朧月夜
![]() | ゼーガペイン FILE.04 アニメ:ゼーガペイン (2006/10/27) バンダイビジュアル この商品の詳細を見る |
光無き者達は再び、「光有る者」へ。
★★★★★
ホントに、良かったねと言ってあげたいです。
あの絶体絶命の、成功する確率が限りなく低い作戦の中、仲間みんなで戦ったセレブラント達。
皆、自分達が受ける痛みから逃げず、必死に戦って。
結局、メインキャラ達の中では、途中でアーク、ラスト付近でシマが悲しくも退場となってしまいましたが、それでもハッピーエンド…と言ってもいいんじゃないかと。
滅んだ人類が再び血の通った人間になれた。
光ある世界で輝くように生きる未来に乾杯です!
キャラ別には。
●キョウ
いや~頑張りました主人公。
過去の記憶を失った戦士という立ち居地。全部背負って自滅した過去。
かなり重いもの背負ってたんですが、それ以上にアツイ今の性格が良かったですね。
人間となって失った記憶を取り戻したようですが、どちらもキョウで。
強いキョウとなった彼がカッコよかったです!
アビスとの一騎打ちもよかったけど、拳で殴りあうとは…まぁ、キョウらしいですが(笑)
にしても、突然母や父や妹が出てきた時は驚いた。
妹は「十凍未沙季」というそうですが…「ミサキ」?
って事は「シズノ」はお母さんの名前だったりするのかな?
だとしたら、大切な人ってのも頷けますね。
●リョーコ
一番立ち居地…というか、存在が不安定だった彼女。
中盤での突然の退場と、奇跡的な生存、そしてシンとの接点。
次々といろんな事が起こった中、ずっと明るく振舞うリョーコが可愛かったv
シンとの触れ合いもあったりして、一番柔軟な子だったのかなと思ったり。
ラストの台詞。
「早く生まれておいで!世界は光でいっぱいだよ!!」
もうこれで良かった!って思えます。
というか、無事キョウと結ばれたんだね?(笑)
●シズノ
最終回、特別OPでのシズノの台詞に初っ端からやられました(笑)
自分は決して人間にはなれないと、シズノが何処までも後ろ向きな感じで。
ですが、システム内部に侵入したシズノに対し、セキュリティが作動する。
「戻れなくてもいいと思ってた…でも、帰らなきゃ…帰りたい……キョウの、所へ!」
破滅的な思考に偏っていたシズノが、全力で光に向けて叫んだ台詞。
ミナト達にサポートしてもらい(この時、今度こそセレブラントに目覚めたハヤセとトミガイも(笑))制御に成功。
戦後、シズノはウェットダメージのせいか、記憶を失ってしまいましたが(これは予想外だった)、どうやらプログラムのバージョンアップで彼女も人間になれるそうで!
ホント良かったv
●ミナト
シマを失ってしまったのですが、その後も必死に司令官として皆を引っ張って頑張っていて。
「ありがとうございます…シマ指令。」
そして、幻体修復プログラムによってでしょう、ダメージを受けていた足も綺麗に治っている水着姿。
たったこれだけで全部表していてホント上手いですね。
彼女も悲嘆に暮れず、穏やかな表情をしていたのでホッとしました。
●ルーシェン
無事だった~~~!!
もうこの一言でしょう!
嫌な死亡フラグもあったし、あのまま退場となるのではと気が気でなかったですよ!
にしても、制服に違和感が(苦笑)
でもやっぱカッコイイv
全体的に、上手く作られていたアニメだと思います。
いきなり「人類は既に滅んでいる」状態だなんて思ってもみなかったですよ!
毎回、次から次へと出来事や謎が出てきて、ストーリーも無駄が無くどんどん進んでいて。
OPやEDも毎回微妙に違っていましたし、それぞれのEDへのもって行き方が秀逸。
突然の転換や、予想外な方向へいったりなんてしょっちゅうで、正に、「一寸先は闇」状態。
それぞれの登場キャラの感情も上手く描かれていましたし、アークの死や、リョーコを突然失った(ぎりぎり生きていましたが)キョウの叫びがホントにリアルでした。
最初見たときは、こんなに面白いなんて思わなかった…
今期の中ではホスト部と並んで最高に素晴らしかったです!
キャスト&スタッフの皆さん、お疲れ様でした!
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今回はフェイズ2→フェイズ3へ。
やっぱり、ナーガは既に個体としては存在していないのですね。
ナーガは元々痛覚を持たなかった。故に「痛み」を認識する事が出来ずに、自らの欲望を簡単に選ぶ事が出来た…のでしょうか?
人類の命と文明、全てと引き換えにして作ったのは、ナーガ曰く『神の国』だそうで。
クラシゲ、ミズサワ、シズノ、キョウと、様々な姿となり問いかけるナーガの意志。
それは何故かキョウに答えを求めており、同時にアビスも「ソゴル・キョウ」に特別な興味を抱いているようです。(シンはリョーコでしたね。)
ナーガはキョウを人間代表としているようですが、舞浜サーバーを移す計画がキョウ、シズノ、シマの3人で行われている事からも、キョウがガルズオルムと特別な関係を持っている可能性が高いですね。
でも、ナーガはキョウ達を受け入れる選択施もある…って?
シマやシズノは「有り得ない」と言ってたけど、違うの?
というか復元者にしてくれるなら、クロシオはナーガ側に就いてたよね?(汗)
シズノも正体が未だ知らされていないのですが、「月に、帰るのね…」の言葉通り、元はガルズオルム側なのかも知れません。
というか…シマのオリジナル関係かも。
そのシマ、途中で意識を取り戻しましたが、残り僅かなのは明らか。
キョウに向けての言葉がもう、ひしひしと…!
ただ、シマがミナトに向けた台詞に、二人ともお似合い!とか言ってみたりv
でもシマヤバイじゃん、とか沈んでみたり…
あぁもう最近ミナトが可愛い!
にしてもキョウ、「上腕二等筋」って(爆笑)
カッコよく啖呵切ってたのに、あの状況で見事に笑いに変えたのはある意味凄いよ!
次回、「光の一滴」
どうやら作戦が上手くいかないようです。
シマのオリジナルは何処に?
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舞浜サーバーがあるのは、最も安全で、最も危険な場所――それはガルズオルムの本拠地・月面。
前回破壊されたのは以前サーバーがあった場所で、シマ、シズノ、そして以前のキョウの3人によって移動されたとの事。
…何故にこの3人でしょう?
「時間がない」と何故か焦りを見せるシマ、「イェル」としか名を持っていなかったシズノ。今回ルーシェンによってこの二人の幻体以前のデータが無い事が判明しましたが、これが意味するのは①彼ら自身もデータ(AI)②ガルズオルムとは別でのナーガ関係者、あたりかな。
イェルの名から素直にIAL関係だと思っていたのですが、ルーシェンの台詞曰く、事はそう簡単じゃなさそうです。
久しぶりの二人での戦闘。そこでシズノの口から語られた過去。
シズノの名前って、キョウがつけたんですね。
「イェル」としか呼び名を持たない彼女に与えた、「自分が失った記憶で大切だった筈の名『ミサキ シズノ』」
以前の時点で欠落していたらしい、キョウの記憶の中の「ミサキ シズノ」とは一体誰なのでしょう?
「後悔してる?私と出た事。」
奇しくも同じ質問をするシズノに、「意味がない」と以前と同じように答えるキョウ。
記憶がなくても、人格が変わっていても、元は同じ…そう思えました。
にしても、シズノが知る「以前のキョウ」の性格というか…口調に激しく違和感(笑)
相手に対して「君が~」とか言ってるし。今のキョウじゃ絶対ありえない!
ガルズオルムは勢力拡大ではなく、むしろ撤退の状況にあるそうです。
ラスト、シマの右腕が光粒子化?していますが、その色は黄色。確かミナトなどは緑の光だったような気が。
時は止められない…その意味は図りかねますが、次は「最終作戦」という感じでしょうか。
にしても、ウェットダメージによってサーバー内で眠っている状態のリョーコ、心配です。
何処か変化とか起こるのか…予告では笑っているので大丈夫な気もしますが、油断禁物ですね。
次回、「戦士たち…」
オケアノスでのみだったクロシオやイリエもゼーガペインらしき物に搭乗しているようです。
いよいよ「最終作戦」でしょうか?
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さらに、ガルズオルムの本拠地が北極付近にあることも判明するが、具体的な位置特定には至らない。
キョウからそれを聞いたクリスは、アークを失った悲しみを紛らわせるために、メイイェンをパートナーにしてゼーガペイン・フリスベルグの訓練に励む。その様子に、パイロット補充の必要性を痛感するキョウだが、アークの死を目の当たりにした直後でもあり、カミナギだけはセレブラントになってほしくないとシズノに言う。
とうとうリョーコがセレブラントであると自覚しました。
時期が来たからなのか、セレブラント狩りにあわただしくなるオケアノス内。
上海サーバーでは「収穫祭」とも言われたそれは、セレブラントとして覚醒しそうになっている者達の選定。
「補習」という名目で集められた者達の中には、トミガイやハヤセの姿が。
キョウはリョーコがいない事に安堵するが、ルーシェンは「既に優秀なんじゃないか?」と。
突然、彼らにキョウの戦闘データが見せられるが、トミガイやハヤセがキョウである事を感じる程度で。
戦闘要員が欲しいシマはキープを命じ、二人だけ教室に残されましたが、リョーコの次に可能性が高い二人ですよね?
トミガイはセレブアイコンが表れていましたし、おそらく今後セレブラントとして目覚めるんでしょう。
それにしても「リセットがかかるまでに育たないと…」って事は、やっぱり2学期は来ないのでしょうか?
データとして量子コンピュータ内に存在する彼らには、成長という概念はないのかも知れません。
リョーコを守りたいと、リョーコの覚醒を望まないキョウの思いとは逆に、突然キョウに「セレブラントになっちゃった!」と打ち明けるリョーコ。
しらばっくれようとしますが、真っ直ぐな笑顔とリョーコの言葉に、受け入れざるを得ないキョウ。
街に出て、世界を見つめる二人。
コンビニでお金を払わなくても怒られない、店員はいないから。
街に出ても誰もいない、作られた世界だから。
折角だからというリョーコの頼みに、しょーがねぇなと言って。
「この世界の「端っこ」が見たい!」というリョーコの願いを叶えようと、スクーターを走らせるキョウ。
着いた海の前、行く事は出来ない「向こう側」を見つめる二人。
現実では海も越えられる、とても綺麗な海だと聞き「本当の世界をキョウちゃんと一緒に見たい!」と。
一緒にいたい。そう言って笑いあう二人は、夕日の中もとの街へと帰って行きました。
「変化を柔軟に受け入れられる」リョーコ、結構すんなりと現実を受け入れています。
勿論、葛藤もあったでしょうが、何より「キョウちゃんがいるから」という点が大きかったのかと。
パイロットとして成熟しつつあるリョーコはどうやらウィザードのようですね。
弟とのゲームを見ると、とても優秀っぽくて。
以前キョウが行った、「海を撃って水飛沫を利用」という手段を指示する様子はすぐにでも実戦で活躍できそうな位です。
同時に、クリスの残した置き土産・コブラルの逃避先が北極である事が判明。
クリスはメイイェンとゼーガに乗って訓練をすることに。
今後、リョーコがセレブラントとして来たらだれとパートナーになるんでしょう?
普通に考えればキョウでしょうが、そうするとシズノは…?
もしかしたら、面識のあるクリスと、かもしれませんね。
次回、「新たなるウィザード」
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ダブルデートのスナップ撮影をキョウから頼まれ、しぶしぶ引き受けるリョーコ。ところが、ダブルデートはリョーコの予想に反してシズノ&アーク、キョウ&クリスの組み合わせで展開。
途中、ペットショップで1匹の子犬を買い、ピエタと名付けるアーク。シズノ&アークは楽しげに語らい、見守るクリスも笑顔で、苦悩の片鱗も感じられない。そんな三人の姿に違和感を覚えたキョウが、クリスに自分の気持ちを告げると、「何かやってないと不安なのさ、俺もアークも…」その時、キョウ達四人に出撃命令が下る。
アーク~~~!!(叫)
随分前からヤバイ感じはひしひしとしていたし、前回からも覚悟はしていましたが…やっぱ悲しかったです。
アークとシズノとは長い付き合いのようで、パリの頃の話に花を咲かす様子は、すごく楽しそうで。
そんな二人の時間をつくって、暖かく見守っているクリスもまた良かったです。
アークの存在があったことで、彼らが幻体――データであり、またデータが損失すれば死もあるという事実が、自然に理解していけました。
また、キョウの置かれた状況も。
記憶を欠損し、シズノとの関係を失ってしまって。
現在はリョーコに好意を寄せているキョウ。
シズノは、一人立ち尽くしている…のでしょうか?アークとの会話で、内面の描写が多少なりともあったのですが、自分からキョウに過去を教えるつもりはないようです。
ラスト、リョーコへの気持ちを自覚したキョウが見たのは、額にセレブアイコンを浮かべたリョーコ。
いよいよ、リョーコがセレブラントとして目覚めるのかな?
そして、「たち」って事は他にも…ハヤセとかも、でしょうか?
にしても、水槽のようなところから目覚める(?)描写のアビスとシン。
一体彼らが、ガルズオルムが何を企んでいるのか、目的が何なのか、彼らは何者なのか…
未だに分かりませんね。
次回、「目覚める者たち」
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自らの自主映画の主役を探しに、キョウたちのいるプールへやってきたリョーコは、終業式の夜に行われる夏祭りへ一緒に行く約束をする。その際に、河能のことをシズノに尋ねると、「……河能くんは病気で休んでいるわ。2学期になったら出てくるんじゃないかしら」
シズノの反応に違和感を覚えたキョウに、シマたちは「河能は戦死したセレブラント」であると告げる。この世界は、セレブラントの死を事故死、転校、あるいはハヤセの恋人の津村さち子のような「いるけれどなぜか会えない人」といった様々な形で受け入れることで、矛盾を最小限にとどめようとしているのだ。
セレブラントの目覚め、世界の矛盾。
キャラの動き、関係がクローズアップされた話でした。
リョーコの疑問、ハヤセの状況。
それを知ったキョウが聞いたのは、この世界の矛盾とセレブラントの関係。
リョーコが見つけた映像の撮影者、河能亨。ハヤセの彼女、ツムラ・サチコ。
二人とも、戦死したセレブラントだった。
河能君は戦闘によるデータの消失。ツムラさんは同戦闘でデータ大破により修復不能。
この、データとしてサーバーに保管されている世界では、病気・転校・そして、「いるけど会えない人」として死が現れる。死亡が多いと不自然、との理由で世界が判断したのだ、と。
その矛盾に気付いた者、それが「セレブラント」であり、「セレブラントの目覚め」という。
「世界の歪みを引き受ける者」「仮想世界の矛盾を解消する調整者」
だが、その仕組みは解明されていないらしい。
リョーコの動きに注目する一同。
「もしかしたら、目覚める兆候なのかもしれない…」
驚くキョウ。
う~ん、なる可能性大、ですね。
とりあえず、セレブラントになる可能性は、おそらく皆あるのでしょう。
リョーコは勿論、ハヤセも前にキョウとの会話もしてましたし、後々何か気付きそうです。
河能の映像を見て、自分で撮ってみて、違和感を探すリョーコ。
それは、「人がいない」という事。
人も、動物も、動く物が何もない、ただの光景。
その静かな迫力に圧倒され、「自分が本当に描きたいもの」を見つける。
翌朝、机の上にあったのは書きあがった新しい台本。タイトルは「虹の記憶」
夏祭りの夜。
約束していたシズノは、ワザと彼らとは合流せず。これ以上自分の影響で目覚めが起きて欲しくない、という事でしょうか?
そんな中、出店を見ていたリョーコがふと気付くと、回りは誰もいなくて。
人もいない、音も無い。ただの空間に一人佇み、驚くリョーコ。
「…カミナギ?」
キョウの言葉と共に、戻ってきた光景。一瞬の出来事に戸惑いを隠せない様子で。
ハヤセに告白するが、断られ、肩をおとすミズキ。
(こういうシーンの書き方、結構好きです)
皆とはぐれ、二人ベンチに座るキョウとリョーコ。
話すのは「虹の記憶」
戦場から遁れ、その際記憶を失った戦士。彼は元の世界に戻る時、記憶がなくなってしまうといって、虹色の貝殻に記憶を残し、彼女に託す。
戦いが終わり、戻ったのはずっと先の未来。少年は「虹の貝殻」を見つけるが、壊れていて思い出は何も聞こえなかった…
そんな、キョウにそっくりの戦士の、哀しい物語。
リョーコに、自分が出るよ!と明るく言うキョウ。
「(大丈夫だ。俺がついてる!)」
心の中で、そう思って。
とても良かったです。
こういう、人と人との関係を描くエピソードは好きです。
セレブラントの事。リョーコの事。ハヤセの事。
上手く組み合わさって、理解もしやすく、設定もホントに面白いです。
ただ、あの二人が元・セレブラントならあのマンションに住んでいた筈で、記憶が無いキョウはともかく、リョーコは知っててもいい気がしたんですが…
まぁ、大きなマンションっぽいですし、皆知っているってワケじゃないとも思うんで、深く考えない方がいいかも。
次回、「残るまぼろし」
アーク…まさかまさか…
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オケアノスでは、大規模な作戦を決行するか否かの議論が交わされていた。キョウが「フィジカルデーターは前バージョンと同等にまで回復していて、身体的には優秀なガンナー」である事を知り、作戦敢行を決意するシマ。
一方、舞浜サーバーでは、ハヤセ&ウシオがキョウと和解して水泳部に入部。水泳部復活へ大きく前進し、喜びを隠せないキョウ。公私ともに快調のキョウは、作戦への参加を快諾。ただし交換条件として、水泳部の廃部の1ヶ月間延期をシマに願い出る。
すると、クリス&アークも「俺たちにも条件があるんだが」と言い出し、「思い出を作り直す」ために舞浜サーバーへ降り立つ。そんな2人とカフェで語らうキョウは、数々の衝撃の事実を知らされる。
「幻体」である彼ら。にもある、死、消滅。
セレブラントがエンタングルする度、個々に異なる部分、つまり『記憶』が欠落する事、そして、その蓄積、大きさによる影響で人格そのものまで変わってしまう事。
今のキョウが、まさにその結果の人格だという事も。
クリスとアーク、この二人もまた無くなってしまった記憶を再び作るために、一緒に過ごしていて。
アークのダメージといい、これから先が不安です…
今回、気になった事。
キョウが水泳部の存続を交換条件にした時のシズノと司令の会話ですが、残酷ってどういう意味?
というか、サーバーのデータに過ぎない彼らですし、成長する可能性は低いような気がします。
だとすると、次回のサブタイトルが「また、夏が来る」ですし、「時間が同じ所を繰り返す」可能性も。
まだまだ、気になる事が沢山ですね。
次回、「また、夏が来る」
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シマはルーシェンの進言を聞き入れ、そんなキョウが以後の戦力になるか否かを判断するべく試練を与える。現実をしっかりと受け止めさせるため、メイウーとペアを組ませてゼーガペイン・アルティールで現実世界の舞浜サーバーへと向かわせたのだ。
廃墟の高層ビルの地下でキョウが目撃したのは、小さなメモリーユニット。それが自分達の暮らす舞浜サーバーだと知らされたキョウは激しく動揺し、メイウーを残してサーバー内の仮想世界へ戻ってしまう。
キョウへの試練を与えられた今回。
香港サーバーの一件で、メイウーに言った言葉をそっくり返されるキョウ。
その事実の痛みにショックをうけるが、更に「見なければならないものがある」と送られる。
そこにあったのは、「舞浜サーバー」
キョウが「現実」だと思ってた、ちっぽけなデータの塊。
一度逃げ出すキョウですが、戻ったデータの世界でもう一度立ち直って。
人を愛するクラシゲ。
キョウを心配するリョーコ。
「もう一度泳ぎたい」と言ったハヤセ。
叩かれれば痛みがある。自分も相手も、此処にいる。自分達は生きているんだ!
そう言って、再びオケアノスに戻ったキョウ。
メイウーへ謝罪し、敵を一掃した様子は、大分強くなったようです。
他のセレブラント達との関係も、修復できた様子。
ですが、「まだ受け止めただけ。」と言ったシズノに同意するシマ。
まだまだ知らなければ(思い出さなければ?)ならない事がありそうです。
今回ラブラブだったアーク。
前回の苦しむ様子や、戦闘中でのココロここにあらずなど、ダメージが溜まっているようです。
彼女に何か起こったとき、また物語は動くのでしょうか。
次回、「ウエットダメージ」
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傭兵の二人、めっちゃ強いじゃん!
キョウ達より全然上っぽいですねぇ。ルーシェンも不敵に笑ってましたもん。
そうやら、ほとんどの人類はデータとしてすら残っていないようですね。
「人類は滅ぼされたわ。貴方の様にサーバーに避難する暇も無く…」
でもこのシズノの台詞、「私達の様に」じゃないのが気になるんですが…杞憂かな?
で、肝心のキョウですが、いきなり人類みな滅亡って事を素直に受け入れられる筈もなく。
学校にもいつものように通ってはいますが、悩んでいるのは明白。
無駄な元気もないし、何よりプールに来ないなんてありえない!と周囲の人達。
特にリョーコは一番心配していて、キョウをデート(…という名のロケ(笑))に誘う。
ですが、ファインダー越しに見えるキョウは、ずっと悩んでいて。
「私のファインダーは誤魔化せないんだからね?!」
そう言って泣くリョーコ。
其の頃、セレブラントは戦闘中。
傭兵の二人が善戦しますが、アークの右目が量子化?異常を起こして。
今回、オケアノスに残ることを選んだ彼らですが、以前の戦闘で何か因縁でもあるんでしょうか?
彼らの話も聞きたいです。
「そう…告白するのは、いつも私の方…」
このシズノの言葉からだと、二人は付き合ってた?
そんな感じがした気もしますが…キョウの記憶が戻れば分かりますよね。
次回、「水の向こう側」
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ゼーガペイン・ガルダも合流して戦闘が始まるが、ガルズオルムの目的はゼーガペインから光装甲技術のデータを奪う事だった。それを悟ったルーシェンは、戦闘に敗れて大破したガルダを自爆させる。
ターゲットを変更してアルティールに襲いかかるコブラル。第二のコブラルの参戦によってアルティールは苦戦を余儀なくされ、コブラルと相討ちとなった次の瞬間、データを吸収されてしまう。
キョウは、負傷したシズノの体が醜くパーティクル化しているのに驚愕し、同様にパーティクル化した自分の腕にも気付い慄然とする。だが、キャノピー越しに対峙したコブラルのパイロット・アビスは、生命体であることを誇示するかのように、鮮血を滴らせていた。
いよいよシズノの口から語られた、この「世界」の真実。
それは、生物としての「人間」は一人残らず消滅した、という事。
現在の人間は、プログラムデータとして量子サーバーの中で生きる「幻体」
キョウも、シズノも、学校も街も皆。そしてその為に造られている「世界」
だからこそ、「必要なもの」だけしか存在せず、本人にとって不必要な人間は存在しない。
街の外側も存在せず、現実と微妙にリンクしている「仮想空間」
「私達は機械の中の幻の街で暮らす、滅亡した人類の記憶なのよ!」
「私達は、今と此処を受け入れるしかないの…」
また逆に、生物として存在し「人間」を滅ぼしたガルズオルム。
彼らと戦うのがセレブラントですが、倒しても人類が再び存在できるとは思いにくいです。
いや、ホントに驚きました。
まさか全部が造られたもので、人間がすでに滅んでしまっているとは…
あのAIのキャラがいたから余計に。
「此の状況じゃあ、人間は我々AIとは区別がつきませんね。」
ホントにそう思います。
データの中でのみ存在する、人類の記憶、幽霊…それが今の「人間」
ですが、此処で気になる事が。
今回、キョウの暮らすマンションですが、空き部屋は元はセレブラント達が暮らしていたと。
なら、今同じように暮らしているリョーコはどうなんでしょう?
彼女も弟と二人の様ですが、もしかしたら彼女もセレブラントだったりするのでしょうか?
「ペイン オブ ゼーガ」のゲームも慣れた様子で操作していましたし、コチラ側に来るのかも知れません。
次回、「迷える魂」
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というか、闘っている世界が現実で、学校生活は虚構って事でした。
「どちらかが現実なら、もう一方は必ず虚構なのよ。」
そして、リアルの人物と、存在しない人物(データか、プログラムか…は分かりませんが)がいるような事。
今まで声だけしか登場しなかった、キョウの母がこういう意味だったとは…
今回、キョウが受けていた授業の内容。
量子なんとか~とか(爆)
そして、リョーコが感じたデジャビュ。
と言う事は、舞浜が破壊されて、人々の意識のデータを保存している世界が「学校」って事?
そして戦闘後、現れた新たな敵。
人間のような存在。
「アビス……!」
そう呟くシズノ。
うわ~強そうですねぇ。
次回、「幻体」
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「家族」がいる上海サーバーを回収したい、と言うメイウー達。
彼女らの家族は、サーバーに囚われているのかな?
ですが、任務に失敗した彼ら。
悲しみにくれるメイウーはキョウの無神経な(無知な?)言葉に怒りを見せる。
それ以上に怒ったルーシェンは、問答無用でキョウに一発。
状況が全く理解出来ていなく、呆然とするキョウ。
そしてシズノによって告げられた真実。
「これがゲームに見える? 作り物に…
これは現実よ!全てね!」
「………えぇっ?!」
今まで、ゲーム感覚で面白がっていたキョウですが、今回の件で驚いた事でしょう。
今まで「ゲーム」「仮想」だと思っていた世界が「現実」なら、今まで「現実」だと思っていた日常は一体…?
にしても、AIのフォセッタ。ホント和みます(笑)
というかシズノ先輩、初級編だけで200ステージもあるんですか?(汗)
次回、「デジャビュ」
↓「ゼーガペイン」公式サイト
http://www.zegapain.net/top.html
自分宛に送られてきた「ペイン オブ ゼーガ」というゲームソフト。
送り主は「セレブラム」
試しにゲームをやってみたキョウ。
それは「あの」ゲームのようで。
苦もなく先に進んだり、やった事もないのにIDがあったり、謎のメッセージが届いたり…
今までの戦闘、疑問にも思わず自然に順応していた自分に気付き、湧き上がる疑問。
何故、どうして。
そして再びの戦闘は、ルーシェン達との共同任務(?)
その内容はゲームと同じように「デフテラ領域」を消滅させる事。
任務完了後、シズノの制止を聞かずに機体を降りて歩き出すキョウ。
其の先にあったのはゲームと同じ扉。
背後の壁に現れたのは、「ミテルセカイヲシンジルナ」の文字。
思わずのばした手は、扉を通り抜けて。
やっと少し説明が入りましたね。
キョウ以外には浸透していたゲームの存在。
この世界、現実に繋がっているのか、それとも反転しているのか…
向こうの世界の「デフテラ領域」の影響によって、此方の世界の「環境汚染」が起こるのかな。
時間軸が不安定な感じもしますが、まだまだ謎、ですね。
次回、「上海サーバー」
何だか危険な感じ。
シズノの事を含め、キョウはどうするんでしょう?
↓「ゼーガペイン」公式サイト
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何故あんなにキョウは戦闘にのめり込むんでしょう?
シズノを探すキョウ。
誰も知らず、手がかりもない。
リョーコもキョウの部屋が光った事を知らずにいて。
それでも想いが通じたのか、向こう側とリンクして再会した二人。
そこに居たのは、生徒会長たち。
う~ん…生徒会長って二重人格?(笑)
今回の戦闘、二人とも専用のスーツ?を使用してます。
でも、とにかくルーシェンがイイ!
というか、朴さん今期多いですよね?
勿論嬉いですよv
ここで、キーワードを。
【セレブラント】
キョウたちのいる世界から離脱する能力を持つものたち。
人類をよき方向へ導く使命を有し、オケアノスやホロニックローダーに搭乗することで異世界での活動を可能としている。
【ホロニックローダー】
ゼーガペインを始めとする人型兵器の総称。
キョウたちが異世界で物理行動を可能とする唯一のツールである。
【ガルズオルム】
大天才にして大狂人『ナーガ』により組織された謎の存在。
キョウたちの世界を滅ぼそうと、数々のメカを操り、オケアノスの行く手を阻む。
次回、「デフテラ領域」
キャラの作画監督が大貫さんだそうで、楽しみです。
↓「ゼーガペイン」公式サイト
http://www.zegapain.net/top.html
とっても面白い!
ゼーガペインの戦闘シーン。
機体が淡く光って、しかも翼(?)が綺麗!
ロボットとしても結構好きです。
でも、一言。
キョウって…………カイ?(違)
いや何かイメージが被るというか(汗)
それと、後半にちょっとだけ出てきたルーシェンがイイ!
何と言っても、声が朴さんだしv
後々キョウと犬猿の仲になりそうな予感。
生徒会長達もアチラ側に居たし。どうなるのか、続きが楽しみです。
次回、「セレブラム」
コチラ側に戻ったキョウ。
これからどう動く?