだ」
常識人マリ、イイ人だなぁ…頑張れ(苦笑)
でもホント同属嫌悪ってヤツですよねきっと。
「「ハワード・リンク監査官」か」
あくまで今のリンクの肩書き…って印象ですねぇ。
そういえばリンクの名前って本名じゃなかったりするんですかねぇ。
でも、リンクはこの時真っ先に飛んできて立ちふさがったり、あと
その前のシーンでも頭の上にティムキャンピーが寝てても我慢してたり、
結構感化されているような…(嬉)
「我らは人体生成により半AKUMA化した者ゆえ
イノセンスを受けつけぬのです」
新たな「サード」エクソシストの登場。
あのAKUMAの卵から、実験によって造られた者達。
…中央庁はやっぱり何か…嫌な感じだなぁ。
リンクも何も知らされていなかったみたいですし。
アジア支部でのやりとりの中でも、リンクは微妙な表情でしたし…
彼も思うところがあるのかも。
神田の刀の爺っさま…
おぉ、やっと登場したかーと思ったら、
「セカンドエクソシストなどという幻想に囚われ
大きな過ちを犯したのは
ボクのチャン家とレニーのエプスタイン一族なのだから…っ」
って神田ー?!
神田の体とかあの華の謎が此処で?!
鴉の彼らを「サード」と言う事から、以前居ただろう「セカンド」は、
てっきり以前にリナリーの過去話でも出てきた「エクソシストの血縁者」
に対する実験での事かと思っていたのに…(驚)
「その花は幻だ」
って、何かただ単に神田のイノセンスの製作者っていうんではなくて、
神田本人の関係者だったワケですか…
「使徒「ノア」は13人出現したのだ」
魔眼のワイズリーをはじめ、先日死亡したスキン以外の12人のノア…
伯爵も含めての勢ぞろいです!
って、伯爵もノアの一人だったんですか?!
しかも、それぞれが一人のノアのメモリーを持っていて、生き続ける
伯爵を守る為に残り12人のノアが転生すると。
気になったのが、あくまでノア側の敵は「ハート」というヤツで、
七千年前の戦いで伯爵が敗れた後、世界は大洪水が起き、生き残った
12使徒が現在の人類の祖先である、と言う事。
…何か、教団側が「ハート」に利用されているんじゃなかろうかと凄く
不安になるんですが…?
エクソシストも人間であり、「ノア」の子孫であるワケで…その辺、
皆は知らなさそうな気がしますねぇ。
あと、そうなると「14番目」ってホントに得体が知れないなぁ。
ありえない筈の「ノア」…ホントに一体何者?!
そして彼の外見は、どうやらティキにそっくりだった模様。
…その辺も何かあるのかも?
「ひさしぶりだね
少~~年♪」
ティキ参上!
って、あれ?
アレンが14番目の宿主って事、ノア側の人達って知っていましたっけ…?
ん?いやでも18巻で既にレベル4がアレンが奏者だっていうのは言って
いたからいいのか…う~ん?
世界各国で同時に起こったノアの襲撃。
狙いは、神田とアレン、そしてアルマ…ですかね?
他は陽動というか足止め?
「ひさしぶりに観客がいるとなんだかノッちゃいマスネv」
って伯爵―――?!
無精ひげなの?!
てっきりちょび髭のダンディなオジサマだと思ったのに!(爆)
しかも自分で自分を凹ませてるし、しょげたりぐずったり…
素敵すぎる!
にしても、この突っ込みのヌイグルミはロードですよねぇ、何故?
「あなた方はアルマに当時の御当主を惨殺されていらっしゃる」
って、それで若いのに当主として支部長を担っているって事ですか…
上の世代の人は、その時に亡くなっているんですねぇ。
「僕の下からぁ―――?」
ってシェリルさんもお茶目v
つかマジでノア側のキャラが素敵過ぎて困るんですが(笑)
新キャラのワイズリーもあの見た目であのしゃべり方、お気に入りです!
巻末の四コマ。
笑わせてもらいましたー!(笑)
ティモシーの危機もブックマンの秘密も最高ですv
![]() | XXXHOLiC 16 (KCデラックス) (2009/12/22) CLAMP 商品詳細を見る 表紙がまさに今回の物語そのもの。 侑子さんの願い、そして四月一日の願いと選んだ対価。 流れた時間と変わったもの、変わらないもの。 そして、この巻から物語は衝撃の展開を経て「籠(ロウ)」へと続いています。 |
ツバサと同様に、四月一日に訪れた選択。
そして新章?の「xxxHOLiC籠」となった16巻です。
つか、四月一日が色っぽいよ!!!(叫)
いや他にも色々あるはあるんですが、あまりにも四月一日の変化が…
ツバサの28巻を先に読んでいたんで、四月一日が対価に選んだのが
「一つどころに留まり続ける事」というのは知っていたんですよね。
それがどういう展開になっているのかなぁと思っていたら、
「この力で
この店で、色んなヒトやヒトでないものの願いを叶えて
この店を守って
ずっとずっと待つよ
侑子さんにまた逢えるのを」
まさかの「四月一日が店の主人」に…ってめっちゃ吃驚ですよ!
「それが 対価だから」
と、店から出られない、歳もとらない、という四月一日。
この1ページのコマ、凄く…四月一日の「侑子化」を感じました。
あの蝶の着物を羽織った姿が正に。
あと、ツバサで小狼に渡された眼鏡、それを再びつけて、以前に
描かれていた「対価として記憶を渡す前、侑子の元に来た時」の
四月一日に近い感じなのかなぁ…と。
この時に、百目鬼はあの卵の意味…使う時の事を聞いたんですねぇ。
「いや…一度しか使う必要がないのか
確かに…あいつには使えない」
一体、どういう意味なんでしょうか…?
そして4年後の月日が流れて。
新章・籠の見開きのカラーページでのしなだれ姿といい、
不規則な生活で寝起きの顔&首筋を晒す様子といい、
P63の4コマ目の魅惑的な四月一日の表情といい…
誰?!っていう位の四月一日の変化。
つか、P43の4コマ目の表情にヤラれた!
「どうだろうなぁ」
ってこの表情、ヤバイです!!
色気というか気だるげな雰囲気というか…今までの四月一日とは
繋がらない様な色んな形容詞が似合っちゃっています。
お酒に煙管に、数多くの衣装に…と、侑子さんの要素を沢山受けた
四月一日が一々素敵に見えます。
(福山さんの四月一日の声で聞きたいです…!
絶対素敵になるでしょ!!)
民俗学を専攻する大学生になった、百目鬼との会話でも、
「おまえが五月蠅いからな」
「食うなら性の良いもんがいいだろうが」
あんなにわめいて動いての大きな反応を返していた四月一日なのに、
それが全く無くなっていて。
つか買出しですか……通い夫?(爆)
寝室でのマル&モロとのじゃれあいは、ほっとすると言うか…
ちょっと面影が見えたというか。
…やっぱ、何処か「ミセの主人」という形に自分を押し込めている感じが
切ないです。
そして、店の主人として客の願いを叶える四月一日。
今回の客、盲目の三味線奏者の女性を迎えた時の、月飾りの黒い服が
またお洒落で…うん、カッコイイんだよねぇ…四月一日なのに!
「…この三味線は
猫としてではなく三味線として
恋しい相手を求めた
それが答えだと思います」
生まれと異なる今だとしても、現在の自分を選んだ「彼女」。
…何処か今の自分を選んだ四月一日と、重なります。
「何年経っても四月一日は四月一日だ
変わる事と変わらない事がある
だから、みんな心配する
四月一日が傷つくのを」
「でも君尋くんが傷つくのは駄目
心も、躯も」
足りない対価の為に、傷を負う四月一日が心配すぎる…
蜘蛛のエピソードで自分自身を軽んじる事の多い四月一日の姿勢が否定
されて、四月一日もそれを分かった筈なのに…不安です。
誰もが皆、今の無理をしている四月一日に対して歯がゆい思いを抱いて
いるんでしょうなぁ。
因みに、小羽ちゃんは中学生に。
やっぱ可愛いです小羽ちゃん。
今も、占いのおばあちゃんの所に居る様子。
…ところで、ひまわりちゃんは?
夢で遥さんに会う四月一日。
この4年で、彼からいくつかの術を教わっていたようです。
夢で思い通りに動いていたのもその一つみたいですし、彼を師と仰いで
いる様子。
その彼曰く、生まれながらに四月一日は強い力を持っていて、おそらく
侑子さんがそれを封じていたようだ、と。
「対価を受け取らなかった事で
君の中の力は解かれて
そして今も育ち続けている
この店という特異な場から出られないという事が
それを更に進めているのを分かっているね?」
「強すぎる力は
幸せだけを運んでくる訳ではないよ」
ツバサでも黒鋼の台詞として言われていた言葉ですよね。
強い力を持つからこその不幸もある、と。
それでも、四月一日はこの行動が危ない事を分かっていながら自分の
「願い」の為に選んでいるみたいです。
「逢えると信じているのなら
その時、あのひとが泣くような事は
してはいけないよ」
…何だか、侑子に会いたいという四月一日の願いですが、その対価に何か
悲劇が起こりそうな予感が…(滝汗)
つか、朧はツバサ28巻を読んで、飛王はクロウからかも…とか思ったん
ですが、むしろ四月一日じゃないよね…?と戦々恐々としております。
それとも、四月一日自身は生まれた時に「幼少期のクロウに似ている」と
飛王に言われていた辺りから、四月一日=クロウ、なんて事もあるかも…?
って思った事もあったんですがねぇ。
…いやまぁ結局は良く分からないんですが、言うだけ言っておきます(苦笑)
あ、あと、ツバサのその後がちょびっとだけ語られていました。
玖楼国を出てから、彼らの時間がどの位経っているかは不明ですが、
ピッフルで黒鋼の新しい腕を作ってもらっているみたいです。
あの腕は壊れちゃいましたからねぇ、今度は時間も余裕あるでしょうし、
ちゃんと表皮も調達できるかと。
…やっぱ「ツバサ」ももっと見たいです!
![]() | ツバサ 28―RESERVoir CHRoNiCLE (少年マガジンコミックス) (2009/11/17) CLAMP 商品詳細を見る ツバサ完結!! 「夢で視た未来を変えるのは」 「難しいけれど でも」 「一緒に旅をして来たおれ達と」 「あの人達がいれば」 「「「「未来は選べる」」」」 4人のこの言葉が、飛王の企みを打ち破る力そのものだったのかも。 停滞か前進か、最後の最後まで驚かされる数々の真実と、未来への希望。 人の願いと選択を描ききったCLAMPは凄いです! |
「俺の本当の名前は」 「私の本当の名前は」
「「…ツバサ…」」
…いやぁ、28巻で完結となったこの作品ですが、この凄まじさは
本当に圧巻でした。
CLAMPらしい、伏線が多い驚きの展開とストーリー、魅力的な人物描写、
そして何よりCLAMPの集大成というかの様な、各作品に描かれていた
「もうひとりの」キャラクター達。
ラストに向けての「二次」的な生まれへのテーマというか…
「シミュラークル」って言うんでしょうか?
オリジナルとコピーと言う様な…そんな事を感じた作品です。
「シミュラークル」についての考察は、朧は…全然なので(苦笑)、
朧が思った事をつらつらと書いていきます~
この「ツバサ」は、「オリジナル」と「コピー」について、
というテーマだったと思うんです。
最初から、主人公のカップルが「小狼」と「さくら」という、
(偶然にも朧の初CLAMPだった)「カードキャプターさくら」の
主人公カップルと同じ名前・同じ姿のキャラクターでした。
様々な世界を旅する中で、「別の世界の同じ存在」が数多く出て、
「世界はそれを知る者の前にはひとつじゃない」としていたん
ですよね。
だから、ツバサの小狼とサクラは、「カードキャプターさくら」の
二人とは違う世界の二人、と言う事。
他の仲間のうちモコナはレイアースの二次で、黒鋼とファイの二人は
オリジナルだったので、「二次キャラとオリジナルキャラの共存」を
描くのかなぁとか思っていたんです。
ですが物語が進んでいくと、そもそも初めの小狼が写身であり、
旅に出たサクラも写身だった。
ツバサという作品の中だけで、中心となる小狼もサクラもそれぞれに
「オリジナル」と「コピー」が居るという驚きの真実。
それはある意味、対比、相似、二面性とも言える事で、他の主なキャラにも
当てはまる事。
黒鋼の真名は、鷹王。
ファイの本当の名前はユゥイ、双子の兄弟がファイ。
モコナは、白のソエルと黒のラーグが居る。
xxxHOLiCの四月一日はもう一人の『小狼』だったし、知世を始め多くの
キャラが異世界の同一人物として登場し、侑子とさくらは共に死の淵で
時を止めていて、飛王も『小狼』も願いは同じ。
それと同時に、物語は「死者の蘇生」というテーマ(これも初期から
仕込まれていたんですよねぇ)で、「留まる(或いは逆行)」か
「進む」かという選択を示される展開。
侑子に対しては、クロウは受け入れ、飛王は取り戻そうとした…
作中悪の「死者の蘇生」を願う飛王というキャラが、目に見える敵
として小狼とサクラ達に立ちふさがって。
小狼やサクラ達、彼らの「選択」を描いた物語だった、「ツバサ」。
明かされた世界の形。
繰り返される、閉じられた輪の世界を破るそのきっかけに現れたのが何と、
オリジナルの「カードキャプターさくら」のさくらちゃん!!
はじまりがどんな形だとしても、信じれば、
「絶対、だいじょうぶだよ」
と、無敵の呪文を!
…まさに、オリジナルから二次へのエールですよね。
そして、どれだけ驚かされるのかと凄まじかったツバサですが、やはり
最終巻でもとんでもない展開が。
何と、小狼の父母が「写身小狼」と「写身さくら」という驚愕の展開!
…呆然としましたよ。
まさかそう来るとは思ってもみなかったですし。
侑子のもとで、聞けなかった告白の続きがようやく出来た二人に涙…。
写身でも、思いは消えない。
元になった存在が居ても、自分にとっての想い人はたった一人で。
そして、生まれ変わった彼らの再びの出会いは…感慨深かったですねぇ。
「カードキャプターさくら」読者の方は分かるでしょうが、あの再会シーンは
オリジナルの二人よりちょっと「進んでいる」んですよね。
「CCさくら」では、小狼を日本でただ「待ち続けた」さくらですが、
「ツバサ」の写身のさくらは香港へと「行っている」ワケで。
桜の花びら舞う中、同じ様でありながら「違う」二人である事を、強く
感じました。
あ、レイアースの光、海、風の3人が最後にやっと出てきてくれたのは
嬉しかったですねぇ。
「夢で視た未来を変えるのは」
「難しいけれど でも」
「一緒に旅をして来たおれ達と」
「あの人達がいれば」
「「「「未来は選べる」」」」
二人の小狼と二人のさくら、4人のこの台詞が全てですねぇ。
誰一人欠ける事無く…そう言って飛王の企みを打ち破った彼ら。
でも、全てが終わった時、消えてしまった写身の二人。
「二人がいれば終わりじゃない」って、そういう意味ですか…ッ(泣)
残された小狼は、対価を支払う事で無事世界の流れに戻れて。
ただその対価が、一つの所に留まらずに…「旅を続ける事」。
モコナ、黒鋼やファイも旅する事を、さくらは彼らを待つ事を選択した。
――再び出会える事を「信じて」。
その出発の姿は、あの日本国での出発とそっくりで、でもみんなが揃って
玖楼国の服装であったり、さくらの元に行くのではなくさくらの元から
旅立つ事であったりと、対比されていて。
その旅立ちの時、ようやく明かされた主人公二人の「本当の名前」。
「俺の本当の名前は」 「私の本当の名前は」
「「…ツバサ…」」
何と、この作品のタイトルそのもの!
小狼とさくらという「CCさくら」の二次ではなく、ツバサという名前の
異なるキャラクターである事が明示された驚き。
また、このツバサ二人の告白のシーンでも、小狼からさくらに伝える事で
CCさくらの二人とも写身の二人とも違う事を表現していましたねぇ。
澄み切った空を見上げて彼らを見送ったさくらの穏やかな表情が、
この物語の未来を暗示しているんだと思います。
小狼とさくらが笑顔だったのが、凄く嬉しかったですねぇ。
これはハッピーエンド、ですよね?
…やっぱ、つらい結末は見たくなかったんで(苦笑)
写身の二人にしても、どうやら「消えた」のではなく「中に居る」と
言う小狼。
今ある魂に体を与えたい…そっか、それは「生き返る」のとは違う事として
語られそうですねぇ。
これからの小狼達の旅でその術も探すつもりだそうですが、彼の旅は…
これで完結だともぅ見れないのかなぁ?
あとは、気になったのは飛王・リード。
彼もまた、本人というより「誰か」の強い「想い」によって具現化した、
写身のような存在だったとの事。
「ツバサ」の物語では語られなかったこれらの部分ですが、もしかしたら…
「xxxHOLiC」の方で語られるのかも…と思ったり。
…ちょっと気になるのが四月一日から飛王誕生説なんですがねぇ…(戦々恐々)
以上、つらつら書きましたが、一言で言うと「最高!!」って事です。
CLAMPの先生達ホントに凄すぎます!
こんな凄い物語を読めるだなんて…「カードキャプターさくら」が人生で
初購入コミックだった朧としては、ホントに感慨深いですねぇ。
まさかまさかの展開、始めからから数多く仕込まれていた伏線の数々、
そして今までの作品からの沢山のキャラクター達…
どれをとっても素晴らしかったです!
お疲れ様でした!&今後の作品も楽しみにしています!
![]() | 鋼の錬金術師 24 (ガンガンコミックス) (2009/12/22) 荒川 弘 商品詳細を見る ホーエンハイムと「お父様」との一対一の戦い。 また前巻から続くスロウスとの戦いをはじめに、アームストロング少将らブリッグス軍による中央司令部制圧作戦。 いよいよとなったその瞬間、戦場に響くはあの人の声。 文字通り、正面から堂々と道を切り開くその姿は王の圧倒的な「力」そのもの。 それでも尚戦うブリッグズの彼らと、その戦いに参戦するグリード。 強欲のグリードとして、シンの皇子リンとして、王たる存在を倒さんと二重の意味での再戦は、正に命がけの激闘! それと時同じくして、地下を進むエド達の前でいよいよ始まった「第一段階」。 その瞬間、開かれた扉に呑み込まれたのは――。 凄まじい激闘と、驚愕の展開。 特に、エド達人間側が掲げる「一は全 全は一」に対し、お父様側が掲げるのが「全は一 一は全」…「全」あっての「一」と、まさにエド達の思想とは全くの正反対。 本当に見事です。 |
ようやく購入&読了したので、遅ればせながらも感想をば。
以下、完全にネタばれです~。
「お二人とも逃げてくださぃぃぃぃ!!」
この土壇場で手を組む事となった、アームストロング姉弟と中央軍の兵士達。
最初は、命令ではなく己の命を守る為に手を組んだ関係だったのに、
いつの間にかそれを越えて、一人ひとりが命がけで何としても姉弟二人を
逃がそうとしている…
一人ではとても太刀打ち出来ないスロウス相手に多くの中央兵らが力を
合わせ、文字通り鎖となってスロウスの動きを抑えているこのシーンは、
まさに「一は全 全は一」。
こちら人間側の象徴的な絵ですよねぇ。
何気に戦闘中に背を合わせている辺り、中央兵への少将の信頼が見えたりv
少佐の、戦場から逃げろというのか!っていう台詞も、彼のバックがある
辺りを思うとホントに重いなぁ…と思ったら、
「いいねぇ逃げない覚悟!
いい男じゃないの
うちの旦那の方が数万倍いい男だけどさ」
師匠――!!!(喜)
カッコイイです師匠!
いつものスタイルで悠々と登場、そして全力で惚気、流石です!!
「あんた 行ったよ」
「あいよ」
アイコンタクトすら無しの阿吽の呼吸流石です!!
そして少将の顔が驚きで崩れた初めての瞬間…?(笑)
友よ!!!
立て!!!(クイ)
あはははははッ!!!(大 爆 笑 ★)
まさかあの筋肉で生まれた友情がこの決戦で実を結ぶとは!
荒川先生大好きです!!
「俺の中にいる五十三万六千三百二十九人
全員と対話を終えている!」
ホーエンハイムさん…あの魂全部と「対話」済みとは!
以前に山の中で数名の名前を言って、すまない、使わせてもらうよって
言っていたのは、ホントに体内の魂に呼びかけていたみたい。
そして彼らもまた共に戦うと、協力していると。
…アルが対プライド戦で言った、「一緒に戦おう」という言葉もそう。
賢者の石にされてしまっていても「人間」として見るのは同じ姿勢ですねぇ。
「見下しているのはそちらの方ではないのか
ホーエンハイム
進歩しているのが自分達だけだと思っている!」
人間側であるホーエンハイムの進歩が「対話」。
なら同じ時間を経たホムンクルス…お父様側の進歩は、ホーエンハイムの
形をした砂袋から出る事が出来る事、なのでしょうか?
プライドの影にそっくりなその姿は…ホント、気味が悪いです。
「ただいま諸君」
……怖ッ!!
頭から冷水を浴びせられたような感覚が本気でしましたよ。
勝った!と思ったその瞬間に響くその一言が、めちゃくちゃ怖くて。
ここまでブリッグズの優勢な状況で進んできたのに、大総統一人のその
存在そのものが圧倒的な「力」で。
しかも、
「私の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?」
ですよ!
小細工も何も彼には必要なし。
多くの人が沢山の策を講じて成ったこの状況なのに、まっ正面から
たった一人の「力」でこうも一方的に崩されるとは…
これはホントに何というか…確かに「孤高の王」という存在。
彼には、仲間も部下も何も「必要ない」んですな。
力を合わせるという、「一は全」が成らない。
彼一人で既に全となってしまっているが故に、一を集めての全という形は
必要としていない…孤独な王ですね。
そんな、全てを手に入れていながらも全ては所詮与えられただけで
何も無い、孤独な王の前に降り立ったのが、
「だけどなんでかねぇ…
見捨てる気持ちにはなれねぇんだよな
そういうの!」
グリード登場!!
対ブラッドレイ戦は、グリードにとっても、リンにとっても因縁の相手。
倒さねばならない「王」。
…まさかここで再びの対戦とは、ホントに荒川先生は凄すぎです!!
グリードとリンも、凄く仲良くなっているし。
(中の相棒に~って、あのグリードが「相棒」って!
それってリンを自分と同等と認めているって事ですよね?!)
「こいつが我が孫娘の腕を千切りよった男カ!」
そこへ、フー爺さんも参戦。
そういえば爺さんだけは敵側に面割れしていなかった…つまり相対した
事が無かったんですよねぇ。
これでグリードの擬似部下:バッカニア大尉、リンの従者:フー爺さん
みたいな形になっています。
「どれ
アームストロング少将に全部なすりつけるか」
見た目を裏切って頭脳派なブレダ少尉が活躍中~(笑)
にしても、どこもかしこもが戦場の中、一人何も知らない夫人。
彼女は今も、戦場で圧倒的な存在である大総統をただ、夫としてその身を
案じていて。
上記で「何も持たない」とは言いましたが、ブラッドレイにとって唯一、
彼自身が「選んだ」と名言出来る存在が、夫人なんですよね。
彼女のその想いは、間違いなく「夫」として、「一人の人間」として
ブラッドレイに向けられているワケで、彼の魂は彼自身であると
思えるんですが…
戦場がどんどん地下へ地下へと向かっている中、此処もそろそろ…という
ラジオ占拠中のマスタング組が夫人を連れてどう動くのか、気になります。
「信用できる人物だわ」
確かにきたなっ…(笑)
でも良かったねぇ、ブロッシュ軍曹。
今まで全力で一人仲間はずれにされていたから…(苦笑)
まぁここで真相の説明をされて下さい。
自転車で家を飛び出した彼の合流でまた、一人味方が増えましたねぇ。
「全は一 一は全!」
…吃驚しましたよ、ホントに。
今まで人間側で「一は全 全は一」をテーマとしていましたが、その言葉の
前後を逆にするだけでこんなに意味が変わって聞こえるとは…
「全」ありきの「一」、大勢の為には少数を犠牲に…って、作品として
否定される様な思想が滲み出るこの感覚。
「選ばれた者」という選民思想なんかも感じさせて、お父様側の都合の
良い解釈に曲げられているのが良く分かります。
…にしても二人の女傑&その後ろの筋肉友情二人。
これだけでめちゃくちゃ恐ろしいです(震)
「貴方自身を信じなよ」
まずは「一」があってこそ。
「一」たる己のあり方を選んでこそ、その積み重ね…一人ひとりが集まる
事で「全」となる。
そう諭す師匠が、ホントに素敵です。
「……街(あそこ)に家族がいるんだ」
国の為、国民の為…
それらの想いは確かにあるけれど、それでも「一」たる己の一番の想いは、
身近な人々…
家族、恋人、友人など…自分にとって大切な人が平和に暮らせる事。
根っこの芯の部分があるからこそ、上官の命令に否を告げた彼ら。
…名前もないその他大勢なのに、こういう風に彼ら一人ひとりの想いを
描くからこそ、鋼の物語は凄いんだと思います。
「…となると…」
「こっちか…」
少将や師匠も、ここでお父様の本拠地たる地下へと否応無く進む事に…
「迷子かね鋼の」
「まっ…」
持ち直した大佐と相変わらずの低レベルな言い争いするエドに(笑)
でも、朧は個人的に言い合う二人を呆れて眺める中尉とスカーの
「……」
がツボだったり。
この二人が同じ吹き出しで同じ反応をしている、っていうシチュエーションに
可笑しさと少しの感慨が。
「大佐の説得をしてくれてありがとう
あの人 憑き物が落ちたかもしれない
ありがとう」
ホークアイ中尉からスカーへの感謝の言葉。
まさか礼を言われるとは思っていなかったであろうスカーの、見えない顔
がどんな表情をしていたのか…
きっと、彼本来の表情が覗いていたんじゃないかなぁと思ったり。
「俺にキング・ブラッドレイと同じになれと言うのか!!
あいつは自分の民をも見捨てようとしている
あれは俺の目指しているものとはちがう!」
フー爺さんの危機に「勝手に出てきた」リン。
まさにランファンの時と同じ、民を守らないブラッドレイと民を守るリン。
見下ろすブラッドレイの姿がまるで絶対の神の如く、その存在の圧倒的な
強さをみせつけるかの様。
「この老いぼれはここで……
永遠のいとま…頂戴いたす!!!」
フー爺さん~!!!(悲鳴)
この激しさと、それでもブラッドレイへ届かない無念さに涙が…
ブラッドレイの「ホムンクルス」の左目が、もはやどうにも出来ないのか
と思わせ――
「たとえ神のごとき目を持っていようとも
見えない所からの攻撃は防ぎようがあるまい」
大きく見開かれる、ブラッドレイの「人間」の右目。
……ってうわぁぁぁぁッ!!!(悲鳴)
「じいさん
地獄への道行き 付き合ってやるぜ」
「おォ……かたじけなイ…」
いやぁぁぁッ!
二人ともそんな…凄まじ過ぎるよ…(泣)
フー爺さんの、むしろ穏やかさすら感じさせる様な台詞が…(号泣)
「一矢報いた」…それに対する安堵なのでしょうか…?
そんな、部下達の命がけの攻撃によってブラッドレイに傷を負わせた
その決定的瞬間、硬化した腕で涙を流しながらブラッドレイに一撃を
加えたのは…グリードか、それともリンか。
この瞬間は、きっと本当に「二人とも」だったのではないかと。
「「キング・ブラッドレイ」になれなかった男たちだよ」
まさか彼らまでもが登場するとは…
てっきり処分…賢者の石の材料にされていたんだとばっかり。
そういえば、この時スカーが反応していたのは、「余り者」との言葉なの
でしょうかねぇ?
「五つの…頂点を持つ練成陣…!!?」
地下通路、研究所そのものすら、この計画に直接関係しているんですか?!
どんだけ伏線…(凄)
これは「第一段階」だそうですが…そもそもこの人、一体何者?
錬金術師で医者、キング・ブラッドレイを作った人。
でも、その当時から姿が変わっている様には見えないんですが…
「鋼の!!!」
エド、アル、師匠の三人…「人柱」に対する、扉を通じての強制収容ですか。
これじゃあ何処に居ても逃れられないですね…。
ただ、扉に呑まれる時、エドも師匠も練成の分解を受けている描写があった
んで、アルも分解されてる…んですよね?
同じ様に姿が消えて居たんで。
って事は、アルの魂がちゃんと扉をくぐって行くならもしかしたら…?
それとも今回の強制収容で5人分を使われてしまった…とか?
…ッめっちゃ気になります!!
次巻、25巻。
「扉を開けてみようか
マスタング君」
って、残り一人の人柱の席を埋める為に、「人柱候補」として挙がっていた
マスタング大佐が?!
無理やり扉を開けさせられるだなんて…うわもぅホントに待てないです!!
トーキョーエクスプロージョンから数週間後…。
警視庁公安部の霧原未咲は、不可解な殺人事件の裏に「黒の死神」と
呼ばれた契約者の関与を察知した――!
岩原裕二によって紡がれる完全新作、第3の「DARKER THAN BLACK」
登場!!
DTB二期の面白さにつられて、楽天ブックスで買ってみました、
DARKER THAN BLACK~漆黒の花(1)。
キャラデザの方が描いているんですねぇ。
キャラクターがアニメのイメージそのままな感じで、凄くイイです。
一期ラストの直後の話でちゃんとアニメ本編と繋がっていて、がっつり
描いて来ている感じがいかにもDTBって感じで嬉しいですし。
キーは契約者ハーヴェストと黒い花、そしてその黒い花によって
生まれる契約者もどきの覚醒者。
主な登場人物は一期生存のキャラと、漆黒の花の新キャラ…
(因みに今のところ二期「流星の双子」の新キャラの姿は見えず)
黒は自らの義務としてハーヴェストと戦い、銀は黒をサポートし、
未咲ら公安は契約者を追って、パンドラの某博士らは覚醒者の
確保を狙う。
能力を持ちながら、感情が合理性を上回ってしまっている覚醒者。
…この作品でもまた、人間でも契約者でもない、「覚醒者」という
「狭間の者」が登場です。
いや…こんなに面白いとは思ってもみませんでした。
漫画単体としても十分面白いです。
もちろん、一期のアニメを見ていると黒や銀の背後が良く分かるので、
より面白いと思いますが。
「漆黒の花」おススメです!
以下は、「漆黒の花」をシーン毎に書いていますので、未読の方は
ご注意をば。
![]() | DARKER THAN BLACK ~漆黒の花~ 1 (ヤングガンガンコミックス) (2009/10/24) 岩原 裕二BONES 商品詳細を見る |
「アナタが止めなくてはね 黒」
黒がハーヴェストを追っているのは、自分が人間と契約者双方を
選んだ事で生まれた現状だからなんですねぇ。
アンバーの残したメッセージ…相変わらずアンバーさんの存在は
大きいです。
「人はなぜ…合理的になりきれないのだろう……
なあ…BK201」
一期では、「契約者は人間性が薄い」様な事をよく言われていましたが、
逆に「人間は合理性が薄い」との言葉。
人間だけが弱肉強食・自然淘汰の世界の中で、合理性・有益度を
最優先とする事が無いといのは、異端で。
むしろ、契約者の方こそ、自然な姿ではないか…と、黒にそう問いかけて
いるハーヴェスト。
このページの、黒の死神としての仮面と、素顔が覗く目元。
契約者と人間の「狭間の者」たる黒らしいこのカット、素敵です。
「BK201と戦っていた者の正体を知りたい」
基本黒が戦うのはハーヴェスト、なんでしょうが、その正体が不明。
本人は「メシエコードHV117」と名乗っていますが色々不明ですし、
公安のデータベースに載っている彼と思われる人物の欄は、
LB982:Matthew Edner
物質の分解(接触)
危険度:C
となっていますし。
あの能力の強さだと、危険度がCとは思えないんですよねぇ。
むしろ最高ランクかと。
LB982の星も既に流れている訳ですし、彼の正体についてはまだまだ
不明な事ばかりです。
「コンマ2増えてる!?」
って未咲さん可愛い~v
タオルどけてよし♪の「♪」が余計に可愛らしく見えて(笑)
「そしてBK201!」 アナタを
この「追いかける」感じが未咲ですよね~。
「アナタ」を、って言い方がいかにも特別っぽくって何か嬉しい。
二期を見ている者としては、やはり「漆黒の花」でもひたすらBK201を
追いかけるんだろうなぁと思ったり。
「私…契約者になりたい」
トーキョーエクスプロージョンの後、契約者について一般に情報が
漏れた事で、契約者になりたいと望む者も現れた…と。
この辺、一般人からの契約者に対する認識が描かれていますが、
ただ単に「すごい力が使えて…感情がないって……」って応えている
辺り、ドールとかモラトリアムとか対価とか、そーゆー詳しい事は
まだまだ世間には知られていないんですねぇ。
やっぱり「契約者=感情が無い」って言われるのか…
「BK201のドール…その観測霊か…」
…この台詞に凄く萌えました(爆)
いやでも、銀が「BK201のドール」って、「黒の」ドールって呼ばれる
だなんて!何て美味しいの!(朧は黒銀好きです)
つか全体的に黒銀な感じの「漆黒の花」です。
「仮面もナイフも…ストックは少ない…」
あーそっか、今はもぅ組織のバックもないし、ホントに個人で動いて
いるんですねぇ。
特に相手がハーヴェストだと、戦う度にナイフを分解されちゃって減る
一方でしょうし。
…それを思うと、二期の黒が凄く心配ではありますが。
そりゃ黒は元々暗殺者やっていましたけど…次の5話も不安です。
「何か作って食べよう
…それと洗濯と…着替えもだな」
二人で仲良く一緒のベッドに寝ているんですねぇ。
黒に言われてそのままぽすっと再びベッドに横になるのも、お腹が
鳴っちゃうのも凄く可愛いです、銀。
お腹が鳴る事なんて、とても人間的ですし。
黒の↑の台詞なんて、どこの夫婦?って感じで微笑ましいです。
銀が一緒に居るから黒は独りじゃないんですよね。
…ホント、二期での黒のやさぐれ具合がどんだけ二人にキツイ事が
あったのかと思うと、哀し過ぎます…(泣)
お金あるのに、あんだけ大食漢だったのに、お酒ばっかり呑んでて
全然食べてないんですもん、黒…
「何か見付けたらすぐ教えてくれ」 コクッ
伊達眼鏡も似合ってます、黒。
見えないのに頷いちゃう銀もめっちゃ可愛いv
って、シャツ…これはもしや黒のですか?!
お揃い…ペアルック…つか着替えと洗濯って、銀もだったのね。
…可愛過ぎます(笑)
そして何気に大量のお皿が積まれていて…やっぱり銀と一緒の時は
黒はちゃんと食べていたんですね…マジで今の黒がどんな目にあって
しまったのか、めちゃくちゃ怖いです…
それが「漆黒の花」で描かれるのか、それとも別にDVDの映像で
語られるのかはまだ分かりませんが。
「お久しぶりです
ロバート・シュレーダー博士」
おー、ここにも登場ですか、シュレーダー博士。
二期でも名前だけ出ていますし、やはりこの後もサターンリングの
装置を使う以外の「契約者を消す」方法を研究…って事だったんで
しょうかねぇ。
でも軟禁状態って事はやはり、パンドラが博士を簡単に手放さないと
いう事の表れだと思いますし、そうすると二期での「三号機関」が
繋がっている様でやはり怪しく見えて来ますが…
「彼は契約者の未来 人類の未来
両方を選んだ訳だ
驚いたねまったく…」
「…それが一時凌ぎだったとしても
彼には彼の考えが…」
未咲さんは黒の思想的なパートナーみたいな立ち居地ですもんねぇ。
違う道を、立場を選んだ、同志というか。
こういう風に、黒の想いを言葉にして慮ってくれるのが嬉しいです。
なのに、二期では島流しに…って事は、この件で何か警察の上層部か
何処かから弾かれる様な行動を取る事になってしまうんでしょうかねぇ。
彼女がBK201を追う為なら、かなり無茶する事は明らかですし。
「領分を守れと言っているんだよ
他の領分に足を踏み入れるなと!」
部長代理…なかなかやっかいそうな人物ですが。
つか、宝来部長があんなだった訳で、その後釜に来た人物ってだけで
胡散臭く感じますが。
データ照合のシーンでのカットも意味深でしたし。
「もうやめよう…こんなこと…」
「ゴメンね」
ギリギリの所で踏み止まろうとした二人。
なのに、現実は戻れなくなってしまっていた…と。
一人は死に、もう一人は精神は花に囚われて殺意のみが残っている
状態…覚醒者になってしまった。
この展開(二人ともが儀式を受けていて願いも「同じ」だった)は予想外
でしたが、やはり暗闇に向かっていますねぇ。
「BK201の電撃…
その本質は電子のコントロールにある」
成程…黒の(というか白の)能力の実体が「電子への干渉」だったとは。
それで「物質変換」なんですね。
でも、一期最終話で黒は白の「物質変換」の能力を使っていたんですが
それはあの時だけだったんですかね?
「漆黒の花」でも二期でも、黒は「電撃」しか使っていないですし。
あの時のはゲート内だったからなんでしょうか?
「思い出した
これは…殺意」
凄い…何と言うか、梓が凄くカッコイイです。
絵の力なのでしょうか…とにかく迫力がありますねぇ。
能力を得ても、殺意が残る梓。
合理的か否かという意味ではやはり、契約者とは異なりますねぇ。
「覚醒者の捕獲を最優先するんだ
連中に先を越されたくはない」
誰でしょう、「連中」って。
彼らの他に「黒い花」に関する団体か組織か…何かしらの集団が居る
みたいですが。
その辺、ハーヴェストとの関係はあったりするんでしょうかねぇ。
「その前に もっと詳しく事情を説明していただきたいのですが?
セルゲイ・ヴィクトロフ博士
ミーナ・カンダスワミ博士!」
ミーナも登場とは、吃驚ですねー。
しかも「黒い花」を研究していたとの事で、かなりのキーパーソン。
彼女の動きも楽しみです。
P.S.
次巻はいつでしょうかねぇ、続きを楽しみにしています!
前半は16巻の続きのギャグ。
後半は衝撃な真相が明かされるシリアス。
…ギャップあり過ぎじゃないですか?(滝汗)
以下、感想になります。
ネタバレ有りなので、ご注意をば。
![]() | D.Gray-man Vol.17 (17) (ジャンプコミックス) (2008/12/04) 星野 桂 商品詳細を見る |
この巻の主な内容は↓でしょう。
アレンが「14番目」の記憶を移植された宿主。
徐々に記憶が侵食して、アレンを「14番目」に変える。
…いや、そんな気がしていましたよ?
してはいましたが、そりゃないよ…って感じです(鬱)
主人公至上な朧としては、主人公が差別されるのは結構キツイですねぇ。
アレンの歩む道の先が、幸福であって欲しいんですが…
というか師匠――?!(悲鳴)
いやまさか師匠だし!
あのクロス・マリアンなんだから!
あのアレンの師匠なんだから!(えー)
師匠がこんな所で途中退場なんて事ありえない!と、思うんですが…
(「ありえないなんて事はありえない」byグ○ード(←おいッ))
「中央庁」が何やら不穏な様ですし…
ブックマンもな~んか知っているみたいですが、
あくまで「記録者」なブックマンとラビの今後も不透明ですし。
…そう、微妙なんだよなぁ…(溜息)
あと、今回は今までの反動か、戦闘は殆ど無しでした。
…ノア側の描写も無しで寂しいです。
ティッキーぃ、ロードぉ…
朧、やっぱノア側のファミリー描写も好きなんで。
代わりに、久しぶりのギャグがそりゃもぅ…暴走具合がぶっ飛んでます(笑)
リンクにしてみれば、コムイなんて天敵に値するんだろうなぁ。
まぁ、コムイもシリアス背負っていたりするんですが、
(今回はその辺も見られましたが)
だからといってあの大暴走の理由にはならんでしょうし(爆)
バク支部長…大変だっただろうなぁ…(遠い目)
お疲れ様です、ハイ。
そして次巻。
…何だか変な内容みたいです(爆)
![]() | D.Gray-man Vol.16 (16) (ジャンプコミックス) (2008/09/04) 星野 桂 商品詳細を見る |
随分遅くなっちゃいましたが(苦笑)
16巻、ネタバレですー
前巻から続くレベル4戦と、ノア側のエピソード、そして本部のギャグで続く!でした16巻。
あ、あの…シリアスな前半とミステリアスな中盤と暴走ギャグな後半って…どんだけ?!(笑)
ギャップの凄さがまた…(苦笑)
へブラスカの過去、ルベリエ家の義務、リナリーの「結晶型」のイノセンス、AKUMAの進化の秘密、伯爵側の目的、アレンと14番目の謎、「ハート」の者の正体…
何やら、次の段階に本格的に入ったっぽいですねぇ。
ブックマンは「何かある」と気付いてはいますが…教団の人は気付いてすら居ない…のかな?
とりあえず、14番目とか奏者関係の事、教えて下さい師匠ー
つか、ギャグシーンが凄まじい事になってました。
幼児化って何処の同人ですか?!(爆笑)
ブックマンがまた酷い事に…(合掌)
アレンのロングは似合ってましたねぇ。
何気にこっそりティムキャンピーも髪が伸びていました…って髪生えてたっけ?!
あ、因みにアレンの髪を結んであげているミランダが凄く可愛かったですv
![]() | 鋼の錬金術師 20 (ガンガンコミックス) (2008/08/22) 荒川 弘 商品詳細を見る 来るべき日、「約束の日」―― 虫けらだと、お父様以下ホムンクルス達に見下されていた人間達が、それぞれの立場を越えて力を合わせて立ち向かい、一矢報い、結びつき、纏まって。点と点が結ばれ、線が交わり、繋がって、対お父様への人間達の「準備」が着々と進んでいく描写は奮えました。 「第83話 約束の日」のタイトル挿入も素敵すぎます。 いよいよ鋼もクライマックス! これまでのストーリーに、キャラクターに、微塵も無駄が無いこの作品。生きているキャラクターのそれぞれの想いを描ききる手腕、綿密に練られた物語の完成度が素晴らしいです! |
以下、ネタバレありなので、未読の方はご注意をば。
素晴らしい!!
もぅそれしか言えないっていう位、凄い作品です。
この漫画を読んでて良かった!ってホントに思います。
最初はガンガンで読んでた朧、シリアスとギャグの絶妙なバランスといいキャラクターの描写といいストーリーの素晴らしさといい、もぅ大好きですハガレン!
今までバラバラに、それぞれ各々で動いていたキャラ達が、情報を共有して手を組んで纏まっていく描写が単純に凄くて。
今巻の20巻は、対お父様の準備を着々と進めていく人間サイドのうねりに奮えました。
エドとアルの親しい人々、旅を通じて出合った人達、協力してくれる軍人、手を組んだ異国の者達、命がけで戦った相手。
立場を越え因縁を越え、それでも一つになっていく展開が圧巻です!
己の過去に正面から向き合ってエンヴィーに勝ったマルコー。
過去から逃げ、「虫けら」と蔑まれてきた人間である彼がそれでも立ち向かった姿が、カッコよかった!
リオールで再登場したロゼ。
初期のエピソードの時の自分を、きちんと認識した上での今の前向きな強さが、輝いていて。
自分の正体を息子・アルに告白したホーエンハイム。
本音を明かした彼もまた、対お父様の重要人物として合流して。
虎穴に入らずんば虎児を得ず、と身一つで立つオリヴィエ。
弟アレックスとの対決とか、凄くカッコよかった!
アル達からの情報伝達にと、大総統配下をかわして動くイズミ。
ブリッグズで20年前の悪夢再び、流石は師匠!(笑)
「強欲」の名故に、変わらなかったグリード。
ブラッドレイとの戦いに、リンとのエピソードに、ホムンクルスでありながら彼の「魂」があるように思えて。
前回瀕死の状態から見事に完全復活したエド。
キメラの2人との絡みといい、グリードとの再会といい、エドらしさ全開です!
他にも、沢山いるどのキャラも素晴らしくて。
アル、ウィンリィ、スカー、メイ、キメラの人達、マスタング組、ブリッグズ組、グラマン…どの人も皆素敵で。
一体どうなっていくのか、とても楽しみです!
気になる伏線は。
・エドの元にある(であろう)キンブリーが落とした賢者の石。
・ホーエンハイムが以前どこかの山でやっていた行動。
・アルの魂の意識不明化。
・リンの臣下&マリア・ロス少尉が戻ってくるか。
・マスタングが何をさせられるのか。
・シンの錬丹術との違い。
・逆転の国土錬成陣。
・エンヴィーとメイのイレギュラー。
・ブラッドレイの人間らしさ。
…↑の最後のブラッドレイのシーンは、凄く気になります。
この巻の中でも、屈指の名場面ではないかと。
所詮、彼の周りにあるものは与えられたものばかり。
ただの偽の「家族ごっこ」。
でも、
「妻だけは自分が選んだ」 @ブラッドレイ
と、妻との関係は、想いだけは、彼にとって「本物」だと。
…そう言って、穏やかに紅茶を飲む彼の姿は、「人間」にしか見えなくて。
ホークアイのあの表情、素直に感じられました。
彼は、自分が「ホムンクルス」か「人間」か、選ばなくてはならない時が来るのかもしれません。
現在、どのキャラも「全て」を知っている訳ではないこの状況。
予想外のイレギュラーによって、それぞれの思惑が外れる事もあるでしょう。
それでも、最後までこの物語を見届けたいと思います。
…ハガレン最高!!
そして、★祝★再アニメ化決定!!
今度は原作順守の展開でしょうか?
色々気になる事はありますが、声優さん達は以前のままでお願いします!
![]() | ツバサ 24―RESERVoir CHRoNiCLE (24) (少年マガジンコミックス) (2008/07/17) CLAMP 商品詳細を見る ラストの始まりを強く感じさせるこの巻、舞台は再び玖楼国へ。そこで起こるは飛王の企み。「他者の願いを犠牲にしてでも、叶えたい己の願いがある。」その覚悟を等しく背負って向かうは、あの日の「遺跡」。そこで語られた、小狼の過去と桜との出逢いとは――?時を越え世代を越え、作品を越えた物語の壮大さは圧巻です! |
いよいよ、「カードキャプターさくら」の世界と繋がりましたよ!
小狼とサクラの二人から始まったこの物語。
「最初の小狼」は「写身・小狼」、「旅に出たサクラ」は「写身・サクラ」と、驚愕の真実を明かされたりしてきた二人ですが、まだ彼らには連なる存在が。
今登場している『小狼』、つまり「本当・小狼」とは、「『カードキャプターさくら』の木之本桜と李小狼の子供」(父の名・李小狼を名乗り、真名は別)だと!
そして幼少時、母・桜の夢に従って別の世界にある玖楼国の姫・桜(サクラ)と出逢い、共に過ごした。
その後、侑子さんに対価を支払い、時間を戻した、と。
…マジで「カードキャプターさくら」の続きになるとは!!
嬉しい嬉しい嬉しいです~!
なかよしで「カードキャプターさくら」を愛読していた朧としては、ホントに感無量です!!
こんな風に、物語の繋がりを感じられる作品が見られるとは思っても見ませんでした…(感涙)
「おれはおれの願いを叶えるために行く。
その報いは……すべてこの身で受ける。」 @小狼
これは、「東京編」終盤での、写身・サクラが言った台詞と同じ内容、ですね。
「他者の願いを犠牲にしてでも、叶えたい己の願いがある。」
他者の願いを振り払い、他者を犠牲にしても、それでも自分の願いを選び取る…その重さ。
ただ、それは小狼一人の願いではなく、小狼一人が背負うものでもない。
ファイも、黒鋼も、モコナも、一緒に背負うのだと。
…これは、「xxxHOLiC」の蜘蛛のエピソードで語られた、「半分ずつ」との結論に通じます。
「何かを得るには、同等の対価が必要となる。」
とは侑子さんの象徴的な言葉ですが、それはどちらか一人が背負うものではなく、二人なら二人一緒に、等しく半分ずつ、そうやって互いに分担して背負うべき、と丁寧に語られていたわけで。
そういう意味では、旅の最初に「次元を渡る術」の対価を4人それぞれが支払った辺りから仕込まれていたのか…?と思うと、本気で脱帽します!
旅を通じて、バラバラだった彼らがここまで強い絆で結ばれるようになるとは…!(感涙)
『小狼』と桜姫の過去、出逢いの語り。
ほのぼのしていて可愛いですv
「この世に偶然はない、全ては必然だから。」
「世界はそれを知る者にとっては一つじゃない。」
父・李小狼→『小狼』へ。
母・神官→桜姫へ。
どちらも、「xxxHOLiC」で侑子さんが語った印象的な台詞。
時を越えて、世代を越えて、受け継がれし言葉と覚悟。
いやもぅ流石クライマックス!って感が強くしますよ、震えます。
何気に、桜姫の「話せないもの達の気持ちが分かる」力にスポットが。
(この時点ではあまり発現していないようですが)(「カードキャプターさくら」のさくら(『小狼』母)も持つ)「夢見」の力ではなく、この力が此処で強調されるという事は、何か今後の大きな伏線になりそうな予感。
他では。
・玖楼国の桜(サクラ)姫
どうやら彼女の真名もまた、異なる模様。
良かった~「小狼」「桜」の様に、「小狼の真名」「桜の真名」とちゃんと互いに関係性を創れるんですね!
小狼が子供だというので、えぇ?じゃあお母さんに恋しちゃったの?!って思ったので(苦笑)
・玖楼国の王・藤隆さんと、神官・…撫子さん?
桜姫の父母ですが、あれ?という。
父王はクロウ・リードじゃなかったっけ?
「カードキャプターさくら」で藤隆さんはクロウ・リードの生まれ変わり(の二人のうちの一人)でさくらの父(=『小狼』の祖父)でしたが…どういう事なのか…?
あと、神官の母君は…見た目は「カードキャプターさくら」のさくら母(つまり『小狼』の祖母)・撫子さんにそっくりですが、名前を名乗らなかったのが意味深。
これもまた、何かの伏線だったりするのでしょうか…?
・時を戻していた『小狼』
紗羅ノ国編での、「過去を変える」事についての写身・小狼の台詞に対します。
…この伏線が此処へ来るわけですか!!
はぁ…相変わらずの凄まじい神脚本…
![]() | 名探偵コナン 62 (62) (少年サンデーコミックス) (2008/08/11) 青山 剛昌 商品詳細を見る 久しぶりの新一の登場です!過去に新一が解決したある事件について、「推理ミス」を指摘した手紙によって向かうは事件の村。そこで何者かに閉じ込められたコナンは脱出の為湖に落ちてしまって――!新一と蘭や、平次とのやり取りがとっても好きですv |
新一!新一~!!(嬉)
久しぶりの、本当の新一ですよ!
相変わらずの(友情という意味で(笑))平次→新一でしたね(苦笑)
帰りの時点で再び事件に遭遇したわけですし(しかも佐藤&高木両刑事も!)、もう少し新一&平次コンビが見られそうで嬉しい限りですv
あと、新一はやっぱりジャケットやシャツ姿が似合うと思います。
…にしても車内の後部座席、帰りは新一でも3人ちゃんと座れたのに、何故行きのコナンでは蘭の膝の上なの?!(笑)
何気に蘭の膝の上多いですよね、コナン…何故だ?!(笑)
![]() | 金田一少年の事件簿黒魔術殺人事件 (少年マガジンコミックス) (2008/08/12) 天樹 征丸 商品詳細を見る 高遠登場の事件です!やっぱり高遠がいると面白いですね~ |
今回は…高遠との直接対決じゃなかったのが残念。
先手を打たれたはじめ、ここは悔しいだろうなぁ。
にしても幼妻…自称だけでなくキャラ名の紹介の部分でも「幼妻」表記だった所にツボった!(笑)
![]() | 金田一少年の事件簿血溜之間殺人事件不動高校学園祭殺人事件 (少年マガジンコミックス) (2008/08/12) 天樹 征丸 商品詳細を見る 囲碁を巡る「血溜之間殺人事件」と、メイド喫茶での「不動高校学園祭殺人事件」。はじめの意外な才能が垣間見れたり、はじめと美雪のイイ感じなツーショットが拝めたり。 |
…アレとかコレとか、最初のテンポいいギャグシーンに(笑)
ある意味息の合ったやり取りが素晴らしい(笑)
メイド服姿の方は…たしかにあまりひらひらしていてもキツイだけかも(苦笑)
はじめと美雪の写真の絵は、凄く好きですv
二人の自然体で素敵な感じが出ていて。
気ままに最近(…じゃないのもありますが(汗))
触れた作品をご紹介しま~す。
●鋼の錬金術師 18巻
![]() | 鋼の錬金術師 18 初回限定特装版 (SEコミックスプレミアム) (2007/12/22) 荒川 弘 商品詳細を見る いよいよ「プライド」が登場!! ってえぇぇぇッ?!って感じです…… エド達はスカー側と接触。 一方の「お父様」は「人柱」候補を吟味中でしょうか? 何かが起こりそうです…! |
●D,Gray-man 13巻
![]() | D.Gray-man Vol.13 (13) (ジャンプコミックス) (ジャンプコミックス) (2007/12/04) 星野 桂 商品詳細を見る VSラビと、ティキの暴走(?)、 そしてわれ等が(!)師匠!クロス元帥の登場です!! …師匠のアレンへの扱いの酷さは流石(苦笑) |
あと、ヤフオクでツバサとxxxHOLiCの既刊セットを買っちゃいましたv
いや~楽しみですvv
ツバサは先に21巻を買っているんで、DVDも早く見たいです~!!
●名探偵コナン 59巻
![]() | 名探偵コナン 59 (59) (少年サンデーコミックス) 青山 剛昌 (2007/10/18) 小学館 この商品の詳細を見る |
………赤井さん?!
いくらなんでも突然すぎるこの展開。
赤井死亡でVS組織に一区切りとなってます。
ただ、青山先生が赤井さんを死なせるとは思えないんですよねぇ。
↓朧の予想(伏せ字で)
「あの死体は楠田陸道で、赤井さんは生きている!」
いやあの、はっきりしている事としては、
・20代男性
・銃で撃たれている
・ジョディに貸したコナンの携帯についている指紋と一致
ですよね?
だったら楠田の死体かもしれないじゃないですか!!(必死)
彼も拳銃で自殺だし、何処が撃たれてたかは書いてなかったし!
指紋の件も、入院患者3人を調べるときに彼も携帯にさわってたし!
……やっぱバレますかねぇ?
でもどーしても赤井さんが死ぬとは思えないんで、朧は「死体=楠田」説を押しておきます(苦笑)
●スパイラル・アライヴ 3巻
![]() | スパイラル・アライヴ 3 (3) (ガンガンコミックス) 城平 京 (2007/09/22) スクウェア・エニックス この商品の詳細を見る |
「ミカナギ・ファイル」を巡る各サイドの動きと、過去の真実。
何やらシャルロットの事件、裏がありそうです。
というか新登場のあの人、怪しすぎなんですけど(苦笑)
香介君と亮子ちゃん、過去こーだったんですねぇ。
そして何気に強い理緒(笑)
今回アライヴ初登場のアイズ&カノンも可愛かったです…(泣)
●探偵学園Q プレミアム
![]() | 探偵学園Qプレミアム (少年マガジンコミックス) 天樹 征丸 (2007/09/06) 講談社 この商品の詳細を見る |
おかえりみんな!
最終巻の22巻がゲット出来ないまま、買っちゃいましたプレミアム(苦笑)
…だって何処行っても無いんだもん!!
ホント、凄く気になるんですが、まぁリュウがQクラスメンバーって事は噂で知ったんで、まぁいいや!って(爆)
とりあえず、読んで一言。
いつの間にカレカノになったキュウ&メグ!!(笑)
だって~あのキュウが?!って(爆笑)
あはははは!
告白シーン想像……出来ない(笑)
とりあえず、キュウママにからかわれるキュウは絶対ですな♪
…にしても、今回の3冊、偶然にも全部「推理物」に分類される漫画だ(驚)
そういえば部屋の漫画、結構そのタイプも多いなぁ。
金田一も全巻あるし、ちょっと違うけどデスノも読んだし。
やっぱミステリーって面白いですよね♪
![]() | 名探偵コナン 56 (56) 青山 剛昌 (2007/01/13) 小学館 この商品の詳細を見る |
今回は黒の組織方面に進展…アリ?(←(?)は読んだら分かる筈)
とりあえず、ネタバレ多分に含みます。
警視庁恋物語シリーズに含まれるのでしょうか?の「婚約指輪?!」
またまた出てきた山村刑事(笑)の「鬼婆伝説殺人事件」
服部からの情報を元に本堂瑛祐の過去調べで父親が浮上し、関係者を訪ねる
→父親は写真を嫌がり、苗字が様々。本堂もその一つ。
→大抵、黒服ばかりの外国人と共にいた。
→「いよいよ潜る」と発言。周りは「Good Luck」「No pain,no gain」の台詞。
→本堂瑛祐がカメラを操作して偶然取れた、父親の写真を手に入れる。
→父親はカンパニーに雇われていた
本堂瑛祐と一緒に彼の姉探しから、振り込め詐欺事件に
→病院で、写真に写っている水無怜奈似の姉を探していると説明。
→本堂英輔の血液型はO型。
→彼の話からは、「彼の姉」はO型。
→過去の水無怜奈の映像から、彼女本人はAB型。
→本堂瑛祐の姉≠水無怜奈?
→しかし、映像を見る本堂瑛祐の表情は…
続いてる~というか、途中が抜けているのでミニチュアダックスの事件も知らなかった朧(苦笑)
相変わらず本堂瑛祐は黒白はっきりしませんねぇ。
丁度今週から、アニメでも本堂瑛祐関連の話ですし。
やっぱり黒の組織の影があると面白いです。コナン。
にしても佐藤刑事、何処を如何したら左手薬指の指輪の意味を避けて通れるんでしょう?(笑)
さて、そろそろ映画の具体的内容は…?
内容はネタバレになりますので、ご注意をば。
![]() | 鋼の錬金術師 (15) 荒川 弘 (2006/11/22) スクウェア・エニックス この商品の詳細を見る |
遂に語られる、イシュバールの内乱。
この一冊の殆どが過去話なので、エド達は殆ど出番がありません。とはいえ、ロイやヒューズ、リザを初めとした軍部の面々は勿論、ロックベル夫妻、スカーや彼の兄の「その時」が描かれていて、今の彼らの原点が見れるかと思います。非常にシリアスな描写も多いですが、この物語を語る上では欠かせないものでしょう。個人的には、キンブリーの言動に色々と考えさせられました。
↑はFC2での商品紹介へのコメントですが、この15巻は非常に重く、考えさせられる話です。
戦場で人種を超えてただ人を助けるロックベル夫婦。
医者でありながら人体実験を命じられ人を殺すノックス。
国家錬金術師としてイシュバール人を利用し賢者の石を創るマルコー。
疑問を抱きながらも命令だからと戦場を駆けるロイ、ヒューズ、リザ。
軍人だから責務とはっきりと断言するキンブリー。
人間はそれ一人分の価値しかないと取引を切り捨てるブラッドレイ。
イシュバール殲滅を行う軍への憎悪を募らせるスカー。
今回登場した人々の考え、立ち位置、理想。
それぞれに信念があり、そして簡単に「悪」を見出せない、分かりやすい絶対の「正義」は無いのが描かれていて、とても重い話でした。
今まで、キンブリーは狂人っぽく思っていましたが、彼にとっての信念も確かにあり、そして彼の言葉も真実であり、このイシュバールの戦場では上にとって優秀な兵士だったのだろうと。
ブラッドレイが比較的悪役っぽかったですが、それでも「お前一人の命がイシュバールの民全てに匹敵すると思うな」みたいな台詞も納得できて、そう思うと完全な悪は…?と。
(まぁ、この背後にいる「お父様」率いるホムンクルス一味が黒幕ですし、ワザとこの戦乱をおこしているのでそれが悪なのかも知れませんが)
そしてそれを全て受けて、なお青臭いと言われるような「理想」を掲げて上を目指す事を決意するロイがアツイ!!
勿論、それに乗ったと言って背を押す事を誓うヒューズも!
そしてそれに気付いたブラッドレイの視線が…(怖っ)
此処で「焔の錬金術師」ロイ・マスタングに目を付けてたのかも。
ロイとリザの関係にも注目。
ただの上司と部下じゃなさそうでしたが、こう来るか!な過去。
14巻でのリザの背中の謎も明かされ、リザへの召集(っていうのかな?)の時のやりとり。二人のそれぞれの覚悟が凄まじく。
エドは全然出てませんが、その他のキャラクターらの深さがグッと出た、とても素晴らしい内容でした。
ホント、ハガレンの登場人物達の描き方は凄いです。
さて、イシュバールの過去が語られたので今後のストーリーが楽しみ。
「お父様」やホムンクルスの目的、リンの事、スカーの今後、何よりホーエンハイムの立ち位置が何処なのか…
いやはや、今後も目が離せません!!